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SBK 第7戦 加賀山選手「残りのレースはこのスタイルで行く!」
インテリマーク編集部
2006年8月3日

MotoGPアメリカ・グランプリの開催期間中、2006年世界スーパーバイク選手権(SBK)の第7ラウンドとなるブルノ戦がチェコ共和国で行われた。南アフリカの最終戦がシーズン途中にカレンダーから外れ、2006年度のSBKは全12ラウンドとなった事から、今回のブルノ戦はシーズンのちょうど折り返し地点となる。

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決勝日の7月23日(日)、この日は午前と午後ともに天候に恵まれ、レース1とレース2の路面コンディションは共にドライ。全長5,403メートルのブルノ・サーキットには4万1千人の観客が訪れている。

ちなみに、この日のレースが終わった後、ヤマハの芳賀紀行選手と中冨伸一選手は8耐出場に向けて日本に出発したようだ。(8耐の結果はこちらを参照

■コーサーの不調で芳賀選手はランキング2位に

第5ラウンドのシルバーストーンにおける第1レースでDNFを喫して以来、それまでドゥカティーのトロイ・ベイリスとランキング争いをしていたアルスター・スズキのトロイ・コーサーが極端に調子を落としている。

第5ラウンド後の6月12日にブルノで開催されたピレリのタイヤテストの前日、トロイ・コーサーは子供から感染した水疱瘡が発症してこれに参加する事ができず、第6ラウンドのミサノ戦ではミッションの不調により2レースともに転倒、リタイアした。

コーサーはミサノ戦の後、「ブルノのテストにさえ参加できていれば、マシンの問題は改善されてこんな事にはならなかった」と悔しがっている。この2レースのノーポイントにより、トロイ・コーサーはランキング2位から4位に後退する結果となった。

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コーサーに代わり、第7ラウンドのブルノを前にしてランキング2位に浮上したのは、安定して今シーズンの高い成績を獲得し続けてきたヤマハ・イタリアの芳賀紀行選手だ。芳賀選手は6月のブルノでのタイヤテストに好感触を示しており、今回のブルノでのレースも楽しみにしているという。

ミサノ終了時点のランキング3位はシーズン序盤に順調だったテン・ケイト・ホンダのジェームス・トスランド。トスランドは8位に終わったミサノでのレース2を振り返り、「レース2でミスさえしなければ自分がランキング2位の筈だった」と述べ、今後のポイント争いへの闘志を示している。

■前半は調子が上がらなかった芳賀選手以外の日本勢

写真好調の芳賀選手を除き、今シーズン前半は全体的に日本勢の成績に伸びが見られなかった。

2年面のSBK参戦となるヤマハ・フランスのノリックこと阿部典史選手は、第3ラウンドのバレンシアで好調な走りを見せた後、その次戦のモンツァで初日の雨の予選中に大クラッシュして手首を負傷。その後の数戦は痛みのために思うように走れていない。

SBKルーキーであるヤマハ・フランスの中冨伸一選手は、徐々にSBKの環境にも慣れ、調子を上げてきた頃の第5ラウンド午前のウォームアップで転倒して右腕を骨折している。ちなみに中冨選手は第6ラウンドのミサノには出場がかない、自身初のスーパーポール出場をこの時に果たした。

しかしながら、このヤマハ・フランスの2名も、アルスター・スズキの加賀山就臣選手ほどに不運とは言えないだろう。

■不運続きの加賀山選手

開幕戦のレース1でトップを快走し、その最終ラップで2番手の芳賀選手の転倒に巻き込まれる形で勝利を逃すという不運を皮切りに、アルスター・スズキの加賀山就臣選手には不運が続いた。

第2戦のオーストラリアではクラッチが故障してリタイア、第3戦のバレンシアではスーパーポール中に転倒して右手を負傷し、レース2では転倒リタイア、第4戦モンツァのレース1ではトスランドのハイサイドに巻き込まれてリタイアし、レース2ではクラッチのトラブルで走行を断念、やはりリタイアしている。

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加賀山選手の不運は第5戦のシルバーストーンでも収まらず、この時にもスーパーポール出場中に激しく転倒し、右手の人差し指を3針縫っている。翌日の2回のレースで完走はしているものの、痛みでほとんどバイクの操作が思うようにできなかったらしい。

加賀山選手は「転びすぎが問題だが走りのスタイルは簡単には変えられない。でも対策は何か必要。」とこの時期にコメントしている。

■加賀山選手、ミサノで不運から脱出?

