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■MotoGPクラス 【1日目の情報は随時ここに追加されます】
●MotoGP午後FP2
晴天に恵まれたMotoGPクラス初日午後のフリー・プラクティス2において、午前に引き続き990cc時代のサーキットレコード(1分23秒355)を上回るトップタイムを記録したのは、現在のポイントリーダーであるドゥカティーのケーシー・ストーナーだった。
ストーナーは午前中に自身が記録したトップタイムの1分23秒058をこのセッション中に早々と更新して1人だけ1分22秒台に突入し、その後は22秒台を連発して最終的には1分22秒737の好タイムを記録している。
ストーナーから0.346秒遅れの2番手タイムとなる1分23秒387を記録したのはフィアット・ヤマハのバレンティーノ・ロッシ。
午前と午後のセッション前半を10番手前後で過ごしていたレプソル・ホンダのダニ・ペドロサは、セッション終盤のタイムアタックで1分23秒366を記録し、最終的にこの日の午後の3番手に浮上した。
4番手タイムの1分23秒387を記録したのは、午前と午後を通して好調な走りを見せたダンロップTECH3ヤマハのシルバン・ギュントーリ。
5番手タイムの1分23秒413は最近のレースでは不調に苦しみ続けていたホンダLCRのカルロス・チェカが記録している。チェカのマシンには今回から新型シャシーが投入されており、大幅なコーナリング速度の向上にチェカは非常に満足している。チェカはこの日は旧型パーツと新型パーツを交互に使用しながらセッティングのテストを行っているが、午前にはいきなりストーナーに続く2番手の位置につけていた。
6番手タイムの1分23秒430は、今回からエグゾーストを含みワークスとほぼ同等のパーツ類で構成された新型マシンに乗るグレッシーニ・ホンダのマルコ・メランドリ。ここ何戦かはシーズン序盤から抱えているリアまわりの不調ばかり訴えていたメランドリだが、この日はブレーキングの安定性やコーナリング性能などの全てに満足がいった様子だ。
7番手タイムの1分23秒548は、午前のセッション中に高速12コーナーで転倒し、右手をマシンの下敷きにしたままアスファルトを滑走して手から出血していたプラマック・ダンティーンのアレックス・バロス。右手に包帯を巻いて午後のセッションに参加したバロスは、特に骨折などの致命的な怪我は負っていない。
バロスのチームメイトであり、5日前に車のドアに手を挟んで右手のひらを骨折した地元ドイツ人ライダー、プラマック・ダンティーンのアレックス・ホフマンは、午後のセッションでは13番手タイムの1分23秒856を記録。
なお、午前は7番手につけていたニッキー・ヘイデンは、終日を通してエンジンパーツの不調に苦しみ、走行終了間際にエンジンが白煙をあげた事から、午後のセッションを1分24秒238の17番手タイムで終えている。なお、バロスと同じくヘイデンも午前中には超高速右カーブの12コーナーで一度転倒しているが、この部分は今年から舗装が新しくなっており、以前よりもでこぼこになっている事から、1日目を走行後のライダーから苦情が多くあがっている。
ダンロップTECH3ヤマハの玉田誠選手は14番手となる1分24秒090、コニカミノルタ・ホンダの中野真矢選手は16番手の1分24秒208だった。ホンダのサテライト勢の中で、シーズン序盤からパーツ類に大きな変更がない旧型シャシーのマシンに乗るのは、今回からコニカミノルタ・ホンダのみとなった(その他のタイムや順位は結果表を参照の事)。
・FP2の気温は20度、路面温度は25度、湿度は65%。路面状況はドライ。
・ザクセンリンクのサーキットレコード(990cc)は2006年にD.ペドロサが記録した1分23秒355
・ザクセンリンクのベストラップレコード(990cc)は2006年にD.ペドロサが記録した1分21秒815
■250ccクラス 【1日目の情報は随時ここに追加されます】
●250cc午後予選1
ドライ・セッションとなった初日午後の予選1で暫定ポールを獲得したのは、現在のポイントリーダーであるスペイン人ライダー、フォツルナ・アプリリアのホルヘ・ロレンソ(1分24秒857)だった。
250ccクラスでの予選自己最高位となる2番手につけたのはジレラのイタリア人ライダーであるマルコ・シモンチェリ(1分24秒928)。3番手は現在のランキング3位につけるマステルMapfreアスパルのアレックス・デ・アンジェリス(1分25秒003)、暫定1列目最後の4番手はチーム・トースのエクトル・バルベラ(1分25秒110)が確保している。
ザクセンリンクを苦手と述べるランキング2位のイタリア人ライダー、コプロン・チーム・スコットのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、初日の予選を暫定2列目となる6番手で終えた。
KTMの青山博一選手は8番手タイムの1分25秒330、昨年度のドイツの勝利者であるコプロン・チーム・スコットの高橋裕紀選手は13番手の1分25秒844、カンペテーラの関口太郎選手は20番手の1分27秒009、ザクセンリンクを大の苦手とするレプソル・ホンダの青山周平選手は25番手の1分28秒759だった(その他のタイムや順位は結果表を参照の事)。
・予選1の気温は22度、路面温度は28度、湿度は56%。路面状況はドライ。
・ザクセンリンクのサーキットレコード(250cc)は2004年にS.ポルトが記録した1分25秒118
・ザクセンリンクのベストラップ(250cc)は2005年にA.デ・アンジェリスが記録した1分24秒618
■125ccクラス 【1日目の情報は随時ここに追加されます】
●125cc午後予選1
雲は多いもののドライ・コンディションに恵まれたドイツGP初日、午後の125ccクラスの第1予選で暫定ポールを確保したのは、現在のランキング2位につけるバンカハ・アスパルのハンガリー人ライダーであるガボール・タルマクシ(1分26秒930)だった。
2番手は前々回のイギリスと前回のオランダで連覇を飾っているポラリス・ワールドのイタリア人ライダーであるマティア・パッシーニ(1分27秒465)、3番手はエミー・カフェラテ・アプリリアの地元ドイツ人ライダー、サンドロ・コルテセ(1分27秒819)。
暫定1列目最後となる4番手には、現在のランキング3位につけるバンカハ・アスパルのスペイン人ライダーであるセルジオ・ガデア(1分27秒839)がつけた。
KTMの小山知良選手は暫定3列目となる10番手(1分28秒443)で初日の午後の予選を終えている(その他のタイムや順位は結果表を参照の事)。
・予選1の気温は21度、路面温度は29度、湿度は62%。路面状況はドライ。
・ザクセンリンクのサーキットレコード(125cc)は2006年にA.バウティスタが記録した1分27秒519
・ザクセンリンクのベストラップレコード(125cc)は2006年にL.ペセックが記録した1分27秒064
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