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■MotoGPクラス 【2日目の情報は随時ここに追加されます】
●MotoGP午後予選
MotoGPクラスの予選が行われた2日目午後のブルノ・サーキットは晴天に恵まれたが、路面温度は曇りがちだった1日目と大差のない例年よりもやや低めの32度となっている。
■メランドリが予選を欠場
初日の午後のフリー・プラクティスを原因不明の首と左肩の激痛により欠場したマルコ・メランドリは、痛みの症状が2日目に入っても回復しなかった事からバイクでの走行は危険と判断され、午後の予選を含むこの日の2回のセッションへの出場を断念している。
■セッション序盤から好調のニッキー・ヘイデン
予選開始から5分の段階でトップに立ったのは、1分58秒975を記録したレプソル・ホンダのニッキー・ヘイデンだった。その5分後にはリズラ・スズキのクリス・バーミューレンが1分58秒899を記録してヘイデンのタイムを上回ったが、さらに5分後のセッション開始15分の時点でヘイデンは1分58秒848で再びトップに立っている。
■セッション折り返し直前にドゥカティーがトップ2を独占
ドゥカティーのケーシー・ストーナーが予選での走行に遅れて加わったセッション開始18分、リズラ・スズキのジョン・ホプキンスが1分58秒781を記録してトップに浮上したが、そこから5分以内にドゥカティーのロリス・カピロッシが1分58秒074の好タイムで2番手となったホプキンスのタイムを大きく引き離し、その直後にはストーナーも1分58秒597のタイムでホプキンスを上回り、セッション折り返し直前のタイムシート上のトップ2をドゥカティーの2名が独占した。
■予選残り30分時点の順位
予選残り30分のセッション折り返し時点の大まかなタイムと順位は、1分58秒台の前半がトップのカピロッシ、1分58秒台の後半が2番手のストーナー、3番手のホプキンス、4番手のヘイデン、5番手のレプソル・ホンダのダニ・ペドロサ、6番手のバーミューレン、7番手のフィアット・ヤマハのバレンティーノ・ロッシの5名。
1分59秒台の前半は、8番手につけるプラマック・ダンティーンのアレックス・バロス、9番手のホンダLCRのカルロス・チェカ、10番手のフィアット・ヤマハのコーリン・エドワーズ、11番手のカワサキのアンソニー・ウエストの4名。
1分59秒台の後半は、12番手のTECH3ヤマハのシルバン・ギュントーリ、13番手の同じくTECH3ヤマハの玉田誠選手、14番手のグレッシーニ・ホンダのトニ・エリアスの3名。2分00秒台前半は15番手のコニカミノルタ・ホンダの中野真矢選手、16番手のカワサキのランディー・ド・ピュニ、17番手のカーチス・ロバーツの3名。2分00秒台後半は最後尾となるプラマック・ダンティーンのイバン・シルバの1名だった。
■カピロッシとストーナーの間に入るギュントーリ
セッション残り25分、初日に予選タイヤで総合トップに立ったギュントーリが1分58秒365を記録してドゥカティー・ワークスの2名の間に割り込み2番手に浮上。
■ギュントーリが暫定トップに
セッション残り18分の時点にはバーミューレンがギュントーリのタイムを上回る1分58秒302で2番手につけたが、その直後にギュントーリは1分58秒044でカピロッシのタイムを上回り、ついに予選タイムシート上のトップに立った。
■一瞬トップに浮上したホプキンス
多くのライダーが予選タイヤに履き替えた頃のセッション残り15分、ホプキンスは予選での最初の57秒台となる1分57秒857を記録してトップに躍り出たが、直後にストーナーが1分57秒066でトップに立ちホプキンスは2番手に後退。
■ポールに迫るヘイデンと、さらにタイム差を広げるストーナー
ストーナーがトップに立ったままのセッション残り10分、ヘイデンが1分57秒384の2番手タイム、カピロッシが3番手タイムの1分57秒665、ペドロサが1分57秒814の4番手タイムを記録し、セッション残り5分の際にヘイデンは1分57秒164でストーナーのタイムに迫るが、ほぼ同時にストーナーは1分56秒884でベストタイムを更新し、2番手のヘイデン以下のタイムをさらに引き離した。
■1列目から転げ落ちたホプキンス
同じ頃、ホプキンスは1分57秒565で暫定1列目となる3番手に浮上したが、セッション残り2分の時に1分57秒179を記録したペドロサに押し出される形となって暫定2列目に転落し、その1分後には6コーナー付近でフロントを失ってバイクからも転落し、最後の反撃のチャンスを逃している。
■5番手に浮上したロッシの順位を奪うド・ピュニエ
