Google
UA_ZOZOTOWN
ZOZOTOWN
MotoGP速報ニュースサイト インテリマーク
最新ニュース MotoGP冬季データ MotoGP年間予定/結果 MotoGPポイントランキング 現地天候/時間等 F1情報サイト インテリワン 運営/お問い合せ
本サイトはリンクフリーです。
元のページに戻る
オランダGP予選、ストーナーが3連続ポールを達成
写真
インテリマーク編集部
  2008年6月28日

6月27日(金)の午後、オランダのアッセン・サーキットにて、本日の土曜日に開催される2008年MotoGPシーズン第9戦目のオランダGP決勝レースのスターティング・グリッドを決定する最終予選が行われた。ここでは、MotoGPクラスのこの日の予選の概況と結果を紹介する。


■午前のFP3はウェット、午後は良好なドライ路面に恵まれたアッセン
写真
予選の行われたグランプリ2日目の6月27日、この日の朝は天気予報通りの雨となり、午前中は完全ウェットの路面でMotoGPクラスのフリー・プラクティス3が行われたが、正午には青空が見えるまでに天候は回復しており、その後は初日と同様の強い風と明るい陽射しの影響から、MotoGPクラスの午後の予選開始までに路面はほぼ乾き、完全なドライ・コンディションに恵まれている。

■セッションの後半にグリップレベルが大幅改善

予選の開始直後は初日ほどの完璧な路面状況ではなく、予選序盤のレースタイヤでのタイムはやや伸び悩んだが、セッションが後半に入る頃のグリップレベルはほぼ初日の状態に近いところまで回復しており、最終的には上位5名のライダーがアッセンのベストラップを揃って更新するというハイレベルなタイムアタック合戦が繰り広げられた。
写真
この日は午前中が雨のセッションだった事もあり、予選の前半は多くのライダーが翌日のレースに向けてのドライ用セッティングとスリックタイヤの選択に時間を費やした様子だ。なお、天気予報では決勝レース時間帯は雨になる事も予想されているが、ダッチウェザーで有名なアッセンはの正確な気象条件は実際にその時になってみない事には分からない事から、タイヤなどの最終決定はレース直前まで保留とするチームが多いようだ。

■ウェット・セッションとなったFP3のトップタイムはペドロサ
写真
ちなみにウェット・セッションとなった午前のフリー・プラクティス3においてトップタイムを記録したのはダニ・ペドロサ(1分39秒050)、2番手タイムはランディ・ド・プニエ(1分39秒858)、3番手タイムはニッキー・ヘイデン(1分40秒094)、4番手タイムはジェームス・トーズランド(1分40秒331)、5番手タイムはケーシー・ストーナー(1分41秒088)が記録している。フリー・プラクティス総合2番手につけているバレンティーノ・ロッシはウェットでは7番手タイム(1分41秒512)だった。
写真

■ホプキンスが予選中に左足首を骨折、レース出場を断念して緊急帰国

午後の予選におけるMotoGPクラスの目立った転倒者はカワサキのジョン・ホプキンスの1名だが、セッション残り2分のところで高速左カーブの12コーナー通過時にフロントを滑らせたホプキンスはそのままグラベル脇の壁に足から激突しており、その衝撃により左足首を骨折、左のひざにも深刻なダメージが心配される重傷を負ってしまった。
写真
カワサキ・レーシング・チームは事故当日の夕方にホプキンスのレース欠場を公式に発表しており、ホプキンスは土曜日中には母国のアメリカに緊急帰国して、ロサンゼルスの病院において主治医の診断と治療を受ける予定だ(ホプキンスの事故の状況や今後の予定に関する詳細はこちらの記事を参照)。


■MotoGPクラス予選中の流れと各ライダーの状況

オランダGP2日目の6月27日、正午に晴れ間が戻り明るい陽射しとドライ・コンディションに恵まれ、現地時間の13時55分から行われた今回のMotoGPクラス予選開始時の気温は20度、路面温度は29度、湿度は44%。

