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■2月1日(最終日)【情報は随時更新されます】
●合同テスト最終日、プレシーズンのオーストラリアで有終の美を飾ったのはミシュランタイヤを履くレプソル・ホンダ勢だ。2006年度MotoGPクラスチャンピオンのニッキー・ヘイデンは、この日のトップタイムとなる1分29秒52を記録し、過去2日間好調だったドゥカティーとブリヂストン勢を抑えて3日間の総合トップに躍り出た。
2番手につけたのは同じくレプソル・ホンダのダニ・ペドロサであり、開発初期のRC212Vの調整に他のメーカーと比較して苦しんでいたと噂されるホンダが順調に高い仕上がりを見せてきている。
3番手につけたのは、3日間通して好調のドゥカティーのエース、ロリス・カピロッシだった。
(その他のライダーやタイムは3日目の詳細記事を参照の事)
・3日目の気温は19度〜25度、路面温度は32度〜47度であり、天候は良好。
・レプソルのヘイデンとペドロサは予選タイヤ。ちなみにこの日のレースタイヤでの記録はヘイデンが1分30秒45、ペドロサが1分30秒07。
・ドゥカティーのカピロッシとストーナーはレースタイヤ。
・ダンティーンのバロスはレースタイヤ、ホフマンは予選タイヤ。
・フィリップのサーキットレコード(990cc)は2005年にメランドリが記録した1分30秒332。
・フィリップのポールポジションレコード(990cc)は2006年にヘイデンが記録した1分29秒020。
・今回オーストラリアに参加した全チームは次回のセパン合同テストに参加しない。
・ロッシがヤマハとの契約を2008年まで延長
■1月31日(2日目)
●オーストラリアの合同テスト2日目、この日も初日に引き続きタイムシート上のトップに立ったのはプラマック・ダンティーンのアレックス・バロスだ。この日バロスはフィリップ・アイランドのサーキット・レコードを上回る1分30秒01を記録している。
2番手につけたのは好調なドゥカティーのロリス・カピロッシ、3番手には同じくドゥカティーの地元オーストラリア出身ライダーであるケーシー・ストーナーがつけ、上位3台がブリヂストンを履くドゥカティー・デスモセディチGP7で占められた。
4台目のデスモセディチGP7を駆るアレックス・ホフマンも上位5番手につけており、ドゥカティーが全体的に好調だ。ホンダ勢のトップはダニ・ペドロサが4番手、2006年チャンピオンのニッキー・ヘイデンは6番手につけている。(その他のライダーやタイムは2日目詳細記事を参照の事)
・2日目の気温は24度、路面温度は20度〜30度であり、初日とほぼ同条件。
・ダンティーンのバロスは予選タイヤ、ホフマンはレースタイヤを使用。
・ドゥカティーのカピロッシとストーナーは2名共にレースタイヤ。ストーナーはこの日のレースシミュレーションに使用したタイヤで今回のタイムを記録。
・レプソルホンダとドゥカティー・マルボロは次回のセパン合同テストへの不参加を表明。恐らく両メーカーのサテライト勢も不参加。
・メランドリは初日にストレートエンドでハイサイドを喫し、マシンを大破している。この時に背中を強打したが、特に2日目の走行に影響は出ていない模様(クリニカモバイル公式より)。
■1月30日(1日目)
●フィリップ・アイランドで行われた今年2度目のメーカー合同テストで、トップタイムとなった1分30秒60を記録したのは、今年からMotoGPに復帰したばかりのアレックス・バロスだ。ダンティーン・プラマックのデスモセディチGP7とブリヂストンタイヤに好感触を年末から示していたバロスは、フィリップ・アイランドのサーキットレコードに0.3秒差まで迫る走りを初日から披露している。
バロスに続き、前回のセパンでベースセッティングを仕上げたグレッシーニ・ホンダのマルコ・メランドリが2番手、ドゥカティーのロリス・カピロッシが3番手となり、1日目は上位3番手までがブリヂストンタイヤのユーザーに占められる事となった。(その他のライダーやタイムは1日目詳細記事を参照の事)
・初日の気温は24度、路面温度は20度〜30度。風が強め。
・序盤の天候は良好だったが、午後4時から雨と強風に見舞われ、各チーム走行を切り上げた。
・中野選手は前日からの熱と胃痛が悪化し、1日目は午後2時30分にテストを中断。
・ストーナーのセパンでの腕の痛みは解消済み。
・イルモアはスペインで単独テストを先週完了(マクウイリアムスは再手術の影響により欠席)。
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