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MotoGP公式DVDオランダとGP総集編シリーズ最終巻が同時発売
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インテリワン編集部
  2008年7月23日

年間シーズンを通してMotoGP公式DVDを販売するWick(株ウィック・ビジュアル・ビューロウ)は、今年の6月28日に行われたアッセンでのMotoGPクラスの戦いをノーカット収録した「2008MtooGP 公式DVD Round9 オランダGP」と、ついにMotoGP界においてその頭角を現すセテ・ジベルナウが無敵の連続チャンピオンであるバレンティーノ・ロッシとの熾烈なバトルを見せる2003年と2004年の各グランプリ年間総集編DVDを、7月19日(土)に同時発売している。ここでは、その3枚同時に発売されたMotoGPのDVDをそれぞれ紹介する。


■ダッチTT伝統のアッセン、第9戦オランダGP決勝レースDVD
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まず最初に紹介する1枚目のDVD、「2008MtooGP 公式DVD Round9 オランダGP」は、ダッチTTの伝統を今なお受け継ぐアッセン・サーキットにて6月28日に行われたMotoGP最高峰クラスの決勝レースを収録した今シーズンのMotoGP公式DVD第9弾だ。

■今回の独占インタビューはチェーン・サプライヤー

なお、WickのMotoGP公式DVDだけが提供する貴重な独占インタビュー映像だが、今回はMotoGPマシンにチェーンを提供する株式会社アールケー・エキセルにおいて商品技術グループ・リーダーを務める福島康文氏の興味深い談話を収録。


■MotoGP公式DVD Round9 オランダGP収録レースの内容

写真収録のレース内容は以下の通り。今年のオランダGP予選ではケーシー・ストーナーが3戦連続となるポール・ポジションを獲得。2番グリッドにダニ・ペドロサ、3番グリッドにはバレンティーノ・ロッシと、ランキングのトップ3がフロントロウを占めた。

そして迎えた決勝、スタート直後にロッシが転倒するという大波乱が起きた。ロッシはその後なんとかレースに復帰したものの、最後尾からの追い上げを余儀なくされる。一方、スタートとともに飛び出し、トップを奪ったのはペドロサ。しかし、レースウィークを通じて好調のストーナーがあっさりと先頭に躍り出て、その後のレースをリード。

ストーナーは安定したラップを重ねてリードを広げ、2戦連続のポールトゥウィンを達成する。2位ペドロサ、3位を走行していたニッキー・ヘイデンはトラブルによりチェッカー直前に失速し、コーリン・エドワーズが3位表彰台を獲得。ロッシは11位でのフィニッシュとなった。

■DVDならではの機能と特典映像満載のMotoGP公式DVDの価格

迫力のレース映像、レース再生中に自由に切り替えられる車載カメラ映像、辻本聡氏と宮城光氏のマル秘解説を含む迫力の5種類の音声、これらの充実したフルレース映像とサウンドに加えて日本版独自の独占インタビューも収録した2008MotoGP公式DVDの価格は、各レースどれも税込みの2,300円。オンライン購入ならWickのホームページが利用可能だ。また、年間購読すれば単品でMotoGP公式DVDを購入するよりも値段が約15%お得になる他、冬季 IRTAテスト中の公式セッションを収録したDVD付属の「2008MotoGP公式ガイドブック」がもれなく無料でもらえるという特典がついてくる。
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■ついにコレクション完結、1983年から2004年までの年間総集編が勢揃い

次に紹介するのが、1993年から2004年にかけてのグランプリ最高峰クラス年間総集編を今年の2月から1ヶ月単位に2シーズンずつ駆け足で同時リリースしてきたWickが、その最終リリースとして7月19日より発売を開始した「2003 GRAND PRIX 総集編DVD」と「2004 GRAND PRIX 総集編DVD」の2タイトルだ。
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Wickは1983年から1992年までのグランプリ年間総集編を、過去にはVHSシリーズ、現在はそのDVDバージョンを昨年までに販売してきたが、今年の2月からはその続編となる1993年からの年間総集編を1ヶ月単位に2枚ずつ発売しており、今回ついにその全ての総集編が勢揃いした事になる。

■最終リリースの2年間はロッシのヤマハ移籍と覚醒するジベルナウとの確執

2月から今月にかけて発売された総集編シリーズは、1993年のウェイン・レイニー引退からケビン・シュワンツ、ミック・ドゥーハン、アレックス・クリビーレ、ケニー・ロバーツ・ジュニア、そして2001年に新王者となったバレンティーノ・ロッシまでの最高峰2ストローク500ccクラス終焉の歴史、ならびに翌年の2002年から開設された4ストローク900ccMotoGPクラスでも圧倒的強さを誇ったホンダのロッシが2004年に移籍したヤマハでも勝利を収めるまでの計12年間を網羅しており、この全巻を制覇すれば、現在の最高峰800ccマシンが登場するまでの激動の歴史を余すところなく一気に堪能する事が可能だ。
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そして今回、ついにロッシの無敵のRC211Vホンダ時代最後の年と、彼のヤマハ移籍初年度の奇跡のYZR-M1変貌の年、そしてセテ・ジベルナウ台頭の2年間だ。


