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トルコ初日、難しい路面を制したブリヂストン
インテリマーク編集部
2007年4月21日

3週間ぶりにシーズンが再開したイスタンブールの初日は、ドゥカティー・ワークスの2名とブリヂストン勢の圧勝に終わった。この日は朝から晴天に恵まれてはいるものの、昨晩に降り続いた雨の影響で朝は路面が湿っており、午前中はドライが予想される日曜日のレースに向けての本格的な調整ができなかったチームが多かったようだ。
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■午前中は冷たいハーフウェット路面となった初日のイスタンブール

1日目の最高峰クラスは、午前中にフリー・プラクティス1が気温14度、路面温度18度、湿度は24%という低い温度の中で行われ、各ライダーは湿った難しい状態の路面が乾いていく様子を見ながらも、激しい走りで800ccマシンでは初めて走行するイスタンブールの攻略を開始した。
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イスタンブールはマシンを酷使するパワーサーキットであり、かつ非常にテクニカルなコースとして知られ、GPカレンダーの中でもマシンのセッティング難易度がかなり高いとされている。ドゥカティーの今回の結果に表れている通り、特性としてはケーシー・ストーナが圧勝した開幕戦のカタールに似ている部分も少なくはない。


■若干の湿りが残った午後のセッション

午後のフリー・プラクティス2開始時に路面はほぼ乾き、気温は18度、路面温度は35度まで上昇し、湿度が15%の爽やかな空気の中でさらなる本格的な調整を各チームは開始した。
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■中野選手の低速区間の転倒によりセッションは一時赤旗中断

しかしながら、午後にもまだコース上の一部のコーナーには湿った部分が残っており、砂がアスファルトを覆ったようだ。この滑りやすい路面状況の中、コニカミノルタ・ホンダの中野真矢選手がセッション中盤の折り返し前に転倒してマシンがコースの中央に残り、一時的にプラクティスが赤旗中断するというアクシデントもあったが、幸いすぐにマシンは取り除かれてセッションは再開され、中野選手にも怪我はなかった。

なお、中野選手のメインマシンはこの日にメカニカル面でのトラブルを抱えており、午前中には走行中に白煙を噴くなど難しい状況だった様子だ。またホンダのエンジンを積むKR212Vに乗るケニー・ロバーツ・ジュニアも、この日はミスファイアリングなどエンジンの問題を抱えていた。
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■転倒者が目立った1日目の滑りやすい路面

中野選手以外のこの日の転倒者では、ドゥカティーのケーシーストーナーが午前中に転倒、グレッシーニ・ホンダのマルコ・メランドリが午前と午後に1回ずつ転倒、その他にはカワサキのランディー・ド・ピュニエが午前中に1回転倒している。
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■ド・ピュニエは転倒時の右かかとに激痛

幸い深刻な怪我人は出なかったが、ド・ピュニエに限っては転倒時に右のかかとを強打しており、本人はあまりの激痛から確実に骨折したと思いこんだようだ。しかしながら、検査の結果ド・ピュニエの骨などに深刻なダメージは一切見つかっておらず、午後の走行には問題なく参加する事ができている。


■MotoGPクラス、イスタンブール初日の総合結果

以下に、イスタンブールにおけるMotoGP最高峰クラス1日目の午前と午後のフリー・セッションの総合結果(FP1+FP2)を示す。
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1) ケーシー・ストーナー AUS ドゥカティ・マルボロ・チーム デスモセディチ GP7 1分54秒200
2) ロリス・カピロッシ ITA ドゥカティ・マルボロ・チーム デスモセディチ GP7 1分54秒979
3) ジョン・ホプキンス USA リズラ・スズキ・MotoGP GSV-R 1分55秒062
4) バレンティーノ・ロッシ ITA フィアット・ヤマハ・チーム YZR-M1 1分55秒120
5) トニ・エリアス SPA ホンダ・グレッシーニ RC212V 1分55秒158
6) オリビエ・ジャック FRA カワサキ・レーシング・チーム ZX-RR 1分55秒651
7) クリス・バーミューレン AUS リズラ・スズキ・MotoGP GSV-R 1分55秒707
8) アレックス・ホフマン GER プラマック・ダンティーン デスモセディチ GP7 1分55秒736
9) ダニ・ペドロサ SPA レプソル・ホンダ・チーム RC212V 1分55秒865
10) マルコ・メランドリ ITA ホンダ・グレッシーニ RC212V 1分55秒910
11) ケニー・ロバーツJr USA チーム・ロバーツ KR212V 1分56秒071
12) ランディ・ド・ピュニエ FRA カワサキ・レーシング・チーム ZX-RR 1分56秒225
13) アレックス・バロス BRA プラマック・ダンティーン デスモセディチ GP7 1分56秒233
14) ニッキー・ヘイデン USA レプソル・ホンダ・チーム RC212V 1分56秒312
15) コーリン・エドワーズ USA フィアット・ヤマハ・チーム YZR-M1 1分56秒320
16) カルロス・チェカ SPA ホンダ・LCR RC212V 1分56秒555
17) 玉田誠 JPN ダンロップ・ヤマハ・Tech3 YZR-M1 1分56秒923
18) 中野真矢 JPN コニカミノルタ・ホンダ RC212V 1分56秒936
19) シルバン・ギュントーリ FRA ダンロップ・ヤマハ・Tech3 YZR-M1 1分57秒245



