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2006年4月17日
4月16日、全日本MFJスーパーバイクの第2戦の決勝が鈴鹿サーキットで行われた。ポールポジションは、現MotoGPスズキGSV-Rの開発ライダー、ヨシムラ・スズキの秋吉耕佑選手、2番グリッドはTSRホンダの辻村猛選手、3番グリッドは秋吉選手と同じくヨシムラ・スズキの渡辺篤選手。
雨の予選とは異なる晴天に恵まれた鈴鹿サーキットのドライ路面でも、ヨシムラ・スズキのGSX-R勢は好調なスタートを切り、先頭を行く渡辺選手に秋吉選手が追走した。オープニングラップの終盤には秋吉選手が渡辺選手を交わしトップに躍り出る。
しかしその後、先頭に出た秋吉選手は転倒し、レースは一時赤旗中断となる。原因はコースに流出したオイルと判明し、転倒者にも再スタートが許可される事になった。秋吉選手は予備マシンに乗り換えスターティング・グリッドへ。
再スタート後は再び渡辺選手がトップに立ったが、昨年の全日本チャンプでMotoGPブリヂストンの開発ライダー、昨年はロリス・カピロッシの代役としてドゥカティーワークスからは日本人として初のスポット参戦を果たした伊藤真一選手が後方から追い上げる。その後ろには秋吉選手。
6周目、伊藤選手が渡辺選手を交わしてトップに出た。二人の激しいバトルが始まったが、周回遅れのライダーを交わした伊藤選手に渡辺選手はついて行けずに後退、そのままレースは終了した。渡辺選手に続いて、MotoGPライダー玉田誠選手の01年キャビン・ホンダ時代のチームメイト、ホンダの山口辰也選手が3位表彰台を獲得。秋吉選手は4番手に終った。
ちなみに、優勝したTSRホンダの伊藤選手は、前回のもてぎ開幕戦のウォームアップで転倒し、肋骨を骨折している。今年も全日本だけではなくMotoGP関係の仕事等、忙しい一年となるのだろう。
また、惜しくも優勝を逃した渡辺選手は、レース後に以下の通りコメントした。
「フリーも予選もウェットでしたので、ドライ用のレースセッティングが今ひとつでしたね。今回はペースをキープするのが難しかったです。」と渡辺選手。
「ヨシムラGSX-Rは速いしブリヂストンタイヤも良い感じです。初戦が3位で今回が2位でしたので、次は優勝したいです!」
(写真・情報提供:Team Suzuki Press Office)
−MFJスーパーバイク第2戦鈴鹿 決勝上位10人−
1: 伊藤 真一 (Honda)
2: 渡辺 篤 (Yoshimura Suzuki)
3: 山口 辰也 (Honda)
4: 秋吉 耕佑 (Yoshimura Suzuki)
5: 中須賀 克行 (Yamaha)
6: 出口 修 (Honda)
7: 亀谷 長純 (Honda)
8: 柳川 明 (Kawasaki)
9: 小西 良輝 (Honda)
10: 徳留 和樹 (Honda)
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