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カピロッシがスズキ移籍後初の１列目を獲得「狙うのは優勝！」 |
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２００８年６月１日
ドゥカティーでの最後の１年となった昨年は予選で１列目を全く確保できずに苦しんだロリス・カピロッシだが、リズラ・スズキに移籍しての今期６戦目、地元のイタリアにおいて、ついに2006年のバレンシア最終戦以来となる１列目３番グリッドを獲得した。
■地元ムジェロのドライ・コンディションで絶好調のカピロッシ
カピロッシはこの日午前のフリー・プラクティスでも３番手タイムを記録しており、レースタイヤでの準備は上々の様子だ。地元で古くから慣れ親しんだムジェロ・サーキットの知識を活かし、ドライでのレース・シミュレーションを一貫した速いタイムで終えている。
■カピロッシ「狙うのは優勝！」
予選中はスーパーラップタイムを記録したバレンティーノ・ロッシの背後を走行していた時に好タイムを記録し、以前から仲の良いロッシに意味深なジェスチャーを送られて照れるカピロッシは、今回の地元イタリアGPでは表彰台だけではなく、ずばり優勝を狙う。
「自分にとって最高の１日になりました！」とカピロッシ。
「今日は午前の仕事に着手した瞬間からチームの全員が必死でしたし、彼らは本当に知的に作業を進めてくれたんです。すごく多くの変更をセッティングに加えた後、バイクの調子は本当に良くなっていましたからね！」
「レースタイヤでもすごくいい走行リズムをつかめているのが今の自分たちにとって重要な事なんです。あまりドライでセッティングをする時間がなかったのに、今日のチームのメンバー仕事ぶりは本当に素晴らしかったですよ！」
「予選ではちょっと運も良かったですね。バレンティーノの背後につけていた時に彼がものすごいラップタイムを記録したんです。あの時の彼についていくのは、かなりリスクの高い行為でしたけどね」
「１列目が獲得できて本当に嬉しく思いますし、明日は自分たちが表彰台を狙って戦える今期最初のチャンスです。もちろん目標は表彰台だけじゃありませんよ。狙うのは優勝です！」
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