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2006年4月27日
明日の4月28日から開催されるトルコGPを多くのライダーが楽しみとしているようだ。イスタンブールサーキットはライダーにとってチャレンジングな点が多いだけではなく、走っていて爽快に感じるらしい。
250ccホンダ勢の中でトップを行くヒューマンゲスト・ホンダチームは、今年絶好調のホルヘ・ロレンソを始めとするアプリリア勢追撃の筆頭チームだ。IRTAテストではアプリリアの仕上がりに押され気味だったホンダ勢とドビツィオーゾだが、開幕からの2戦では3位と2位の表彰台を獲得し、相変わらずのレース強さを見せつけた。
また彼のチームメイトでGP2年目の高橋裕紀選手は、IRTAテスト中はホンダ勢トップとなる4番手タイムを常時獲得し、ヘレスの開幕戦ではドビツィオーゾに続く4位だった。前戦のカタールではフロントまわりの問題が解消できずに9位に終ったが、イスタンブールに向けての良いベースセッティングは出来ているという。
前戦のカタールでは最後までロレンソにプレッシャーを与え続けたアンドレア・ドビツィオーゾだが、惜しくも今期初優勝はならなかった。「勝つにはマシンのパワーが(アプリリア勢と比べて)足りない」と悔しげなコメントを残したドビツィオーゾだったが、2週間のオフウイーク中にホンダのマシンがどれだけイスタンブールに向けて戦闘力を増してきたかに注目が集まりそうだ。
昨年のトルコGPでドビツィオーゾはマシンに問題を抱えており、成績は5位だった。今年は同じトラブルに見舞われたくないとランキング2位のアンドレア・ドビツィオーゾは語る。
「カタールで見せたくらいの走りをする自信はありますので、トルコでも優勝争いをしますよ。」とドビツィオーゾ。
「去年イスタンブールで抱えた問題が今年は出ないように祈るだけです。このサーキットは自分が完全には把握しきれない不思議なコースですが凄く好きですよ。去年の経験があるので以前よりいい走りができる筈です。」
また、高橋選手にとっても昨年のトルコGPは運のないものだった。レース中にエンジンの不調を訴え、10位走行中の最終ラップで転倒リタイアしている。2年目となる今年、冬季テストから通してカタール以外では満足のいく結果を残しているランキング7位の高橋裕紀選手は、イスタンブールでは調子を取り戻せるとしている。
「プレシーズンとヘレスでは好調だったのでカタールの結果にはがっかりしてます。でもイスタンブールではもっと上にいくつもりですよ。」と高橋選手。
「今回イスタンブールで有利なのは、カタールで抱えた問題を全て解決してきた事です。ここはカタールと少し似た部分があるサーキットですので、今回は本来の走りができて、いい結果も得られる筈ですよ。」
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