ブリティッシュ・スーパーバイク(BSB) 2006年スケジュール ２００６年２月２７日 DORNAが「世界で最も面白い国内選手権」の一つとして太鼓判を押すのが、イギリスの国内選手権であるブリディッシュ・スーパーバイク選手権、通称BSBである。 一昨年までは現在SBKで活躍する加賀山選手が現地での高い人気を誇っていたが、2004年からは世界でも注目度の高い清成龍一選手が参戦し、昨年2005年には年間２位を獲得している。 ちなみに清成選手は2003年に加藤大治郎選手の代役としてMotoGPテレフォニカチームに中盤から所属していたが、予期しなかった突然のMotoGPバイクと世界からの注目は、清成選手にとっては嬉しいものでもあり、同時に辛いものだったのかもしれない。 2005年のBSBでは怪我で優勝は逃したものの、その実力の高さを世界に証明した。海外のMotoGP関係BBSでも清成選手の名前は今でもよく目にする。最近は海外ファンのこんな内容の書き込みを記憶している。 「リューイチに実力があった(BSBでの結果を見て）のは認める。ただし、MotoGPに復帰する可能性があるとすれば、SBKでコーサーやベイリスを楽勝で抜き去った時だろう。」 昨年までの清成選手のチーム監督だったタディーこと岡田忠之選手は、今年からHRCでレプソルワークスのRC211Vを開発するテストライダーに現場復帰している。今年は昨年までの岡田選手のアドバイスを活かし、SBK等の世界選手権への足がかりを掴むべき年だ。 以下に今年のBSBの年間スケジュールを示す。 ----- ■第１戦　３月２４日〜３月２６日 　ブランズハッチ ■第２戦　４月７日〜４月９日 　ドニントンパーク ■第３戦　４月１４日〜４月１７日 　スラックストン ■第４戦　４月２９日〜５月１日 　オールトン ■第５戦　５月１９日〜５月２１日 　モンデロパーク ■第６戦　６月２日〜６月４日 　マロリーパーク ■第７戦　６月１６日〜６月１８日 　スネタートン ■第８戦　７月１４日〜７月１６日 　ノックヒル ■第９戦　７月２１日〜７月２３日 　オールトン ■第１０戦　８月１１日〜８月１３日 　クロフト ■第１１戦　８月２６日〜８月２８日 　キャドウェルパーク ■第１２戦　９月１５日〜９月１７日 　シルバーストーン ■第１３戦　９月２９日〜１０月１日 　ブランズハッチ