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■MotoGPクラス 【2日目の情報は随時ここに追加されます】
●MotoGP午後予選
大方の予想を大きく覆し、午前中に雨が上がった2日目のドニントン・パークでは、初日のウェット路面でのペースを大幅に上回るスリック・タイヤでの予選が行われた。
■ペドロサが序盤に1分29秒台を記録
予選開始5分、プラマック・ダンティーンのアレックス・バロスが1分30秒071を記録してタイムシート上のトップに立ったが、続けてレプソル・ホンダのダニ・ペドロサが1分30秒018を記録してバロスから暫定ポールをすぐに奪い取った。5分後にペドロサは1分29秒916を刻み、午後のセッション最初の29秒台に突入。
■今回のイギリスもストーナーが予選の大半をリード
その5分後となる予選開始15分に入ると、ドゥカティーのケーシー・ストーナーが1分29秒894でトップに立ち、直後にバレンティーノ・ロッシが1分29秒873でそのトップの座を奪ったが、ストーナーは次の周回で29秒台前半の1分29秒339、さらに5分後のアタックでは1分29秒061という好タイムを早々と記録し、そのままセッション前半をリードした。
■セッション折り返し時点の上位10名
予選残り30分となるセッション折り返し時点の上位10名のタイムは、トップタイムがストーナーの1分29秒061、2番手はロッシの1分29秒389、リズラ・スズキのジョン・ホプキンスが3番手タイムの1分29秒717、ペドロサが4番手タイムの1分29秒799、ホンダLCRのカルロス・チェカが5番手タイムの1分29秒955、レプソル・ホンダのニッキー・ヘイデンが6番手タイムの1分29秒972、7番手タイムがバロスの1分30秒071、ドゥカティーのロリス・カピロッシが8番手タイムの1分30秒104、グレッシーニ・ホンダのトニ・エリアスが9番手タイムの1分30秒271、コーリン・エドワーズが10番手タイムの1分30秒312。
■予選残り10分、ロッシが初の28秒台に突入
折り返しからの20分間もストーナーが暫定ポールを維持していたが、セッション残り10分に突入するとロッシが800ccMotoGPマシンでは初となる28秒台の1分28秒677を記録してトップに経ちストーナーは2番手に。セッション残り7分にはヘイデンがストーナーに次ぐ3番手タイムの1分29秒324を記録。
セッション残り6分、コーリン・エドワーズがロッシに続き1分28秒931で28秒台に続き2番手となり、この時点のタイムシート上の上位6名はロッシ(1分28秒677)、エドワーズ(1分28秒931)、ストーナー(1分29秒061)、ヘイデン(1分29秒324)、ホプキンス(1分29秒324)、ペドロサ(1分29秒363)の順に。
■ストーナーは早々と予選を終了
ストーナーがピットでライディング・スーツを脱いでしまったセッション残り3分、ヘイデンが1分29秒025を記録して3番手となりストーナーは4番手に後退。その直後にペドロサがロッシに次ぐ2番手タイムの1分28秒863を記録し、暫定1列目はロッシ、ペドロサ、エドワーズの順となった。
■予選終了間際にエドワーズがロッシを上回りトップに
セッション残り1分、エドワーズはロッシを上回る1分28秒531を記録。その後はチェッカーが降られるまで上位の順位に変動はなく、最終的にイギリスGPのポール・ポジションを獲得したのは最近の数戦を不調に喘いでいたフィアット・ヤマハのコーリン・エドワーズだった。
■ヤマハがワンツーグリッドを独占、ペドロサも1列目を確保
エドワーズにポールから押し出されたチームメイトのバレンティーノ・ロッシは2番グリッドを獲得。昨年のポールシッターだったレプソル・ホンダのダニ・ペドロサは1列目最後の3番グリッドを確保した。
■好調のヘイデンは4番グリッドを獲得
この日の午前のフリー・プラクティス3では今シーズン初となるレースウイーク中のトップタイムを記録していたレプソル・ホンダのニッキー・ヘイデンは2列目4番グリッドを獲得、5番グリッドはドゥカティーのケーシー・ストーナー、2列目最後の6番グリッドにはリズラ・スズキのジョン・ホプキンスがつけた。
コニカミノルタ・ホンダの中野真矢選手は4列目となる11番グリッド、ダンロップTECH3ヤマハの玉田誠選手は6列目18番グリッドから翌日の決勝レースをスタートする(その他のタイムや順位は結果表を参照の事)。
・予選の気温は18度、路面温度は29度、湿度は61%。路面状況はドライ。
・ドニントンのサーキットレコード(990cc)は2006年にD.ペドロサが記録した1分28秒714
・ドニントンのベストラップレコード(990cc)は2006年にD.ペドロサが記録した1分27秒676
■250ccクラス 【2日目の情報は随時ここに追加されます】
●250cc午後予選2
ドライ・セッションとなった250ccクラスの最終予選でポールポジションを獲得したのは、初日のウェットの第1予選でもトップタイムを記録していたマステルMapfreアスパルのアレックス・デ・アンジェリスだった。
現在のポイントリーダーであるフォルツナ・アプリリアのホルヘ・ロレンソは2番グリッド、レプソル・ホンダの250ccルーキーであるフリアン・シモンがは3番グリッド、同じく250ccルーキーであり、デ・アンジェリスのチームメイトのアルバロ・バウティスタが1列目最後の4番グリッドを獲得。
また、KTMの青山博一選手は10番グリッド、コプロン・チーム・スコットの高橋裕紀選手は11番グリッド、レプソル・ホンダの青山周平選手は12番グリッドとなり、3列目にはこの3名の日本人ライダーが並ぶ事になった。カンペテーラ・レーシングの関口太郎選手は6列目となる22番グリッドから翌日の決勝レースをスタートする(その他のタイムや順位は結果表を参照の事)。
・予選2の気温は19度、路面温度は27度、湿度は58%。路面状況はドライ。
・ドニントンのサーキットレコード(250cc)は2006年にA.ドヴィツィオーゾが記録した1分33秒029
・ドニントンのベストラップレコード(250cc)は2006年にJ.ロレンソが記録した1分31秒659
■125ccクラス 【2日目の情報は随時ここに追加されます】
●125cc午後予選2
天気予報は良い方向に大きく外れ、ドライ・セッションとなった2日目午後の最終予選、125ccクラスのポールポジションを獲得したのは、シーズン序盤からレース中のマシントラブルに悩まされ続けているポラリス・ワールドのマティア・パッシーニ(1分37秒399)だった。
2番グリッドはスキルド・レーシング・チームのシモーネ・コルシ(1分37秒846)、3番グリッドは前回のカタルーニャで初優勝を遂げたKTMの小山知良選手(1分38秒073)、1列目最後の4番グリッドは現在のポイントリーダーであるバンカハ・アスパルのガボール・タルマクシ(1分38秒153)が獲得している(その他のタイムや順位は結果表を参照の事)。
・予選2の気温は17度、路面温度は18度、湿度は65%。路面状況はドライ。
・ドニントンのサーキットレコード(125cc)は2006年にA.バウティスタが記録した1分37秒312
・ドニントンのベストラップレコード(125cc)は2006年にA.バウティスタが記録した1分36秒203
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