■絶好調のドゥカティーとブリヂストン

開幕戦から好調のケーシー・ストーナーと、今回のトルコからの復調を信じていたロリス・カピロッシのドゥカティー勢2名がワンツーを独占したこの日、彼らを含む上位から8名のライダーは4番手タイムを記録したフィアット・ヤマハを除き全てブリヂストン勢だ。
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初日の上位タイムが昨年の990cc時代のコースレコードから1.5秒から2秒離れている事からも分かる通り、路面状態はフリー・プラクティス2の終盤近くまで完璧なドライと言える状況にはならず、昨シーズンはウェット路面で強かったブリヂストンが今回の難しい路面でも強さを発揮する事になった。

■午後にはグリップ力を回復したリヂストンと滑り続けたミシュラン

午前中にはミシュランを履くフィアット・ヤマハのコーリン・エドワーズがトップタイムを記録し、どちらのタイヤも互角の戦いとなった。しかしながら、午後にほぼドライとなった路面については、ブリヂストン勢の多くのライダーはグリップ力の回復を強く感じており、攻めの走りができたようだ。
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好調にタイムを上げるブリヂストン勢に対し、4位につけたバレンティーノ・ロッシを除くミシュラン勢の殆どは、午後になっても路面は終盤まで滑りやすかったとコメントしている。

■朝から完全ドライとなる2日目からの巻き返しが予想されるミシュラン勢

しかしながら、天気予報によれば本日の2日目と最終日のレースは晴天の好コンディションが予想されており、ライダーにとって不安のない完全なドライ路面が得られる事から、昨年はドライ環境で優位に立っていたミシュラン勢が、本日からの予選と決勝でいかに追い上げてくるかにも注目が必要だろう。もちろん、新素材を投入したブリヂストンが、摩擦係数の低いアスファルトのイスタンブールを克服した可能性も十分にある。
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■難しい路面を制したドゥカティー・ワークスとブリヂストン

この日のワンツータイムを独占し、デスモセディチGP7のエンジンパワーの優位性と、今年の新型ブリヂストンタイヤの性能をいかんなく発揮したのが、ドゥカティー・マルボロチームのケーシー・ストーナーとロリス・カピロッシだ。
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■調子の落ちないストーナーとついに反撃を開始するカピロッシ

初日のタイムシートのトップに立ったストーナーは今回、ブリヂストンが持ち込んだ新型リアタイヤを2本試しており、翌日の2日目にはさらに2本試す予定だという。マシンとタイヤの全てにおいて順調だとストーナーは述べている。

写真マシンのセッティングそのものはヘレスのテストで試した時から殆ど変更していないストーナーは、レースまでの天候と路面状況の変化に対応しながら最良の結果を狙うつもりだ。翌日以降の課題はトラクションの向上だという。

また、一児の父となって挑むトルコから復調の兆しを見せ、チームメイトに続く初日の2番手タイムを記録したロリス・カピロッシは、再びマシンに楽しんで乗れるようになったとコメントしており、この日はフロントまわりの感触がさらに得られるようマシンを調整したという。

