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■2月20日(250ccクラス最終日)
●250ccクラスのIRTAテスト2日目、この日のヘレスは前夜から朝にかけて雨となり、午後に路面は乾き始めたものの、終日水たまりの残る悪条件の1日となり、一部のライダーは最後までコースを走行する事なくマシンの最終調整を次回のカタールでのIRTAテストに持ち越している。
この日のトップタイムはKTMでの参戦2年目となる青山博一選手が記録した1分45秒250であり、濡れた路面の影響から初日のチーム・トースのエクトル・バルベラのトップタイムを約1.8秒下回っている。2番手には初日に3番手につけていたマステルMVAアスパルのアレックス・デ・アンジェリス、3番手には250ccクラス1年目となるKTMのミカ・カリオがつけた。
初日の記録が2日間総合トップタイムとなったバルベラは2日目には8番手、昨年度チャンピオンのホルヘ・ロレンソは2日目の17番手、昨年度ランキング2位のアンドレア・ドヴィツィオーゾは2日目の5番手タイムを記録してヘレスでの走行を終えている。
なお、昨年の怪我の状態が完全ではない関口太郎選手と高橋裕紀選手は、2日目は無理をせずに走行を見合わせており、青山周平選手もウェット路面での転倒を避けてこの日は走行しなかった。
(その他のライダーやタイムは2日目詳細記事を参照の事)。
・この日の気温は12度、路面温度は14度、湿度は55%。路面状況はウェット−ドライ。
・ヘレスのサーキットレコード(250cc)は2001年に加藤大治郎が記録した1分44秒444。
・ヘレスのポールポジションレコード(250cc)は2005年にペドロサが記録した1分42秒868。
■2月19日(250ccクラス1日目)
●250ccクラスにおける今年初のIRTAテスト初日、ヘレス・サーキットで1日目のトップタイムである1分45秒250を記録したのは、昨年はフォルツナ・アプリリアに所属し、今期はチーム・トース(アプリリア)から250ccクラスに出場するエクトル・バルベラだ。
昨年度チャンピオンであり今年もフォルツナ・アプリリア所属のホルヘ・ロレンソは2番手、昨年度ランキング2位のヒューマンゲスト(ホンダ)所属のアンドレア・ドヴィツィオーゾは3番手、昨年度ランキング3位のマステルMVAアスパル所属のアレックス・デ・アンジェリスは初日の4番手につけている。
125ccクラスからのステップアップ組では、エミー・カフェラテ(アプリリア)のトーマス・ルティーは5番手、レプソル・ホンダのフリアン・シモンは6番手、昨年度125ccチャンピオンであるマステルMVAアスパルのアルバロ・バウティスタは8番手、KTMのミカ・カリオが13番手と、初めて経験する250ccクラスの公式セッションから揃って順調だが、クリニカ・モバイルの発表によれば年末のテストから好調だったフリアン・シモンはこの日に転倒して左肩を脱臼しており、2日目の走行には参加しないものと見られている。
日本勢の順位は、レプソル・ホンダ2年目の青山周平選手が7番手、昨年度ランキング4位でKTM2年目の青山博一選手は10番手、昨シーズンの最終戦での大怪我から復帰したヒューマンゲスト(ホンダ)の高橋裕紀選手は17番手、過去2シーズンを通して怪我に苦しんだカンペテーラ(アプリリア)の関口太郎選手は26番手で初日の走行を終えている。
(その他のライダーやタイムは1日目詳細記事を参照の事)。
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