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2008年6月1日
ポールポジションのバレンティーノ・ロッシに次ぐMotoGPクラスの2番グリッドを5月31日のイタリアGP予選で獲得したのは、レプソル・ホンダのダニ・ペドロサだった。
■ドライ用セッティングにまだ納得のいかないペドロサ
ムジェロでの3回のフリー・プラクティスを通しての総合トップタイムを記録しているペドロサだが、初日の2回のセッションを通してのウェット・コンディションと、予選前に行われたフリー・プラクティス3の途中で降った雨の影響で、ドライ・コンディションが見込まれる日曜日のレースに向けてのセッティングはあまり思い通りには進んでいない様子だ。
■ペドロサ「残り25分間のセッティング作業が重要」
決勝当日午前のウォーム・アップのドライ路面における25分間の作業が、今回のレースに向けては重要だとペドロサは語る。
「午前中の走行条件はあまり良くなかったですね。路面が雨のせいで最終的に汚れてしまったので、セッティング作業は楽じゃありませんでした」とペドロサ。
「午後には路面が完全に乾いて状態も良くなったので、その時の方が作業には集中できましたが、今もさらに改善を進める必要がありますから、明日の午前のウォームアップ・セッションがすごく重要になってきます」
「まだレースで使うタイヤは決めていません。長いレースになる上に、ここはコーナーが多くアグレッシブなライディング・スタイルが要求されますから、正しいタイヤ選択が不可欠ですし、今からいい妥協点を見極める必要がありますね」
「ここでは1列目からのスタートが重要ですから、この結果には満足です。明日は強いライダーの多い厳しいレースになるでしょうね」
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