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■MotoGPクラス 【1日目の情報は随時ここに追加されます】
●MotoGP午後FP2
翌日の予選はやや天候が不安定になる恐れはあるものの、終日良好なドライ路面と青空に恵まれた1日目の午前と午後の2回のフリー・プラクティスを制したのは、今回もドゥカティーのケーシー・ストーナーだった。
ストーナーは午後のセッションにおいて、昨年に990ccマシンでチーム・ロバーツのケニー・ロバーツ・ジュニアが記録したサーキット・レコードに0.036秒差まで迫るこの日のトップタイム、1分37秒950を記録している。
前々回のブルノの初日はTECH3ヤマハのシルバン・ギュントーリがトップタイムを記録してダンロップの予選タイヤの性能をアピールしたが、今回のエストリル初日は同じくダンロップを履くTECH3ヤマハの玉田誠選手が、ストーナーのトップタイムと0.039秒差の1分37秒989の2番手タイムをセッション終盤に記録した。
この日の総合3番手タイムは、フィアット・ヤマハのバレンティーノ・ロッシの1分38秒120。前回のサンマリノGPでは新型エンジンがエンジントラブルに見舞われてレース序盤にリタイアしたが、今回もロッシは新型エンジンを搭載したYZR-M1で戦っている。
ホンダ勢のトップとなる総合4番手タイムの1分38秒201は、サンマリノGPではカワサキのランディ・ド・ピュニエのオープニングラップでの転倒に巻き込まれてリタイアしたレプソル・ホンダのダニ・ペドロサ。カワサキの新型スイングアームに好感触を示すド・ピュニエはペドロサに続く5番手タイムの1分38秒287を記録している。
今回のエストリルでも表彰台、特に頂点に乗りたいと述べるリズラ・スズキのジョン・ホプキンスはこの日の総合6番手となる1分38秒471、ドゥカティーのロリス・カピロッシは総合7番手の1分38秒481、レプソル・ホンダのニッキー・ヘイデンは総合8番手の1分38秒518を記録して初日のセッションを終えている。
また、午前中は比較的好調に見えたホンダのサテライト勢は午後にややタイムが伸び悩み、ホンダLCRのカルロス・チェカが総合12番手(1分38秒669)、コニカミノルタ・ホンダの中野真矢選手が総合14番手(1分38秒761)、グレッシーニ・ホンダのトニ・エリアスが総合15番手(1分38秒843)、同じくグレッシーニ・ホンダのマルコ・メランドリは総合16番手(1分38秒919)だった。
なお、前回のサンマリノGPでのレース直後にチームのホスピタリティー内で右足のかかとを裂傷し、翌日のミサノ合同テストでは走行を見合わせたとされるチーム・ロバーツのカーチス・ロバーツは、今回のエストリルには1日目から無事に出場している(その他のタイムや順位は結果表を参照の事)。
・FP2の気温は23度、路面温度は35度、湿度は59%。路面状況はドライ。
・エストリルのサーキットレコード(990cc)は2006年にK.ロバーツ Jrが記録した1分37秒914
・エストリルのベストラップレコード(990cc)は2006年にV.ロッシが記録した1分36秒200
■250ccクラス 【1日目の情報は随時ここに追加されます】
●250cc午後予選1
ポルトガルGP初日の250ccクラス第1予選で暫定ポールにつけたのは、来期はMotoGPクラスにステップアップしてバレンティーノ・ロッシのチームメイトとなる事が決定しているフォルツナ・アプリリアのホルヘ・ロレンソ(1分40秒480)だった。
暫定2番グリッドは同じくMotoGPクラスへのステップアップが噂されるコプロン・チーム・スコットのアンドレア・ドヴィツィオーゾ(1分40秒824)、3番手は来期もKTMで250ccクラスを戦う事が決定しているミカ・カリオ(1分40秒893)。
暫定1列目の最後となる4番手にはKTMの青山博一選手(1分41秒063)がつけ、続く5番手タイムは来期もアスパル・チームから250ccクラスに参戦するアルバロ・バウティスタ(1分41秒338)が記録している。
その他の日本勢では、コプロン・チーム・スコットの高橋裕紀選手(1分41秒671)が10番手、レプソル・ホンダの青山周平選手(1分42秒139)は12番手で1日目の予選を終えた。
なお、カンペテーラ・レーシングの関口太郎選手はブルノのウォームアップ・セッション中の負傷の影響から今回のエストリルも欠場し、現在は日本に帰国して骨折などの治療を引き続き行っている(その他のタイムや順位は結果表を参照の事)。
・予選1の気温は23度、路面温度は35度、湿度は62%。路面状況はドライ。
・エストリルのサーキットレコード(250cc)は2006年に青山博一が記録した1分41秒676
・エストリルのベストラップ(250cc)は2006年にR.ロカテリが記録した1分41秒511
■125ccクラス 【1日目の情報は随時ここに追加されます】
●125cc午後予選1
晴天に恵まれたポルトガルGP1日目のエストリル、125ccクラスの午後の第1予選で暫定ポールにつけたのは、前回は地元のミサノで優勝を飾ったばかりであるポラリス・ワールドのマティア・パッシーニ(1分45秒115)だった。
2番手は現在のポイントリーダーであるバンカハ・アスパルのガボール・タルマクシ(1分45秒466)、3番手は同じくバンカハ・アルパルのセルジオ・ガデア(1分45秒497)、暫定1列目最後となる4番手にはデルビのルーカス・ペセック(1分46秒068)がつけている。
KTMの小山知良選手は初日の予選を1分46秒178の7番手タイムで終えた(その他のタイムや順位は結果表を参照の事)。
・予選1の気温は22度、路面温度は27度、湿度は62%。路面状況はドライ。
・エストリルのサーキットレコード(125cc)は2006年にA.バウティスタが記録した1分45秒746
・エストリルのベストラップレコード(125cc)は2006年にA.バウティスタが記録した1分45秒322
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