■2003年総集編、ロッシが最高峰クラス3連覇 そして“伏兵”ジベルナウの台頭

2年連続で最高峰クラスを制しているディフェンディング・チャンピオン、バレンティーノ・ロッシとホンダ RC211V。

その圧倒的な優位が予想された2003年シーズン。鈴鹿で迎えた開幕戦、いきなり信じられない出来事が起こった。ロッシのライバルの一人である加藤大治郎がクラッシュにより負傷し、そのまま帰らぬ人となってしまう。

一方、レースではやはりロッシが開幕戦からポール・トゥ・ウィンを達成。そのままチャンピオンシップでも独走を続けるかと思われたが、思わぬ伏兵が立ちはだかる。同じホンダRC211Vを駆り加藤のチームメイトであったセテ・ジベルナウだ。事故の悲しみに包まれたまま迎えた第2戦、ロッシを抑え、ポール・トゥ・ウィンを達成し、その存在をアピールする。
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ジベルナウは結局シーズン4勝を獲得する活躍を見せ、一気にロッシの最大のライバルへと変貌を遂げたが、やはりポイント争いでは及ばなかった。ロッシは全16戦中9勝、9度のポールポジション、そして全戦において表彰台登壇を果たすという圧倒的な速さと安定感を見せつけ、最高峰クラス3連覇を達成する。

・・・そして最終戦終了後、ロッシがホンダから離脱するという衝撃的なニュースが発表された。2003年シーズンは、ロッシとRC211Vの最強コンビが活躍した最後のシーズンとなったのである(日本人ランキング:宇川徹8位、中野真矢10位、玉田誠11位、芳賀紀行14位、阿部典史16位、他)。

特典映像7分)バレンティーノ・ロッシ:チャンピオンインタビュー 、ホンダ離脱会見


■2004年総集編※、ロッシがヤマハへ電撃移籍! 古巣"常勝軍団"ホンダを撃破

このDVDに収録されているシーズンダイジェストは、2005年2月にニューズ出版から発売された、ライディングスポーツとの写真集コラボレーション作品『THE CONQUEROR』と同じ内容です。

2003年シーズン終了と同時に、それまで最高峰クラス3連覇をともに達成したホンダからヤマハへの電撃移籍を発表したバレンティーノ・ロッシ。さすがのロッシも移籍直後からの活躍は疑問視される中、2004年シーズンは開幕した。

しかし、ヤマハでのデビュー戦となる第1戦南アフリカGP。ロッシは早速ヤマハでの初ポール・ポジションを獲得。さらに決勝でも、古巣である"常勝軍団"ホンダのライバル達を打ち破り、なんと4年連続での開幕戦勝利を達成。"大事なのはマシンではなくライダーだ"。自らの信念を証明するためにホンダを離れ、移籍初戦で見事にそれを実証したのである。
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その後も順調に活躍を続けたロッシとタイトルを争ったのは、2003年シーズンに引き続きセテ・ジベルナウだった。ふたりのバトルは激化してゆき、次第にサーキット内外での心理戦も勃発。さらにジベルナウが第13戦カタールGPで勝利したのち、ロッシは「あいつには2度と勝たせない」と宣言し、ふたりの関係は完全に冷えきってしまう。

残りの3戦、ロッシは宣言通りに全てを勝利。エディ・ローソン以来となる異なるコンストラクターでのシーズン連覇、そして4年連続の最高峰クラス制覇という大記録を達成した(日本人ランキング:玉田誠6位、中野真矢10位、阿部典史13位、他)。

特典映像14分)バレンティーノ・ロッシ/チャンピオンインタビュー、ロッシ電撃移籍の影響/関係者インタビュー、2004オンボード映像集(マックス・ビアッジ、バレンティーノ・ロッシ、セテ・ジベルナウ、玉田誠)


■グランプリ総集編DVDの価格、お問い合せなど

2003 GRAND PRIX 総集編DVD」と「2003 GRAND PRIX 総集編DVD」の定価はどちらも税込みで3,570円。

Wick商品のオンラインでのご購入やお問い合せは(株)ウィック・ビジュアル・ビューロウのホームページ(http://wick.co.jp)、またはフリーダイアル(0120-19-8195)まで。

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