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ロッシは2008年までヤマハからMotoGPに参戦 |
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2007年2月1日
ヤマハは、バレンティーノ・ロッシが2008年のシーズン終了まで、ヤマハワークスからMotoGPに出場する事を、本日2月1日付けのプレスリリースで正式に発表した。
■ロッシは今後2年間もヤマハからMotoGPに参戦
ヤマハの公式発表によれば、今月28歳の誕生日を迎えるバレンティーノ・ロッシは、現在所属しているヤマハ・ファクトリー・チームから、MotoGP世界選手権への出場を2007年を含む今後の2シーズンを通して行うという。
現在ロッシは、今年から排気量が990ccから800ccに引き下げられたMotoGP最高峰クラスにヤマハが投入する新型800ccマシン開発の主導権を握っており、来週2月5日のセパンから再びサーキットでのマシンテストを開始する。
■リン・ジャービス氏「ロッシ以外の適任者など存在しない」
今回のロッシとの契約延長の発表に際し、ヤマハ・モーター・レーシングのマネージング・ディレクターであるリン・ジャービス氏は、以下の通りコメントした。
「私たちは、バレンティーノ・ロッシとのパートナーシップを5年目となる2008年まで継続する事が合意に至り、この上ない期待感に満ちあふれています。また、すべての契約に関する交渉を、直近に迫った2007年シーズンの開幕前に完了できたのは大変に幸運でした。」とジャービス氏。
「これでバレンティーノは現在の仕事に集中する事ができるようになり、世界チャンピオンの座を奪い返す事になるでしょう!」
「過去3年間、バレンティーノは世界中のヤマハのブランドに大いなる成功をもたらしてきました。バレンティーノは偉大なチャンピオンであり、彼以外にヤマハのMotoGPにかける努力に明るい未来をもたらす適任者など、到底存在しません。」
■ロッシ「契約更新の理由」
多くのヨーロッパでの噂を覆す今回の発表について、バレンティーノ・ロッシはヤマハとの契約更新に至った理由を以下の通り述べている。
「ヤマハとの契約が2008年まで更新された事を大変に嬉しく思います。これで今シーズンのレースにやっと集中できますね。」とロッシ。
「去年は不可能と思える状態からタイトル直前までの反撃ができた事で、このチームは最高だと感じました。これがヤマハに残る理由です。チームのガレージは雰囲気が良く、常にリラックスできて幸福感がありますが、これはそう簡単には巡り会えない特別なものだと思います。」
「私はヤマハに対して大きな信頼を置いていますし、今後の自分の活動および800ccバイクの動向が非常に楽しみでなりません。すでに新しい800ccに挑戦する準備はできていますし、今回の合意により2年間はこのチャレンジを継続する事ができるようになりました。」
■ブリビオ監督「全てのメンバーにとっての起爆剤」
また、ヤマハ・ファクトリー・レーシングのチーム監督であるダビデ・ブリビオは、ロッシと共に戦う事が決定した今後の2年間への情熱を、以下の言葉で表現した。
「これまでの3年間、バレンティーノとチームを組んだ最初の年である2004年と、その翌年の2005年に年間タイトルを獲得し、2006年はそれを逃しました。」とブリビオ監督。
「大変だったシーズンの直後に契約を延長するに至った事実は、バレンティーノがチームに対して絶対的な信頼を抱いている事の証です。今回の契約内容は、バレンティーノやエンジニア、メカニックや全てのスタッフ、それにもちろん私を含めた勝利を真剣に目指すメンバーたちにとっての強いモチベーションです。」
「チームはこれからもコースに出て自らが楽しみながら、多くの熱心な2輪ロードレースファンを楽しませる事でしょう。これらからの2年間、私たちは共に全力で戦える事が楽しみです。」
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