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ムジェロでは2列目を逃したロレンソ「今回の不調と怪我は無関係」 |
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2008年6月1日
本日のイタリアGP決勝レースではグランプリ100戦目を迎えるグランプリ史上最も若いライダーとなるフィアット・ヤマハのMotoGPルーキー、ホルヘ・ロレンソは、両足のくるぶしを骨折した中国GPではクリニカ・モバイルの治療を受けながら予選で4番グリッドを獲得、まだその痛みが激しかった前回のフランスGPでは予選で2番グリッドを獲得するという快挙を見せたが、ほぼ普通に自力で歩けるところまで怪我が回復した今回の予選では、今期の彼にとっては最も低いスターティング・グリッドとなる3列目7番グリッドを獲得するに留まった。
■ドライ用のセッティングを仕上げるのに苦戦したチームとロレンソ
今週初のドライ路面となった2日目午前のフリー・プラクティス中に生じたセッティング上の課題を、午後の予選中の時間を使って必死にフィアット・ヤマハのチームスタッフは解消するよう取り組んだが、いくつかの進歩は得られたものの、予選で1列目を狙えるほどの改善を進める事はできなかったと予選終了後にチームは発表している。
■ロレンソ「今回の不調と足の怪我は無関係」
まだ中国GPで負った骨折の痛みが完全には癒えていないホルヘ・ロレンソだが、今回の予選結果はその怪我の痛みや筋力不足とは無関係だとロレンソは説明する。
「もちろん7番グリッドでは満足できませんよ。常に自分が狙っているのは1列目ですから。今回のグリッド位置はMotoGPクラスのヤマハ・チームで走るようになってから最も悪い結果ですし、特にがっかりなのはここが自分のすごく好きなサーキットだという事です。イタリアのファンの事も大好きですからね。もう今はいいレースができる事を願うばかりです」
「今も両足首には少し力が入りませんが、今回は怪我について文句を言う事はできません。今日はドライ用の正しいセッティングを見つける事が時間内にできていませんし、自分自身としても本来の走りができませんでした」
「特にフロントまわりの調整作業がまだ必要です。現時点の状態ではやたらウイリーするし、路面が粗い部分で十分な安定感が得られていませんからね。でもヤマハのチームスタッフの事を信頼していますし明日には改善できると信じています」
「いずれにしても、バレンティーノがポールを取っているんですから、自分たちのバイクがここでも調子がいい事は間違いありませんよ!明日の午前中はレースタイヤをミシュランと一緒に決定して、それからレースではいいスタートを決めてできる限り多くのライダーを抜いておきたいと思っています」
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