残分 予選中の状況
45
写真
・セッション開始7分、ストーナーが予選最初の1分57秒台となる1分37秒066を記録。
・セッション開始9分、ヘイデンが1分37秒891を記録し2番手に。
・セッション開始10分、ストーナーが予選最初の1分36秒台となる1分36秒623を記録しトップタイムを更新
・セッション開始10分、ペドロサがヘイデンのタイムを上回る1分37秒628で2番手に浮上。
・セッション開始10分、ロッシが4番手タイムとなる1分37秒980を記録。
・セッション開始13分、ド・プニエがヘイデンとロッシを上回る1分37秒788で3番手に浮上。
・セッション開始14分、ホプキンスが最終シケイン付近で転倒するが無傷。自力でピットに戻る。
写真
 1)ストーナー(1分36秒623)
 2)ペドロサ(1分37秒628)
 3)ド・プニエ(1分37秒788)
 4)ヘイデン(1分37秒891)
 5)ロッシ(1分37秒980)
 6)デ・アンジェリス(1分38秒010)
 7)中野選手(1分38秒072)
 8)エドワーズ(1分38秒301)
 9)トーズランド(1分38秒381)
 10)ロレンソ(1分38秒432)
 11)ドヴィツィオーゾ(1分38秒471)
 12)バーミューレン(1分38秒506)
 13)ギントーリ(1分38秒552)
 14)ウエスト(1分38秒778)
 15)ホプキンス(1分38秒922)
 16)エリアス(1分39秒646)
 17)メランドリ(1分39秒913)

30
・ストーナーはDORNAのラップタイム受信機が壊れていて自分のポジションを認識できていない。
・セッション開始17分、ロッシが1分37秒590を記録し2番手に。
・セッション開始17分、デ・アンジェリスが1分37秒879を記録し5番手に浮上。
・セッション開始22分、ド・プニエが1分37秒713を記録し4番手に。
・セッション開始23分、中野選手が1分37秒801を記録し5番手に浮上。
写真
・セッション開始24分、ド・プニエが1分37秒593を記録し3番手に。
・セッション開始24分、エドワーズが1分37秒853を記録し5番手に浮上。
・セッション開始24分、ヘイデンが1分37秒858を記録し6番手に。
・セッション開始25分、中野選手が1分37秒737を記録し再び5番手に。
・セッション開始26分、ド・プニエが1分37秒437を記録し2番手に。
・セッション開始26分、エドワーズが1分37秒508を記録し3番手に。
・セッション開始18分、デ・アンジェリスが1分37秒283を記録し2番手に。
・セッション開始18分、ペドロサが1分37秒425を記録し3番手に。
写真
 1)ストーナー(1分36秒623)
 2)デ・アンジェリス(1分37秒283)
 3)ペドロサ(1分37秒425)
 4)ド・プニエ(1分37秒437)
 5)エドワーズ(1分37秒508)
 6)ロッシ(1分37秒590)
 7)中野選手(1分37秒737)
 8)ヘイデン(1分37秒858)
 9)ドヴィツィオーゾ(1分38秒008)
 10)ウエスト(1分38秒024)
 11)バーミューレン(1分38秒031)
 12)ロレンソ(1分38秒038)
 13)ギントーリ(1分38秒252)
 14)トーズランド(1分38秒381)
 15)エリアス(1分38秒417)
 16)ホプキンス(1分38秒748)
 17)メランドリ(1分39秒868)

20
・残り24分、エドワーズがストーナーに続き2人目となる1分36秒台に突入。1分36秒278を記録しトップに。
・残り24分、ヘイデンが1分37秒226を記録し3番手に。
・残り24分、中野選手が1分37秒243を記録し4番手に。
・残り22分、ドプニエがコースアウト。エスケーズゾーンのアスファルト上を走行しそのままコースに復帰。
・残り20分、ペドロサが1分37秒209を記録し3番手に。
・残り20分、ロッシが3人目の1分36秒台となる1分36秒264を記録。エドワーズを上回りトップに浮上。
・残り20分、ド・プニエが4人目の1分36秒台となる1分36秒678を記録し4番手に。
・残り20分、ロレンソがペドロサを上回る1分37秒071を記録し5番手に。
写真
 1)ロッシ(1分36秒264)
 2)エドワーズ(1分36秒278)
 3)ストーナー(1分36秒623)
 4)ド・プニエ(1分36秒678)
 5)ロレンソ(1分37秒071)
 6)ペドロサ(1分37秒209)
 7)ヘイデン(1分37秒226)
 8)トーズランド(1分37秒231)
 9)中野選手(1分37秒243)
 10)デ・アンジェリス(1分37秒283)
 11)バーミューレン(1分37秒676)
 12)ギントーリ(1分37秒797)
 13)ホプキンス(1分37秒811)
 14)ドヴィツィオーゾ(1分37秒846)
 15)ウエスト(1分38秒024)
 16)エリアス(1分38秒417)
 17)メランドリ(1分39秒610)
写真
10
・残り16分、ヘイデンが1分36秒675を記録しロレンソとド・プニエを上回り4番手に。
写真
・エドワーズの2本目の予選タイヤの右側面に問題が発生。
・残り16分、中野選手が1分37秒060を記録し6番手に。
・ストーナーのラップタイム受信機の問題をDORNAが解決。
・残り15分、ストーナーが初の1分35秒台となる1分35秒995を記録しトップに浮上。
写真
・残り12分、ド・プニエが1分36秒670を記録し4番手に。
・残り12分、ペドロサが1分36秒753を記録し6番手に。
・残り12分、ロレンソが1分36秒967を記録し7番手に。
・ロレンソ「セッティングを予選前半に変更し自信を回復」
写真
・残り10分、ヘイデンが1分36秒337の4番手タイムを記録。
・残り10分、ドヴィツィオーゾが7番手タイムの1分36秒899を記録。