カピロッシはフロントに硬めのタイヤを装着して走行テストを行い、序盤の周回では若干難しい面があるものの、すぐに乗りやすくなると述べ、フロントのセッティング改善の成果を喜んでおり、日曜日のレースへの意気込みをより一層高めたようだ。


■午前と午後を通して好位置につけるリズラ・スズキ

午前中にはコーリン・エドワーズに続く2番手タイムと3番手タイムを記録し、1日目の総合結果はジョン・ホプキンスがドゥカティーの2名に続く3番手タイム、昨年度のポールシッターであるクリス・バーミューレンが7番手タイムと、好調なレースウイークの滑り出しを、ブリヂストンを履くリズラ・スズキ勢も見せている。
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■タイヤの耐久性に自信を示すホプキンスとバーミューレン

1日目の総合3番手につけたジョン・ホプキンスは、今回ブリヂストンが持ち込んだ新型タイヤに好感触を示しており、グリップ性能と耐久性の両面において高い信頼がおけるものだとコメントしている。
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午前中には2番手タイムを記録し、初日の総合7番手につけたホプキンスのチームメイトのクリス・バーミューレンは、午後にはマシンとタイヤに好感触が得られた事からタイヤ交換を最後まで行わずに走行したようだ。
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今回の自己ベストラップをバーミューレンは実際のレースの周回よりも多い23周目に記録しており、タイヤの耐久性には高い自信を持ったという。バーミューレンは2日目の路面のさらなる改善に期待しており、シーズン序盤の課題である予選での好成績を狙う。
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■エンジンパワーの改善策を今回から導入したヤマハ

今回のイスタンブールから次戦の中国まで続くエンジンパワーの要求されるサーキットでの戦いに向けて、フィアット・ヤマハチームは、前回のヘレス後2日間のテストの最終日に試したマシンの馬力アップのための新型エンジン部品を、今回のマシンに導入する事を決定している。
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■ミシュラン勢の中で1人だけ午後の路面に不安示さなかったロッシ

午前中は冷えて濡れた路面を嫌い、あまり本格的な走行を行わなかったロッシだが、チームがタイヤとマシンのセッティング選びを真剣に行う中、路面が乾いた午後には思い通りにマシンをコントロールする事ができたと述べ、昨シーズンは問題の多いマシンに苦しんだイスタンブールでの今年のマシンの好調な様子をアピールしている。
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ロッシは「今日はストーナーが特に速かったですね。明日の予選は激しいバトルになると思いますよ。」と述べ、予選での1列目獲得とレースでの勝利に強い意欲を見せた。また、今回から実戦導入されたエンジンパーツについては「すごく改良が進んだ印象がありますし、実際スピードも若干上がっています。」とのコメントを残している。

■フロントまわりの問題を解決できなかったエドワーズ

ロッシのチームメイトのコーリン・エドワーズは、午前中の予選でトップタイムを記録した後の午後のフリー・プラクティス2ではフロントまわりのセッティングに問題を抱え、総合順位は15位と低迷している。
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「様々なセッティングを試したが1日目は問題を解決する事ができなかった。」と述べるエドワーズは、今後はセッティングとタイヤの状況を慎重に調査し、その結果を持って2日目以降の戦いに挑みたいとしている。


■ホンダ勢の中でトップにつけるグレッシーニ

初日のホンダ勢のトップに立ったのは、総合の5番手タイムを記録した今期からブリヂストンにタイヤをスイッチしたグレッシーニ・ホンダのトニ・エリアスだった。
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■ブリヂストンタイヤとの相性をより一層高めるエリアス

初日の結果には大満足というエリアスは、1日目に使用したブリヂストンの新型タイヤに好感触を示しており、バイクのセッティングも順調に進んだようだ。翌日以降も1日目も同じ方向性で作業を進め、レースに備えたいとエリアスはコメントした。

■イスタンブールを完全制覇しているメランドリは2回転倒

また、エリアスのチームメイトであり、一昨年と昨年はミシュランタイヤを履いてトルコでの2連覇を達成しているマルコ・メランドリは、午前と午後にそれぞれブレーキングと立ち上がり加速時にミスをして転倒を喫している。幸いメランドリに怪我はない。順位はホンダ勢の中では3番手となる総合10番手だった。
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「今日は転倒の影響が作業内容に出てしまいましたが、まだ進化の余地は多分にあります。」と今後に自信を示すメランドリは、1日目はリアタイヤの選択を行ったが、良い感触はまだ得られていないようだ。

