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2007年MotoGP第18戦バレンシアGP 走行結果速報(最終予選)
インテリマーク編集部
2007年11月3日 【最新情報はブラウザのリロードをボタンを押して確認して下さい】
写真第18戦バレンシアGP2日目
・各クラス全ライダー走行結果表は、以下のリンク先をご覧下さい。
バレンシアGP事前情報
MotoGPクラス初日の詳細状況
MotoGP予選後のライダーコメント


125ccクラスFP2、MotoGPクラスFP3、
250ccクラスFP2

125ccクラス予選2、MotoGPクラス予選、
250ccクラス予選2



現地天候および走行スケジュール
2007年全レース日程と結果
冬季プレシーズン全テスト結果
ポイントランキング


現地情報(天候、アクシデント、他概要)
■MotoGPクラス 【2日目の情報は随時ここに追加されます】
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MotoGP午後予選
気温が21度と初日よりも肌寒くなったバレンシアGPの2日目の午後、MotoGPクラスの予選はバレンシアの快晴な空の下、路面温度26度のドライ路面に恵また。

■午前のセッションをキャンセルしたチェカは予選から復帰
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ホンダLCRのカルロス・チェカは初日の晩からの深刻な腹痛により午前のフリー・プラクティス3を欠場したが、午後の予選には無事な姿を見せて走行に参加している。また、初日に右手のひらの骨を3個所骨折したプラマック・ダンティーンのチャズ・デイビスは、この日の午前からはコースに復帰した。

■予選開始直後、バレンシアで不調のウエストが転倒
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予選のセッション開始5分の時点で1分34秒084を記録してタイムシート上のトップに立ったカワサキのアンソニー・ウエストは、その直後にグリップを失い転倒しているが、その後はスペア・マシンに乗り換えて走行を再開している。

■序盤はブリヂストン勢のトップ争い
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この後すぐにドゥカティーのロリス・カピロッシとカワサキのランディー・ド・ピュニエが1分33秒台に突入。さらにセッション開始8分のところでグレッシーニ・ホンダのマルコ・メランドリが1分33秒251でトップに立つが、ほぼ同時にリズラ・スズキのジョン・ホプキンスが1分33秒004で暫定ポールを奪い、続いてドゥカティーのケーシー・ストーナーは1分33秒190を記録してホプキンスに次ぐタイムシート上の2番手につけた。
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■ロッシが激しく転倒しマシンを大破

セッション開始10分、ここで左コーナーを通過してストレートに入ったフィアット・ヤマハのバレンティーノ・ロッシが突如マシンのバランスを崩し、立て直しの効かなくなったマシンから放り出されたロッシは激しくグラベルを転がった。ロッシのマシンはタンクやシート、ならびにリア周辺のパーツが完全に外れるほどに大破し、ロッシは右手を抑えながら苦痛の表情でメディカル・センターに向かっている。
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■ロッシは右の手のひらを骨折、レース出場は当日午前の診断次第

MotoGP公式の予選後の発表によれば、ロッシはこの転倒により右の手のひらの骨を3個所骨折しているとの診断を受けている。レースで1ポイントを獲得しなければ、仮にレプソル・ホンダのダニ・ぺドロサが今回優勝した場合にランキング2位の座を奪われてしまうロッシは、翌日の決勝には出場する意志を見せているが、実際にロッシが当日に走行可能かどうかは今後の検査次第だという(ロッシの怪我の続報はこちらの記事を参照)。

■ペドロサがトップに
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セッション開始20分、ここでド・ピュニエが1分32分968でトップに立ち、その5分後にペドロサは1分33秒061を記録してホプキンスに次ぐ3番手につけると、続く次の周回でド・ピュニエを上回る1分32秒859でトップに浮上した。

■ギュントーリがペドロサのタイムを上回りトップに浮上

ペドロサがトップに立ったセッション開始から27分、午前のフリー・プラクティス3では予選タイヤを使用してトップタイムを記録していたTECH3ヤマハのシルバン・ギュントーリが1分32秒821でペドロサを上回りトップに浮上し、続いてプラマック・ダンティーンのアレックス・バロスがギュントーリに次ぐ2番手タイムの1分32秒855を記録。
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■折り返し地点の王者ド・ピュニエ

