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2008年5月31日
カワサキの2名とリズラ・スズキのロリス・カピロッシに続き、難しいコンディションとなったイタリアGP初日の総合4番手タイムと5番手タイムを記録したのはサンカルロ・ホンダ・グレッシーニの2名だった。
■今期の公式セッション最高位を喜ぶデ・アンジェリス
開幕戦カタールのFP3と同じ今期のフリー・プラクティスでの自己最高位となる4番手に満足するアレックス・デ・アンジェリスは、「今日の2回のフリー・プラクティスは両方満足です。午後は完全にウェットだったので午前のように速くは走れませんでしたが、ここでのバイクの感触はとてもいいし自信があります。あとは路面コンディションに合わせてタイヤを選択するだけですね」と2日目以降のセッションに向けても期待感を示している。
■初日5番手の中野選手は午後に激しく転倒「明日は大丈夫」
また、チームメイトのデ・アンジェリスに次ぐ初日の総合5番手タイムを午前中に記録した中野真矢選手は、午後のセッション終盤には激しい転倒を最終コーナーで喫しマシンを大破している。泥の上を滑りながらバリアに衝突した中野選手はすぐにクリニカ・モバイルに運ばれたが、幸い致命的な怪我は免れており、2日目以降も問題なくセッションに参加する様子だ。
「午前は5番手の結果にすごく満足しましたし、午後も同じようなペースでいい走りが見せられる事を期待していました」と中野選手。
「でも残念ながら走行条件が大きく変わって路面はひどいウェットになり、午後のセッション終了直前に最終コーナーへの進入時に転びました。あそこはかなり高速な部分なので激しい転倒になってしまいましたが、幸い身体は大丈夫です」
「これからデータを確認して転倒の原因は探りますが、今は転んだ事は忘れるように努力して明日に向けて気持ちを集中したいと思っています。気象予報によれば明日は天気みたいなので自信が持てますよ」
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