しかしながら、メランドリはブリヂストンの技術者を信じ、2日目以降もタイヤ選択を続けて良い結果を導く自信があるという。


■ヘレスでアピールしたマシンの改善状況を証明するカワサキ

滑りやすい湿った路面にも関わらず、朝から好調な走り出しを見せたオリビエ・ジャックが、ヘレスで大幅に改善が進んだというNinja ZX-RRの上り調子を総合6番手のタイムで証明する中、彼のチームメイトのランディー・ド・ピュニエは午前中に激しく転倒し、右のかかとを強打して周囲をひやりとさせている。ド・ピュニエの最終的なこの日の順位は12番手だった。
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■ド・ピュニエ「骨を折ったかと思った」

「絶対に骨折した」と思ったほどの痛みを感じたド・ピュニエだったが、幸いどこも骨折しておらず、午後には午前のロスを挽回すべくセッティングに複数の変更を加え、翌日以降に期待の持てる結果が得られたという。午後の22周をタイヤ交換なく走行したド・ピュニエは、タイヤの耐久性と自分のラップタイムの安定したペースには自信を持った様子だ。

■ヘレスの不調を反動力としたジャック

初日総合6番手という、ヘレスでの最後尾争いの精神的後遺症を吹き飛ばす復調具合を見せたオリビエ・ジャックは、マシンからは非常に好感触が得られており、この日から調整しているエンジンマッピングの効果が絶大だったと述べた。マシンの出力をパワフルに感じる事ができたという。
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なお、課題だったリアまわりの部品の交換の他に、カワサキもヤマハと同様にヘレスのレース後のテストで使用した新しいエンジンパーツを導入している。


■転倒のリスクを避けるレプソル・ホンダ
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レプソルホンダチームのダニ・ペドロサとニッキー・ヘイデンは、初日の滑りやすい路面のイスタンブールでは、あまりリスクを冒すような走行を行わずに、2日目以降に向けてのセッティングに時間を費やしたようだ。

■ペドロサ「予想外にタイムが伸びなかった」
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ミシュランを履くホンダ勢の中ではトップとなる初日の総合9番手につけたダニ・ペドロサは、この日の低温路面のグリップ不足に苦しみ、自分の想像していたよりもラップタイムは伸びなかったという。

写真しかしながら、トルコでの残りの日数の中で予想される良好な路面コンディションを見越して多くのデータを初日に収集する事に成功したというペドロサは、今後のセッティング調整とラップタイムの改善には自信を示している。

■開幕から同じ問題を解消できずに苦しむヘイデン

昨年度の最高峰クラスチャンピオンであり、ペドロサのチームメイトのニッキー・ヘイデンは、過去2戦に引き続きこの日もなかなか改善が進まないフロントまわりの調整に苦しんだ様子だ。

路面状況を考慮してもなお期待外れな初日総合14番手という結果に嘆くヘイデンは、今後はトップスピードの改善を目的にギア比を変更し、より高い順位を狙っていく方針だ。


■初日は不運に見舞われたコニカミノルタ・ホンダ

コニカミノルタ・ホンダの中野選手にとって、トルコの初日は非常に不運な1日となったようだ。
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この日は終日メインマシンがメカニカルトラブルを抱えており、午前中にはコース上で白煙を吹いて走行を中断、午後には最終区間の低速カーブで若干湿りの残ったアスファルトにタイヤを滑らせて転倒している。

■午後にメインマシンを失った事が大きな痛手となった初日
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午後の転倒時、チームはメインとスペアのマシンにそれぞれ異なるセッティングを施して調整の方向性を探る作業を行っており、タイムを狙う筈のメインマシンを失った事で、その後はラップタイムを上げる事ができずに、午前中は9番手だった順位を午後には最後尾手前の総合18番手まで落とす結果に終わった。

■中野選手の本格的なタイヤ選びは2日目から
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転倒時には限界を探るために攻めの走りをしていたという中野選手は、マシントラブルと転倒などの影響により1日目は作業があまり進まなかったとコメントしている。翌日は気温や路面の条件を見ながら、日曜日のレースに向けてのタイヤ選びを中心に行う予定だが、変わりやすいトルコのレースウイーク中の気温には細心の注意を払う必要があると考えているようだ。


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