セッション折り返しの予選残り30分、今期は予選折り返し地点の王者となっているド・ピュニエが、今回もここで暫定ポールとなる1分32秒497を記録した。

■折り返し時点の順位とタイム
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折り返し残り30分の時点のタイムシート上の順位は、トップがド・ピュニエ(1分32秒497)、2番手にギュントーリ(1分32秒821)、3番手にバロス(1分32秒855)、4番手にペドロサ(1分32秒859)、5番手にホプキンス(1分33秒004)、6番手にストーナー(1分33秒133)、7番手にメランドリ(1分33秒149)、8番手にカピロッシ(1分33秒247)、9番手には右手の負傷により走行を断念したバレンティーノ・ロッシ(1分33秒290)。
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10番手にリズラ・スズキのクリス・バーミューレン(1分33秒356)、11番手に走行を再開したウエスト(1分33秒459)、12番手にコニカミノルタ・ホンダの中野真矢選手(1分33秒524)、13番手にグレッシーニ・ホンダのトニ・エリアス(1分33秒629)、14番手にフィアット・ヤマハのコーリン・エドワーズ(1分33秒763)。
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15番手にホンダLCRのカルロス・チェカ(1分33秒897)16番手にTECH3ヤマハの玉田誠選手(1分33秒957)、17番手にレプソル・ホンダのニッキー・ヘイデン(1分34秒271)、18番手にプラマック・ダンティーンのチャズ・デイビス(1分34秒436))、19番手にはチーム・ロバーツのカーチス・ロバーツ(1分34秒480)。

■ギュントーリが再びトップに

カピロッシがコースアウトしてグラベルを直行した直後のセッション残り25分、2番手につけるギュントーリは1分32秒500の自己ベストを記録し、続くセッション残り17分には1分32秒444を記録して再びトップに浮上。

■チャズ・デイビスが2日目も転倒
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ヘイデンが6番手タイムの1分32秒952、玉田選手が7番手タイムの1分32秒984を記録した後のセッション残り15分、初日に転倒して右手を負傷しているチャズ・デイビスが右コーナーでグリップを失い転倒。前日とほぼ同じような姿勢でグラベルに転がった。

写真■中野選手は一瞬3番手に浮上するが・・・

メランドリが4番手タイムの1分32秒777を記録した残り13分、ここで中野選手は3番手タイムとなる1分32秒730を記録するが、ほぼ同時にバロスがこれを上回る3番手タイムの1分32秒714を記録し、中野選手は4番手に後退。

■トップのギュントーリが次々と自己ベストを更新

セッション残り10分、好調のギュントーリは自身の暫定ポールタイムを1分32秒188に更新し、その1分後にはヘイデンが1分32秒241の2番手タイムを記録。

写真■セッション終盤、ギュントーリを上回るペドロサとストーナー

残り8分、ここでペドロサがギュントーリのタイムを上回る1分32秒241を記録してトップに再度浮上し、その直後にストーナーが1分32秒088でペドロサを2番手に追いやり暫定ポールにつける。

■ド・ピュニエが最初に1分31秒台に突入

メランドリが7番手タイムの1分32秒367を記録したセッション残り5分、ド・ピュニエが800ccマシンでの初の1分31秒台となる1分31秒963を記録し、ストーナーのタイムを上回りトップに浮上。この時点の上位ライダーの順位はトップがド・ピュニエ、2番手にストーナー、3番手にペドロサ、4番手にギュントーリ、5番手にヘイデン、6番手には1分32秒367を記録したメランドリ、7番手には1分32秒576を記録したホプキンス。

■トップに浮上したヘイデンを上回るストーナー
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カピロッシが1分32秒261で3番手に浮上したセッション残り2分、ここでヘイデンが1分31秒903でトップに浮上するが、続け様にストーナーが1分31秒603を記録してヘイデンを2番手に追いやりまたも暫定ポールにつける。
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■最後にペドロサが浮上、TECH3の2名も好タイムを記録

予選残り1分、ペドロサがストーナーを上回る1分31秒517でトップに浮上。その後はチェカが1分32秒273で突如7番手に浮上し、続いてホプキンスが1分32秒165の5番手タイムを記録、さらにチェッカーが降られた後にはギュントーリがホプキンスを上回る5番手タイムの1分32秒074、玉田選手がチームメイトに続く6番手タイムの1分32秒151を刻み、ホプキンスは7番手に後退した。
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■ペドロサが4戦連続のポールポジションを獲得