 1)ストーナー(1分35秒995)
 2)ロッシ(1分36秒264)
 3)エドワーズ(1分36秒278)
 4)ヘイデン(1分36秒337)
 5)ド・プニエ(1分36秒670)
 6)ペドロサ(1分36秒753)
 7)ドヴィツィオーゾ(1分36秒899)
 8)ロレンソ(1分36秒967)
 9)中野選手(1分37秒060)
 10)トーズランド(1分37秒231)
 11)デ・アンジェリス(1分37秒283)
 12)バーミューレン(1分37秒403)
 12)ギントーリ(1分37秒403)
 14)ホプキンス(1分37秒643)
 15)ウエスト(1分38秒024)
 16)エリアス(1分38秒417)
 17)メランドリ(1分38秒726)
写真
・イギリスGPでシーズン序盤からの課題だったリアのトラクションの問題を解決した筈のウエストは今回の不調について「今回はリアのグリップがありすぎて走行ラインが狙えない。特に予選タイヤではその状況が悪化。マシンのバランス調整が必要」と説明。

5
・ヘイデンのマシンのクラッチに問題が発生。ヘイデンはガレージ内の修理作業に入り、この影響で用意していた予選タイヤを全て使い切る事ができなくなる。
写真
・残り9分、ストーナーが1分35秒697を記録しトップタイムを更新。
・エドワーズの3本目の予選タイヤの今度は左側面に問題が発生。
・残り6分、ロッシが2人目の1分35秒台に突入。1分35秒659でストーナーを上回り暫定ポールに。
写真
・残り6分、中野選手が1分36秒804を記録し7番手に。
・中野選手「今回はフロントの強みが発揮できていない。バイクのセッティングは悪くないが、予選タイヤでは期待通りのタイムは出せなかった」
写真
・残り6分、デ・アンジェリスが1分36秒948を記録し9番手に。
・残り5分、ペドロサが3本目の予選タイヤで1分36秒121を記録し3番手に。
写真
・残り5分、ド・プニエが1分36秒278を記録し5番手に。
写真
・残り5分、ロレンソが1分36秒532を記録し7番手に。

 1)ロッシ(1分35秒659)
 2)ストーナー(1分35秒697)
 3)ペドロサ(1分36秒121)
 4)エドワーズ(1分36秒278)
 5)ド・プニエ(1分36秒278)
 6)ヘイデン(1分36秒337)
 7)ロレンソ(1分36秒532)
 8)中野選手(1分36秒804)
 9)ドヴィツィオーゾ(1分36秒899)
 10)デ・アンジェリス(1分36秒948)

2
・トーズランドが最終シケインでバランスを崩す。転倒は免れるがタイムは更新できず。
写真
・残り4分、バーミューレンが1分36秒768を記録し8番手に。
写真
・ヘイデンのクラッチトラブルが解決。
・セッション残り2分、ストーナーがロッシを上回る1分35秒520を記録し再びトップに。
写真
・セッション残り2分、ヘイデンが3人目の1分35秒台となる1分35秒975を記録し3番手に。
・セッション残り2分、ホプキンスが12コーナーで高速転倒、激しくグラベル脇の壁に激突し左足を骨折。翌日のレース出場を断念し帰国が決定。
写真
 1)ストーナー(1分35秒520)
 2)ロッシ(1分35秒659)
 3)ヘイデン(1分35秒975)
 4)ペドロサ(1分36秒121)
 5)エドワーズ(1分36秒278)
 6)ド・プニエ(1分36秒278)
 7)ロレンソ(1分36秒532)
 8)バーミューレン(1分36秒768)
 9)中野選手(1分36秒804)
 10)ドヴィツィオーゾ(1分36秒899)

