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カタール125cc決勝 かかとでシフトダウンする小山選手

2006年4月11日

MotoGPカタールグランプリ125ccの決勝フロントローには、ポール・ポジションに開幕戦を制したマステル-MVA・アスパルチーム(アプリリア)のアルバロ・バウティスタ、2番グリッドにバウティスタのチームメイトで開幕戦3位のマティア・パッシーニ、3番グリッドには開幕戦4位、KTMのミカ・カリオ、4番グリッドにはやはりバウティスタのチームメイト、開幕戦7位のセルジオ・ガデアが並んだ。

■125ccでも好調のアプリリア勢



昨年の年間15位からいきなり第1戦で初優勝を果たしたアルバロ・バウティスタを始め、IRTAテストからMVA-アスパルチームは絶好調だ。第2戦のカタールでは、好調のアプリリア勢に昨年は惜しくも年間タイトルを逃したKTMのミカ・カリオがどこまで表彰台争いに食い込めるかが注目された。また、バウティスタの2連勝にも期待がかかる。

■スーパー・カブもどきのシフターで参加する小山選手

日本人唯一の125cc参戦となる2年目の小山知良選手は、ヘレス開幕戦のフリー・プラクティス2で転倒し、左足のくるぶし付近を骨折した状態でレースに出場して執念の12位4ポイントを獲得している。今回のカタールの出場も心配されたが、小山選手の公式ホームページであるkoyamax.comによれば、シフトアップをつま先でふみ、シフトダウンをかかとで行うという丁度スーパー・カブのシフターのような仕組みをチームに用意してもらっての参戦となった。

ここでは、4月8日のカタールグランプリ125ccの決勝レース概要と、各ライダーのコメントを紹介したい。

■出遅れるもすぐに挽回するバウティスタ

レース開始直後、スタートに失敗したポールシッターのアルバロ・バウティスタは8番手まで順位を落とし、先頭に立ったパッシーニに続いてガデア、カリオ、マステル-MVA・アスパルチームのエクトル・ファウベルがレースをリードする形となった。



出遅れたバウティスタは3周目までに順調にポジションを挽回し、4周目にはパッシーニを始めとする先頭集団を捕らえ、トップに躍り出て後続を引き離しにかかる。

パッシーニの後方では、4人のライダーが残りの表彰台を争い、激しく順位を入れ替えていった。

■好調のガデア、僅差の2位争い

最終ラップ、バウティスタは後続から6.765秒の大差をつけて二連覇を達成。後方ではKTMのミカ・カリオが僅差でセルジオ・ガデアを抑えて2位を獲得。パッシーニは4位フィニッシュとなった。



表彰台の真ん中にはマステル-MVA・アスパルチームのアルバロ・バウティスタ、2位はKTMのミカ・カリオ、3位にはバウティスタのチームメイト、セルジオガデアが並んだ。KTMにとっては今回初の表彰台、マステル-MVA・アスパルチームは開幕戦に引き続き2名のライダーを表彰台に送り込んだ。

尚、IRTAテスト中に鎖骨を骨折した昨年度チャンピオン、ホンダのトーマス・ルティーは8位に終っている。

1位のバウティスタは、最初に出遅れた後も慌てず気楽に走った事が良かったとしている。

「強風が吹いたり吹かなかったりで、難しいレースでした。」とバウティスタ。

「序盤は気楽に構えてその状況を受け入れる事にしたら、前の集団に追いついてリードを保てたんです。他のライダーはあまり環境を受け入れられずに自分のペースにはついてこれない様子でした。」

「すごく嬉しいですね。ここまでは好調なので、このままいきたいと思います。」

2位のミカ・カリオは、フロントまわりの不調と強風に悩まされたとしながらも、この結果には満足している。

「今日は2位で終れて満足です。やっと去年と同じ位置にこれました。」とカリオ。

「でも今年は2位になるのも厳しいですよ。今日はフロントに問題を抱えていて、レースまでに改善する事ができなかったんです。それに風も強くて簡単にはいきませんでした。」

「今回の目標は表彰台獲得だったので、レースウイークを終えて気分よくここを離れられます。」

3位のセルジオ・ガデアは、僅差で2位表彰台を獲得できなかった事を悔しがる様子もなく、何度も強風で転倒しかけたレースが表彰台で終わった事を喜んでいる。

「今日は強風のせいでセッティングを変えなきゃいけなくて厳しいレースでした。」とガデア。



「フロントに問題を抱えたままで、何回も転倒しそうになりあまりプッシュできませんでした。最後はたった0.010秒で2位を逃しましたが、結果には満足してますしチームの頑張りに感謝しています。」

表彰台を逃した事を残念がる4位のマティア・パッシーニは、次戦のトルコでの表彰台獲得に意欲を燃やした。

「凄いレースでした。スタートは成功して先頭をキープしようとしましたが、アルバロにつかまって速いペースで抜かれてしまい、ついていけませんでした。」とパッシーニ。

「最初は何も問題なかったのに、時間がたつにつれ第2グループについていくのが難しくなりました。表彰台に乗れなくて残念です。最終ラップで挽回したかったのですがダメでした。トルコでは表彰台に乗りたいです。」

■小山選手はポイント獲得

マラグーティから参戦の小山選手は怪我の痛みに耐えて15位フィニッシュ。念願のポイントを今回も獲得した。小山選手はkoyamax.comにコメントを書き込み、足の状況が悪くなり苦戦したが、次のトルコGPまでには具合も良くなるだろうとしている。この2戦は苦しい戦いとなったが、体調回復後の活躍が注目される。


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