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2008年10月24日
年間シーズンを通して2008MotoGP公式DVDを販売するWick(株ウィック・ビジュアル・ビューロウ)は、今年の9月28日にツインリンクもてぎ・サーキットにてフィアット・ヤマハのバレンティーノ・ロッシが最高峰クラス通算6度目の年間タイトルを決めた日本GPをノーカット収録した「2008MotoGP 公式DVD Round15 日本GP」の販売を10月18日から開始している。また、明日の10月25日(土)には、フィリップアイランド・サーキットにて10月5日に行われたドゥカティーのケーシー・ストーナーが母国優勝を果たしたオーストラリアGPを収録した「2008MotoGP 公式DVD Round16 オーストラリアGP」の販売を開始する。
■今回はミシュラン責任者とヤマハ技術統括部長の独占インタビュー
今回のMotoGP公式DVDのそれぞれの特典映像としては、「Round15 日本GP」には今期限りでMotoGPクラスからの撤退が決まったミシュランのモーターサイクル・レース部門のディレクターを務めるジャン-フィリップ・ウェバーの独占インタビュー、また「Round16 オーストラリアGP」には今シーズンのコンストラクターズタイトルを獲得したヤマハ発動機の技術統括部長である古沢政生氏の独占インタビューが収録されている。
■「2008MotoGP 公式DVD Round15 日本GP」の収録レース内容
現在発売中のRound15日本GPに収録されているのは、ツインリンクもてぎ・サーキットにて行われたバレンティーノ・ロッシが年間タイトルをかけて戦ったMotoGPクラスの決勝レースだ。
決勝前日に行われた予選では、フィアット・ヤマハのホルヘ・ロレンソが4度目のP.P.を獲得。ストーナーが2番手、レプソル・ホンダのニッキー・ヘイデンが3番手につけた。タイトル獲得が懸かるロッシは2列目4番グリッドで決勝を迎えることとなった。
迎えた決勝、レース序盤は5番手スタートのレプソル・ホンダのダニ・ペドロサがリードし、2番手にストーナー、3番手にロッシ。3台のトップ集団がレースをリードするが、やがてストーナーとロッシがペドロサをパスし、日本GPはふたりのマッチレースとなる。勝利でタイトルを決めたいロッシと、一矢を報いたいストーナー。そして14ラップ目、遂にロッシがトップへと躍り出る。ストーナーも食い下がったが、逆転はならず…。ロッシが5連勝となるシーズン8勝目をおさめるとともに、2005年以来となる通算6度目の最高峰クラスタイトルを見事もてぎで獲得した。
■日本GP特典映像はミシュラン責任者の独占インタビュー、価格は2,300円
日本GPのDVDには、ロッシの年間タイトルをかけた白熱のレースのノーカット69分の本編映像はもちろんの事、フランスのタイヤ・メーカーであり、2009年からのシングル・タイヤルールの導入により今期限りでMotoGPクラスからの撤退が決まったミシュランのモーターサイクル・レース部門のディレクターであるジャン-フィリップ・ウェバーの貴重な独占インタビューを特典映像として収録(独占インタビューのサンプルムービーはWickのこちらの配信ページから参照可能)。価格は税込みの2,300円。
■「2008MotoGP 公式DVD Round16 オーストラリアGP」の収録レース内容
また、明日の10月25日に発売されるRound16オーストラリアGPに収録されているのは、フィリップアイランド・サーキットにて行われた、ケーシー・ストーナーが母国でポール・トゥ・ウィンを飾ったMotoGPクラスの決勝レース。
決勝前のレースウィーク中、フリープラクティスで総合トップだったケーシー・ストーナーが予選でもP.P.を獲得。2番グリッドにロレンソ、3番グリッドにヘイデン。前戦の日本GPで08年のタイトルを獲得したロッシは転倒の影響で予選12番手、グリッド4列目からのスタートとなった。
レースは序盤からストーナーがリードし、ヘイデンがそれを追走するという展開。一方、ロッシは後方からスタートしたものの、驚異的なペースで先行するライダー達をパスし続け、レース中盤には3位にまで浮上。前方ではストーナーが独走状態でレースをリードし、そのまま母国GPを勝利したが、ロッシもラストラップにヘイデンをパスし、10人抜きの2位でチェッカーを受ける。3位にヘイデン、4位にロレンソ。グレッシーニ・ホンダの中野真矢がラストラップのバトルを制し、5位に食い込んだ。
■オーストラリアGP特典映像はヤマハ古沢氏の独占インタビュー、価格は2,300円
オーストラリアGPのDVDには、ストーナーが後続を6秒以上引き離しポール・トゥ・ウインを飾ったレースのノーカット67分の本編映像はもちろんの事、ヤマハ発動機(株)MC事業本部の技術統括部長を務める古沢 政生氏の貴重な独占インタビューを特典映像として収録(独占インタビューのサンプルムービーはWickのこちらの配信ページから参照可能)。価格は税込みの2,300円。
■MotoGPを高度に楽しめる特殊機能を搭載したMotoGP公式DVDシリーズ
なお、Wickが販売するこのMotoGP公式DVDシリーズには、MotoGPクラスに今シーズン参戦中のライダーや関係各メーカーへの独占インタビューなどの特典映像に加えて、通常のテレビ中継やネット配信では体験することのできない数多くの楽しみ方が存在する。
■レース再生中に各ライダーの車載カメラ映像に移動が可能
テレビ中継などでMotoGPのレースを楽しむ場合、国際映像がとらえた先頭集団のライダーの動きしか見る事ができない場合がほとんどだが、年間シーズン中の各レース終了日から3週間後に発売されるこの公式DVDなら、通常のレース中継映像はもちろんの事、レース再生中に各ライダーのマシンの車載カメラ映像に自由に行き来する事もできる。映像サイズも今年からは16:9のワイドスクリーンだ。
■豊富なサウンド選択、好評の辻本聡氏と宮城光氏の日本語解説も収録
また、日本語版独自の音声も充実している。公式英語実況や現場のサウンドなどに加えて、昨年から好評を博している辻本聡氏と宮城光氏の日本語解説が今年も音声選択肢に含まれており、合計5種類の中からレース中の効果音を選択する事が可能だ。
当然のことながら、辻本氏と宮城氏のマル秘解説の内容は、この MotoGP公式DVD日本語版を入手する以外に知る術はない。
■年間購読なら公式ガイドブックが無料になる他、毎ラウンド1,944円でお届け
2008年MotoGPシーズンの全レースをMotoGP公式DVDで鑑賞したい方には、お得な購入方法が存在するので注意が必要だ。 2008MotoGP公式DVD全18戦の年間購読を申し込めば、単品でMotoGP公式DVDを購入するよりも値段が約15%お得になる他、冬季 IRTAテスト中の公式セッションを収録したDVD付属の「2008MotoGP公式ガイドブック」がもれなく無料でもらえるという特典がついてくる。
■お問い合せ
MotoGP公式DVDに関する最新情報、ならびにご予約や年間購読などのお申し込みは、発売元である(株)ウィック・ビジュアル・ビューロウのホームページ(http://wick.co.jp)、またはフリーダイアル(0120-19-8195)まで。
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