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2007年3月9日
MotoGPカタール開幕ラウンド初日を終えたレプソル・ホンダ勢のコメントを以下に紹介する。初日総合の結果は、ダニ・ペドロサは6番手タイムの1分56秒990、ニッキー・ヘイデンは15番手タイムの1分57秒922だった。
ペドロサは開幕レースウイーク初日の作業内容にはほぼ満足できている様子だが、昨年度チャンピオンのヘイデンは、2月のカタールでのIRTAテストと同様にフロントまわりのセッティングに苦しみ、タイムを終日伸ばす事ができていない。
■ペドロサ「問題はトップとの差」
「シーズンが始まって、また忙しい作業が再開してますよ!」とペドロサ。
「今日はいくつか進展があって、かなり速いタイムを出せるようにはなりましたが、先頭からはだいぶ離されているのでマシンのセッティングをもっと煮詰めなきゃいけないでしょうね。」
「新しいタイヤのレギュレーションがどれくらいレースに影響を与えるのかを判断するにはまだ時期尚早ですが、今晩もミシュランの人たちと真剣に話し合って、選んであるタイヤの中から一番いいレースタイヤが明日中に探せるようにはしておきたいです。これが明日の一番の課題です。」
「路面コンディションはだいぶ良くなってきました。これから多分もっときれいになってくれるでしょうね」
■ヘイデン「どんどん深みにはまる」
「シーズン開幕直後のレースウイーク初日にこの結果は全くもって期待外れです。」とヘイデン。
「今朝からバイクの1台にいくつか小さな問題が出ていて、それで時間をロスしました。問題を解消しようとテストした内容があまり良くなかったみたいで、自分の思い通りに曲がれるフロントに仕上げようとすればするほど深みにはまっていく感じでした。ただ、まだ始まったばかりですし、改善を進める自信は持っています。」
「コースの一部分では本当にいい感触が得られているんですが、他の部分が良くなくてタイムが上がりません。だからまだやる事だらけですし、今晩はその解決策を探して忙しい夜を過ごす事になりますね。」
「新しいタイヤレギュレーションがどれだけ作業に影響するかはまだ何とも言えませんね。土曜日になれば分かりますよ!」
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