写真前回の第6戦ミサノでのレース1では3位を獲得し、表彰台への復帰を約半年ぶりに遂げた加賀山選手は、その場で「今回の結果で運気が変わって欲しい!」と切実な願いを述べている。

クラッチなどのマシン・トラブルに今シーズン序盤は泣かされる事の多かったアルスター・スズキのトロイ・コーサーと加賀山選手だが、シーズン折り返しとなる今回のミサノ戦から、どこまで2人が調子を回復できるかに今後の注目が集まりそうだ。

加賀山選手の第6ラウンドを終えた時点のランキングは、ノリックの11位に次ぐ12位だ。



■スターティング・グリッド

1列目ポールポジションを獲得したのは、ランキング2位につけるヤマハ・イタリアの芳賀紀行選手。芳賀選手のポールポジションは今期初めて。

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2番グリッドはランキング3位から芳賀選手を追うテン・ケイト・ホンダのジェームス・トスランド。トスランドはこの日の朝のウォームアップ中に、レーシングラインをゆっくりと走行していた遅いライダーを避けて転倒しており、メインバイクのエンジンとシャシーを壊している。

3番グリッドはドゥカティーのロレンツォ・ランチ4番グリッドはポイントリーダであるドゥカティーのトロイ・ベイリス

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トロイ・ベイリスはミサノまでの12戦で9勝をあげており、ランキング2位の芳賀選手との年間ポイント差は94。

2列目5番グリッドはアルスター・スズキのトロイ・コーサー、6番グリッドはそのチームメイトの加賀山就臣選手、7番グリッドはミサノで自身のSBK経歴初の優勝を獲得したヤマハ・イタリアのアンドリュー・ピット、8番グリッドにはテン・ケイト・ホンダのカール・マガリッジがつけた。

ヤマハ・フランスの日本勢2名、中冨伸一選手は5列目19番グリッド阿部典史選手はその隣となる5列目20番グリッドからのスタート。

また、左肩を骨折したトニ・エリアスの代役としてMotoGPイギリス・グランプリにフォルツナ・ホンダチームから参加し、2日目午前のフリー走行で鎖骨を骨折するというアクシデントに見舞われたミッシェル・ファブリツィオも、今回のブルノには無事に出場を果たし、3列目12番グリッドに並んだ。

■レース1 トスランドが好スタート、それを追う芳賀選手

レース1開始時のコンディションは、気温31度、路面温度47度、湿度31%の完全ドライ。全周回数は20ラップ。

オープニング・ラップを制したのはテン・ケイト・ホンダのジェームス・トスランド。2番手にはヤマハ・イタリアの芳賀紀行選手、3番手には8番グリッドから順位を上げたアルスター・スズキの加賀山就臣選手とチームメイトのトロイ・コーサー。

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1コーナーでカワサキのレジス・ラコーニとドゥカティーのトロイ・ベイリスは前を争い、オーバーラン気味に走行したラコーニにベイリスは押し出される形となって転倒。2台はオープニング・ラップを終える事なくリタイアした。

■逃げの体制に入るトスランドと、3番手から追い上げる加賀山選手

先頭のトスランドは順調にペースを上げ、2ラップ目突入時には後続の芳賀選手を0.4秒引き離した。2番手の芳賀選手の0.3秒後方には3番手の加賀山選手、その0.2秒後方に4番手のコーサー、ヤマハ・イタリアのアンドリュー・ピット、ドゥカティーのロレンツォ・ランチが続く。

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ヤマハ・フランスの阿部典史選手と中冨伸一選手は13番手と16番手を走行。

■加賀山選手が芳賀選手を交わして2番手に

3ラップ目、加賀山選手は芳賀選手を交わして2番手に浮上し、先頭を行くトスランドの0.3秒後方2番手につけた。3番手となった芳賀選手の0.5秒後方では、アンドリュー・ピットがコーサーから4番手のポジションを奪っている。

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5番手のコーサーの1秒後方では、ペースの上げられないランチの真後ろにカワサキのフォンシ・ニエトが迫る

■タイヤにトラブルを抱え、順位を下げるランチ

4ラップ目、ドゥカティーのランチはニエトに交わされ、続けてテンケイト・ホンダのカール・マガリッジにも前を奪われ8番手に後退。ランチは序盤からフロントとリアのひどいグリップ不足に悩まされていた。

5ラップ目、ランチの0.2秒後方の9番手には、MotoGPのドニントン・パークで骨折し、今回のブルノ戦への出場が心配されたDFXトリームのミッシェル・ファブリツィオがつけ、ランチの隙を窺っている。

■後方から熾烈な追い上げを見せるファブリツィオ

6ラップ目、2番手の加賀山選手が先頭のトスランドの0.18秒後方に迫った頃、ファブリツィオはランチを交わして8番手に。ランチは続けてカワサキのクリス・ウォーカーにも交わされ10番手に後退した。