この時点で11番手付近に低迷していたバレンティーノ・ロッシは、ここで4番手となったホプキンスのタイムに次ぐ5番手タイムの1分57秒640を記録したが、セッション残り0秒ジャストの段階でカワサキのランディー・ド・ピュニエがこのロッシのタイムを上回る1分57秒599を絞り出した事で、ロッシは6番手に後退した。
■ポール・ポジションはストーナー、レプソルの2名も1列目を確保
この結果、ポールポジションは今回もドゥカティー・ワークスのケーシー・ストーナーが獲得。レプソル・ホンダのニッキー・ヘイデンは今期初の1列目となる2番グリッド、そのチームメイトのダニ・ペドロサもチームメイトの隣となる1列目3番グリッドを獲得した。
2列目4番グリッドはリズラ・スズキのジョン・ホプキンス、5番グリッドはカワサキのランディー・ド・ピュニエ、予選を通してあまり調子の上がらなかったバレンティーノ・ロッシは2列目最後となる6番グリッドを確保。
■中野選手は予選終了間際に57秒台
コニカミノルタ・ホンダの中野真矢選手はセッション終盤の最後のタイムアタックで1分57秒台に突入し4列目となる11番グリッド、TECH3ヤマハの玉田誠選手は5列目となる15番グリッドを確保している(その他のタイムや順位は結果表を参照の事)。
・予選の気温は25度、路面温度は32度、湿度は33%。路面状況はドライ。
・ブルノのサーキットレコード(990cc)は2006年にL.カピロッシが記録した1分58秒157
・ブルノのベストラップレコード(990cc)は2006年にV.ロッシが記録した1分56秒191
■250ccクラス 【2日目の情報は随時ここに追加されます】
●250cc午後予選2
初日は小雨にセッションを中断される形となった250ccクラスの予選だが、この日の最終予選は終日ドライ・コンディションに恵まれ、参加した29名のライダー全員が第1予選のタイムを上回っている。
チェコGPの日曜日のレースに向けてポールポジションを獲得したのは、現在のポイントリーダーであるフォルツナ・アプリリアのホルヘ・ロレンソ(2分01秒368)。その隣の1列目2番グリッドは、来期にロレンソの後任ライダーとしてフォルツナ・アプリリアからのフル参戦が決定しているアプリリアの開発ライダー、今回のチェコGPにスポット参戦を果たしたアレックス・デボン(2分02秒026)が獲得している。
コプロン・チーム・スコットのアンドレア・ドヴィツィオーゾ(2分02秒036)は3番グリッド、マステルMapfreアスパルのアレックス・デ・アンジェリス(2分02秒148)は1列目最後となる4番グリッドを獲得。
コプロン・チーム・スコットの高橋裕紀選手は2列目6番グリッド、レプソル・ホンダの青山周平選手は2列目8番グリッド、KTMの青山博一選手は3列目10番グリッド、カンペテーラの関口太郎選手は4列目15番グリッドから翌日の決勝レースをスタートする(その他のタイムや順位は結果表を参照の事)。
・予選2の気温は24度、路面温度は33度、湿度は32%。路面状況はドライ。
・ブルノのサーキットレコード(250cc)は2005年にD.ペドロサが記録した2分02秒554
・ブルノのベストラップ(250cc)は今回J.ロレンソが記録した2分01秒368
■125ccクラス 【2日目の情報は随時ここに追加されます】
●125cc午後予選2
晴天となったチェコGP2日目のブルノ・サーキット、午後の最初のセッションとして行われた125ccクラスの最終予選でポールポジションを獲得したのは、現在のポイントリーダーであるバンカハ・アスパルのガボール・タルマクシだった。タイムは2分06秒861。
2分07秒402のタイムで2番グリッドを確保したのは、タルマクシのチームメイトであり、今シーズンのタイトルをそのタルマクシと争うランキング2位のエクトル・ファウベル。ポラリス・ワールドのマティア・パッシーニは2分07秒429のタイムで3番グリッドを獲得。
1列目最後の4番グリッドは、セッション終了間際のタイム・アタックで2分08秒155を記録したKTMの小山知良選手が獲得しており、この結果、地元期待のデルビのルーカス・ペセックは2列目5番グリッドにポジションを落としている(その他のタイムや順位は結果表を参照の事)。
・予選2の気温は25度、路面温度は33度、湿度は33%。路面状況はドライ。
・ブルノのサーキットレコード(125cc)は2003年にL.チェッキネロが記録した2分07秒836
・ブルノのベストラップレコード(125cc)は今回G.タルマクシが記録した2分06秒861
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