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| 250cc 周平選手「トルコはプレステが使えない！」
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２００６年４月２７日
 IRTAテスト中はマシンのセッティングが思うように進まず、開発を後戻りさせる等して苦しんだレプソルホンダチームのセバスチャン・ポルトだが、リタイアした開幕戦の後は徐々に新マシンの特質を掴んだらしく、２戦目のカタールでは７位の高順位を獲得した。
昨年のポルトはアスパルチーム（レプソル）でアプリリアに乗っていたが、ホンダへの乗り換えには思いもよらず苦戦したようだ。
カタールのレース後にレース序盤のグリップの悪さが課題だとしていたポルトだが、彼の好みのコースレイアウトを持つイスタンブールではマシンがさらに改善される事を望んでいる。ちなみに昨年のイスタンブールでポルトはオープニングラップでマシンの異常により単独転倒、リタイアしている。
「このサーキットは好きですよ。」とポルト。
「去年のレースは全くダメでしたが、今回はさらに進歩したバイクを持って望みたいですね。別に心配はしていませんし、うまくいくと思っています。」
「トルコのコースレイアウトは複雑です。まだ１回しか走った事がありませんし、他のどのライダーにとっても経験の少ないサーキットです。」
「トルコでは全てうまくいくと信じてセッティングを頑張るだけです。ホンダは去年トルコで強かったので、今回のバイクがカタールの時よりも戦えるマシンになっている事を祈ります。」
ポルトのチームメイト、ＧＰルーキーの青山周平選手にとってトルコＧＰは初めてのサーキットとなる。コースを覚えるのにテレビゲームを使いたかった周平選手だが、残念ながら今回のイスタンブールはまだゲームに収録されておらず、仕方なく昨年のビデオ映像でコースを学習していたらしい。
 また、カタールが攻略できずに１３位に終った事が相当ショックだったらしく、何かにつけカタールと比べてしまう様子だ。
「トルコのサーキットはテレビでしか見たことありませんから、あまりコースの情報がありませんし、テクニカル面での特徴がわかりません。」と周平選手。
「カタールほどは難しくないと思いますので、今回は２週間前みたいな状態にならなきゃいいなと思います。あそこは他と違って全然バンクのないフラットな路面でしたが、トルコはいくつか勾配があって、コースも変化に富んでそうです。」
「多分カタールよりは走りやすいと思います。でも今回いい結果を出すためにはカタールの事よりもトルコに集中しなきゃダメですね。」
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