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125cc小山選手、骨折のままトルコも参戦

2006年4月28日

開幕戦のフリープラクティス2で転倒、左足首を2箇所骨折しながらも、ヘレスで12位、カタールで15位を獲得した小山知良選手は、まだ完治しない足を気遣いながらトルコに向かったようだ。

小山選手の所属するマラグーティ・チームの公式リリースによれば、まだ回復に時間はかかるものの、小山選手の怪我の具合は良くなってきており、イスタンブールでのレースを楽しみにしているとの事だ。2週間オフウイークは、彼にとって日本で静養するいいタイミングだったとしている。

(記事:IntelliMark、写真提供:motogp.com)

前の2レースは鎮痛剤を打ち続け、カタールではかかとでシフトダウンする特製のギアペダルを用意しての参戦だっただけに、彼本来の走りとは程遠い難しいレースだった筈だ。イスタンブールでもまだ痛みとの戦いになる事は間違いないだろう。

マラグーティ・チーム監督はトルコGPに向けて以下の通りコメントしている。

「トモ(小山選手)にとってカタールは辛いレースウイークになりました。鎮痛剤をとりながらのレースは身体に負担がかかりますので、レース後の彼は完全に体調を崩していました。」

「日本で静養した事で体調は前よりだいぶ良くなったと聞いています。チームのライダー二人とも怪我を負っていますが、次のレースは楽しみですよ。もちろん、レース結果について過度の期待は禁物ですが。」

また、小山選手の公式ホームページであるkoyamax.comによれば、関節の具合は医師が感心する程に良くなったものの、まだ骨が完全に接合したわけではないので無理しないように警告されている状態らしい。


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