0
・残り30秒、ロッシが第1区間から第3区間までのストーナーのタイムを更新するが、最終区間でタイヤに問題が発生しタイムを更新できず。
写真
・残り0秒、ペドロサが4本目の予選タイヤでロッシを上回る2番手タイムの1分35秒552を記録。
・残り0秒、ペドロサの背後を走行していたド・プニエが5番手タイムの1分35秒985を記録。
写真
・残り0秒、ギントーリが10番手タイムの1分36秒823を記録。
写真
 1)ストーナー(1分35秒520)
 2)ペドロサ(1分35秒552)
 3)ロッシ(1分35秒659)
 4)ヘイデン(1分35秒975)
 5)ド・プニエ(1分35秒985)
 6)エドワーズ(1分36秒278)
 7)ロレンソ(1分36秒532)
 8)バーミューレン(1分36秒768)
 9)中野選手(1分36秒804)
 10)ギントーリ(1分36秒823)

・ストーナーが3戦連続のポール・ポジションを獲得。
写真
・ペドロサは2番グリッド、ロッシは1列目最後の3番グリッドを獲得。
・中野選手は3列目となる9番グリッドを確保。

オランダGP、MotoGPクラス予選結果まとめ
気温20度、路面温度29度、湿度44%のドライ・コンディションの中で行われたMotoGPクラスの予選結果を示す。
写真
1) ケーシー・ストーナー AUS ドゥカティ・マルボロ・チーム デスモセディチ GP8 1分35秒520
2) ダニ・ペドロサ SPA レプソル・ホンダ・チーム RC212V 1分35秒552
3) バレンティーノ・ロッシ ITA フィアット・ヤマハ・チーム YZR-M1 1分35秒659
4) ニッキー・ヘイデン USA レプソル・ホンダ・チーム RC212V 1分35秒975
5) ランディ・ド・プニエ FRA ホンダLCR RC212V 1分35秒985
6) コーリン・エドワーズ USA ヤマハTech3 YZR-M1 1分36秒278
7) ホルヘ・ロレンソ SPA フィアット・ヤマハ・チーム YZR-M1 1分36秒532
8) クリス・バーミューレン AUS リズラ・スズキMotoGP GSV-R 1分36秒768
9) 中野真矢 JPN サンカルロ・ホンダ・グレッシーニ RC212V 1分36秒804
10) シルバン・ギントーリ FRA アリーチェ・チーム デスモセディチ GP8 1分36秒823
11) アンドレア・ドヴィツィオーゾ ITA JiRチーム・スコット RC212V 1分36秒899
12) アレックス・デ・アンジェリス RSM サンカルロ・ホンダ・グレッシーニ RC212V 1分36秒948
13) ジェームス・トーズランド GBR ヤマハTech3 YZR-M1 1分36秒978
14) トニ・エリアス SPA アリーチェ・チーム デスモセディチ GP8 1分37秒287
15) ジョン・ホプキンス USA カワサキ・レーシング・チーム ZX-RR 1分37秒643
16) アンソニー・ウエスト AUS カワサキ・レーシング・チーム ZX-RR 1分37秒793
17) マルコ・メランドリ ITA ドゥカティ・マルボロ・チーム デスモセディチ GP8 1分38秒726
欠場) ロリス・カピロッシ ITA リズラ・スズキMotoGP GSV-R -分-秒-

この記事に関連する記事
  第9戦オランダGP決勝レースの内容とストーブリーグ前哨戦
オランダGP予選、1列目獲得ライダーの詳細コメント
ホプキンスも重傷、カピロッシに続きオランダGP出場をキャンセル
オランダGP初日、ドゥカティー・サンドウィッチ
カピロッシが復帰初日に右腕を負傷、オランダGP出場を断念
MotoGP第9戦、木曜スタートが伝統のオランダGP
最新のニュース一覧へ 元のページに戻る
インテリマーク - Copyright (c) IntelliMark All Rights Reserved. -