ここで全てのライダーが走行を終え、今年最後の予選でポールポジションを獲得したのは、日本GPからの連続4回ポールを達成したレプソル・ホンダのダニ・ペドロサだった。2番グリッドは今年度チャンピオンのドゥカティーのケーシー・ストーナー、3番グリッドはペドロサのチームメイトである昨年度チャンピオン、レプソル・ホンダのニッキー・ヘイデンが獲得した。
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■ギュントーリと玉田選手は揃って2列目の快挙

2列目4番グリッドはカワサキのランディー・ド・ピュニエ。その隣にはダンロップを履く2名、5番グリッドにTECH3ヤマハのシルバン・ギュントーリ、6番グリッドに同じくTECH3ヤマハの玉田誠選手が揃って並び、今シーズンの最後に来てダンロップの予選タイヤの開発状況をアピールする快挙を成し遂げている。
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コニカミノルタ・ホンダの中野真矢選手は翌日の決勝レースを13番グリッドからスタートする(その他のライダーのタイムや順位は結果表を参照の事)。


予選気温は21度、路面温度は26度、湿度は34%。路面状況はドライ。
・バレンシアのサーキットレコード(990cc)は2006年にL.カピロッシが記録した1分32秒924
・バレンシアのベストラップレコード(990cc)は2006年にV.ロッシが記録した1分31秒002


■250ccクラス 【2日目の情報は随時ここに追加されます】
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250cc午後予選2
写真今シーズン最後の予選となる250ccクラスの第2予選でポールポジションを獲得したのは今期の250ccルーキー、KTMのミカ・カリオ(1分35秒166)だった。

すでに前回のマレーシアGPで2年連続となる年間タイトルを決めたフォルツナ・アプリリアのホルヘ・ロレンソ(1分35秒333)は2番グリッド、初日から好調な走りを見せるコプロン・チーム・スコットの高橋裕紀選手はその隣の3番グリッド、1列目最後の4番グリッドはジレラのマルコ・シモンチェリ(1分35秒712)が獲得している。

KTMの青山博一選手(1分36秒077)は3列目11番グリッド、初日は暫定3番グリッドを確保していた青山周平選手(1分36秒103)はこの日にタイムを更新する事ができずに3列目12番グリッド、カンペテーラ・レーシングの関口太郎選手(1分38秒557)は6列目22番グリッドから翌日の最終戦、今期最後の決勝レースをスタートする(その他のライダーのタイムや順位は結果表を参照の事)。
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予選2気温は21度、路面温度は25度、湿度は33%。路面状況はドライ。
・バレンシアのサーキットレコード(250cc)は2005年にD.ペドロサが記録した1分35秒792
・バレンシアのベストラップ(250cc)は2006年に青山博一が記録した1分35秒109


■125ccクラス 【2日目の情報は随時ここに追加されます】
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125cc午後予選2
例年にない低い路面温度となった今年最後の125ccクラス最後の予選でポールポジションを獲得したのは、明日の最終戦で初の年間タイトルを決めたいポイントリーダー、バンカハ・アスパルのガボール・タルマクシ(1分39秒029)だった。
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2番グリッドを獲得したのはタルマクシを10ポイント差で追う地元期待のスペイン人ライダー、ランキング2位につけて明日の逆転タイトルを狙うバンカハ・アスパルのエクトル・ファウベル(1分39秒402)。
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3番グリッドはトップ2名と同じくバンカハ・アスパルに所属するランキング7位のセルジオ・ガデア(1分39秒745)、1列目最後の4番グリッドはランキング4位につけるデルビのルーカス・ペセック(1分39秒792)が獲得した。
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ペセックとは15ポイント差のランキング3位につけているKTMの小山知良選手(1分40秒743)は4列目15番グリッド、レッドブルMotoGPアカデミーからワイルドカード参戦を果たしている中上貴晶選手(1分41秒200)は5列目20番グリッドから、明日の今期最後の決勝レースをスタートする(その他のライダーのタイムや順位は結果表を参照の事)。


予選2気温は20度、路面温度は25度、湿度は34%。路面状況はドライ。
・バレンシアのサーキットレコード(125cc)は2006年にH.ファウベルが記録した1分39秒574
・バレンシアのベストラップレコード(125cc)は今回G.タルマクシが記録した1分39秒029



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