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この時点の順位は先頭からトスランド、2番手に加賀山選手、その0.7秒後方に3番手の芳賀選手と4番手のアンドリュー・ピット、5番手にはコーサー。コーサーの1.7秒には6番手のニエト、7番手のマガリッジ、8番手のファブリツィオ、9番手のクリス・ウォーカー、10番手のロレンツォ・ランチが続く。

ランチの背後ではクラフィ・ホンダのアレックス・バロスとノリックが前を奪い合っている。

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■ピットに交わされ芳賀選手が4番手に後退

7ラップ目、アンドリュー・ピットが芳賀選手を交わして3番手に。芳賀選手は4番手に後退した。また、後方からの熾烈な追い上げを続けるミッシェル・ファブリツィオはマガリッジを交わして7番手につけた。ファブリツィオの3.5秒前方には6番手のニエト。

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ノリックはアレックス・バロスを交わして11番手に浮上し、10番手を行くランチの0.3秒後方を走行している。

8ラップ目にノリックはランチを交わして10番手に。その10秒先の先頭を行くのはジェームス・トスランドと、それを追い上げる2番手の加賀山選手。

クリス・ウォーカーはマガリッジを交わして8番手に浮上。

■ノリックを追う中冨選手

ノリックの後ろ11番手を走るランチの背後には、12番手まで順位を上げた中冨伸一選手が迫っている。9ラップ目にランチはタイヤに不調を訴えピットイン。中冨選手はノリックの1秒後方の11番手に。

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■バロスがリタイア

アレックス・バロスはフロントまわりに問題を抱えピットイン。そのままレース1をリタイアした。

■芳賀選手は3番手に復帰、中冨選手はノリックの前に

12ラップ目、中冨選手はノリックから前を奪い10番手に浮上。ノリックは11番手に後退した。芳賀選手はチームメイトのアンドリュー・ピットからポジションを奪い返し3番手に。

■トスランドを追い詰める加賀山選手

13ラップ目、順位は先頭からトスランドと2番手でそれを追い続ける加賀山選手。3番手の芳賀選手は先頭の2台から3秒後方を走行し、それに4番手のアンドリュー・ピットと5番手のトロイ・コーサーが続いている。

コーサーの3秒後方6番手にはカワサキのフォンシ・ニエト。猛烈な追い上げを続ける7番手のミッシェル・ファブリツィオはニエトの1.5秒後方まで近づいた。その5秒後方の8番手はウォーカー、9番手はマガリッジ、10番手は中冨選手、11番手はノリック。

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ノリックの1秒後方にはDFXトリームのフランチェスコ・キリが続く。

■加賀山選手が先頭に立ち逃げ切りの体制に

14ラップ目、ついに加賀山選手がトスランドの前を奪い先頭に立った。2番手となったトスランドはタイヤが持たなくなり、15ラップ目には加賀山選手の0.5秒後方まで下がる。

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ミッシェル・ファブリツィオの怒濤の追い上げは留まる所を知らず、ついにニエトのポジションを奪って6番手につけた。5番手のコーサーはファブリツィオの2秒前方を走行している。

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17ラップ目、先頭の加賀山選手が順調に2番手のトスランドを引き離して差を広げていく。

■アンドリュー・ピットにトラブル

中冨選手の1つ手前となる9番手を走行していたカール・マガリッジが第2区間で走行ペースを1秒落とし、中冨選手は9番手、ノリックは10番手に浮上。マガリッジは12番手まで後退した。

18ラップ目、アンドリュー・ピットは燃料系のトラブルを抱えてペースが上がらなくなり、コーサーとファブリツィオの2台に交わされ6番手に後退。

■トップを快走する加賀山選手、ファブリツィオはコーサーも交わし芳賀選手の背後に

5番手のミッシェル・ファブリツィオは4番手となったコーサーの0.2秒後方まで迫った。

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残り2周の19ラップ目、先頭は加賀山選手、3.5秒後方にジェームス・トスランド、さらに3.5秒後方には芳賀選手。芳賀選手の0.9秒後方からはついにコーサーを交わした4番手のファブリツィオが迫る。

アンドリュー・ピットのマシンは調子を回復する事なく、残り1ラップで無念のリタイア。

■ファブリツィオが表彰台圏内に、芳賀選手は4番手に

最終ラップ、ファブリツィオは激しく表彰台圏内を行く芳賀選手の前を狙い、左中速コーナーに芳賀選手がやや大回りで進入しようとした隙をついて、イン側から3番手のポジションを奪い取った。芳賀選手は4番手に後退。

