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SBK マックス・ビアッジがアルスター・スズキ公式デビュー |
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2006年10月29日
先月の9月14日にSBKアルスター・スズキ・チームとの来期契約を交わしたマックス・ビアッジが、10月28日に行われた同チームの公式プレゼンテーションの会場にて、正式なメディア・デビューを飾った。
■5000人以上のファンが訪れたビアッジの公式デビュー
ビアッジのSBKライダーとしての公式なデビュー会場となったイタリアのバレルンガ・サーキットには5000人以上のビアッジ・ファンが集まり、MotoGPから離れて1年を経ても、その衰えを知らない人気の高さを証明している。
この日の午後、ビアッジは2006年SBKシーズンに用いられたアルスター・スズキ仕様のGSX-R1000をテストするために、熱狂するファンが見守るピットボックスに登場した。その後ビアッジは56周回のテスト走行をバレルンガ・サーキットで行い、1分40秒762のラップ・タイムを記録している。バレルンガ・サーキットはビアッジの地元であるローマのすぐ側に位置するサーキットだ。
■チームカラーのバイクで登場
10月10日にフランスのマニクール・サーキットで行われたプライベート・テスト時の真っ白なバイクとは異なり、今回のテストに使用されたGSX-R1000は、今期にトロイ・コーサーや加賀山選手が使用していたものと全く同じ黄色のコロナ・エクストラ・カラーだ。
■ビアッジ「シーズン開幕までには準備万端」
チーム・スズキのプレス・オフィスによれば、この日のアルスター・スズキのホスピタリティー施設は、イタリアや海外の多くの記者に取り囲まれ、アルスター・チームの責任者であるフランソワ・バッタとSBKを主催するFG SportのCEOであるパオロ・フラミニの短いスピーチの後、マックス・ビアッジが各記者からの質問に答える形式でプレゼンテーションが行われたという。
以下に、マックス・ビアッジが当日に残したコメントを紹介する。
「今日はあまりに多くのファンが見に来てくれたのでびっくりしました。みんなの応援のお陰で力が湧いてきます。」とビアッジ。
「今日の最優先課題はバイクに馴染む事でした。まずはバイクを理解して、速く走るよりも先に快適に乗れるようにしないといけませんからね。」
「しばらくサーキットからは離れていましたが、レーサーがレースのやり方を忘れる事はありません。一度ヘルメットさえ被れば全てを思い出すので、あとは走り出すだけです。バイクに乗る回数が増えて、走行時間が長くなれば自然にどんどん速く走れるようになりますし、自分の持久力も高まる筈です。」
「以前に自分が使用していたものと明らかにピレリータイヤは異なりますが、それも自分が学習していく1つの項目にすぎません。シーズンが始まるまでには全て準備万端にしておきますよ。」
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