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■1月24日(3日目)
●セパン合同テスト3日目の最終日、ついに好調のジョン・ホプキンスの前にMotoGP連続王者が立ちはだかった。年明けのセパンの総合トップタイムである2分00秒936という、990cc時代の予選レコードに迫るタイムを記録したのはヤマハ・ワークスのバレンティーノ・ロッシだ。最後のタイムアタックで3日間の連続トップを守りきれなかったリズラ・スズキのジョン・ホプキンスは、好タイムの2番手につけている。(その他のライダーやタイムは詳細記事を参照の事)
・天候はにわか雨が午後に若干あったものの、全体的に良好。
・気温は34度、路面温度は53度。湿度は70%と3日間で最も高かった。
・ヤマハ勢、ロッシは予選タイヤ、エドワーズはレースタイヤ。
・スズキ勢は今回GSV-R800で初めてホプキンスとバーミューレンの両方が予選タイヤを装着。
・ドゥカティー勢、カピロッシは予選タイヤ、ストーナーはレースタイヤ。
・カワサキのド・ピュニエは予選タイヤ。
・レプソルホンダ勢、ヘイデンとペドロサの両方が予選タイヤ。
・LCRのチェカはレースタイヤでのタイム。
・ロバーツ・ジュニアはレースタイヤ。
・ダンティーンのバロスはレースタイヤ。
・コニカミノルタの中野選手は午後に前輪のチャタリングが悪化。
・グレッシーニのマルコ・メランドリは右足ブーツ内の熱に苦しみ午後はあまり周回できず。
・TECH3ヤマハのギュントーリはこの日走行せず。
・特に大きな転倒、怪我人の情報は入っていない。
・セパンのサーキットレコード(990cc)は2006年にカピロッシが記録した2分2秒127。
・セパンのポールポジションレコード(990cc)は2006年にロッシが記録した2分00秒605。
■1月23日(2日目)
●2日目のセパンでタイムシート上のトップに立ったのは、初日に続き2日間連続で最速ラップ(2分1秒806)をたたき出したリズラ・スズキのジョン・ホプキンスだ。ホプキンスは昨年末のテストと同様に、今年も2日目からセパンの990cc時代のサーキットレコードを新型GSV-R800で上回っている。2番手タイムを記録したのは、こちらも年末から好調な走りを見せるヤマハ・ワークスのコーリン・エドワーズ。3番手はホプキンスのチームメイトであるクリス・バーミューレン。4番手は、MotoGPに復帰してから3回目のテストとなる今回、ついに上位に食い込んだプラマック・ダンティーンのアレックス・バロスだった。(その他のライダーやタイムは詳細記事を参照の事)
・天候は、時折分厚い雲は通過するものの、強い陽射しにも恵まれている。
・気温は34度、路面温度は53度。
・ケーシー・ストーナーは腕(ひじと手首の間)がつる症状に悩まされ、午後はテストを中断し治療を受けているが、3日目はおそらく走行できる模様。
・アレックス・ホフマンは腹痛のため、26周を走り込む事のが精一杯だった。
・ダニ・ペドロサは低速の9コーナーで転倒したが怪我はなし。
■1月22日(1日目)
●年が明けても昨年末と変わらずスズキ勢が好調。初日の最速ラップである2分2秒277を記録したのは今回もリズラ・スズキのジョン・ホプキンス。それに続く2番手タイムはそのチームメイトのクリス・バーミューレンだ。今年はチャンピオン奪回を狙うヤマハ・ワークスのバレンティーノ・ロッシはスズキ勢に続く初日3番手タイムを記録した。 (その他のライダーやタイムは詳細記事を参照の事)
・初日のセパンの天候は終日やや曇りがち。気温は36度、路面温度は50度。
・一部に転倒者はあったが怪我人はなし。
・ヤマハは今回もスポンサー発表なし。
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