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2008年6月1日
サンカルロ・ホンダ・グレッシーニの中野真矢選手は、2日目の全セッションの終了までにフリー・プラクティスでは総合の7番手、予選では3列目9番グリッドを獲得しており、初日の転倒を除けば今週末の作業の内容には満足できている様子だ。
■初日の転倒の影響もなく、順調にムジェロでの作業を進めた中野選手
初日はフルウェットとなった午後のフリー・プラクティス終盤に最終コーナーで激しい転倒を喫しマシンを大破、アスファルトに投げ出されて濡れた路面を滑り、そのままグラベルを直行して身体からバリアに衝突した事から周囲を心配させた中野選手だが、クリニカ・モバイルでの検査後は特に身体に大きな怪我がない事が判明しており、この日の予選ではマシンの仕上がりに納得する事ができたとしている。
■中野選手「課題だった予選用セッティングが進化」
今期はフリー・プラクティス中の好位置につけても予選で同レベルの順位を確保する事ができずに苦しんでいた中野選手は、今回の9番グリッドは結果としてはそれほど高くないと述べるものの、予選タイヤ装着時のマシンの進化状況には満足できる様子だ。今後に向けて良い兆候が得られていると中野選手は以下の通り語る。
「今日の内容には満足しています。グリッド順位についてはそれほどでもありませんが、予選タイヤ装着時のマシンの進化状況は示す事ができましたからね。開幕からここまでの何戦かは予選に苦しんだので、この分野を改善する事が自分たちにはすごく重要だったんです」と中野選手。
「今日はリアのグリップに著しい改善の兆候がありましたから、これは今後に期待の持てる部分です。明日は天気予報によれば今日よりもさらに暖かくなりそうなので、レース時のコンディションを正確に判断する事が大切でしょうね」
「いずれにしても、昨日の転倒は除きますが、今週はここまでずっと良好なので自信が持てています」
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