■加賀山選手、悲願の今期初優勝

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写真最初にコントロール・ラインを高々とウイリーをしながら抜けたのは、今期初の優勝を果たしたアルスター・スズキの加賀山就臣選手。加賀山選手は右手で観衆に手を振りながら、不運続きだったシーズン前半最後のレースでの勝利を噛みしめている様子だ。

4秒遅れてチェッカーを受けたのは2位表彰台を獲得したテン・ケイト・ホンダのジェームス・トスランド

3位はオープニング・ラップ終了時点に12位を走行し、そこから熾烈な追い上げを見せ、最後の2ラップでコーサーを交わし、その前方の芳賀選手からも表彰台を奪い取ったミッシェル・ファブリツィオ。MotoGPの強豪チームであるフォルツナ・ホンダチームの代役ライダーとしてイギリスGPに出場したものの、本戦を走る事なく骨折した時には大きく落胆していたファブリツィオだけに、今回のSBK初優勝は本当に嬉しそうだ。

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ヤマハ・イタリアの芳賀紀行選手は惜しくも表彰台を逃して4位。アルスター・スズキのトロイ・コーサーは5位に終わった。

ファブリツィオがヘルメットを振りかざして表彰台の上で喜ぶその横では、感慨深げに加賀山選手が表彰台の真ん中に立っている。

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ヤマハ・フランスの中冨伸一選手は8位、ノリックこと阿部典史選手は9位でレース1を終えた。

■レース2 いきなりの独走体制を築く芳賀選手

レース2開始時のコンディションは、気温34度、路面温度52度、湿度26%の完全ドライ。

レース2のオープニング・ラップでホールショットを奪ったのは芳賀紀行選手。2ラップ目突入までに2番手のジェームス・トスランドからいきなり1秒の差を広げる快走を見せる。トスランドの背後には3番手のトロイ・ベイリス、4番手のコーサーが続く。

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レース1で怒濤の追い上げを見せたDFXトリームのミッシェル・ファブリツィオは15番手。

■8番手から先頭集団の様子をうかがう加賀山選手

写真2ラップ目、加賀山就臣選手は8番手を走行し、オープニングラップ6番手の位置から徐々に後退してきたロレンツォ・ランチの前をうかがっている。

4ラップ目、先頭の芳賀選手は2番手のトスランドから2.5秒のリードを奪いトップを独走。加賀山選手はランチを交わして7番手に。

順位は先頭から芳賀選手、2.5秒後方に2番手のトスランド、3番手のコーサー、4番手のベイリス、5番手のアンドリュー・ピット。ピットの1秒後方には6番手のカール・マガリッジと7番手の加賀山選手が続いている。



■レース1と同じく熾烈な追い上げを見せるファブリツィオ

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ミッシェル・ファブリツィオは5台を交わして10位に順位を上げた。ヤマハ・フランスのノリックは16番手、中冨伸一選手はノリックの0.5秒後方の17番手を走行。

5ラップ目、加賀山選手はマガリッジを交わして6番手に。

■序盤に3秒のリードを保つ芳賀選手

8ラップ目、上位の順位は大きく変わらず、先頭の芳賀選手は2番手のトスランドを3秒引き離している。2番手のトスランドには3番手のコーサーと4番手のベイリスが接近。

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ベイリスの0.4秒後方には5番手のピットが走行し、ピットから前を奪おうと6番手の加賀山選手が追撃を開始している。

ミッシェル・ファブリツィオはフォンシ・ニエトから前を奪い9番手に浮上。

■ペースが伸びなくなる先頭の2台

9ラップ目、先頭の芳賀選手はタイヤを消耗し、徐々にペースが伸びなくなる。同じく2番手のトスランドもあまりペースが伸びず、3番手以降のマシンが徐々に先頭の2台との差を詰めていく。

加賀山選手はピットとベイリスを交わし、3番手のコーサーの背後となる4番手につけた。

ミッシェル・ファブリツィオはランチを交わして8番手に浮上。ノリックはルーベン・チャウスを交わし、13番手を走行中のアレックス・バロスの0.5秒後方を走行している。中冨選手は16番手。

■ベイリスが後退

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10ラップ目、タイヤに全くグリップが得られなくなったとするトロイ・ベイリスは、ピットとマガリッジに交わされ順位を7番手に後退し、表彰台争いから完全に脱落。

先頭は変わらず芳賀選手と2番手のトスランド。

■加賀山選手がチームメイトを交わして3番手に浮上

11ラップ目、加賀山選手がチームメイトのトロイ・コーサーを交わして3番手に浮上した頃、ファブリツィオは後退してきたベイリスを交わして7番手に順位を上げた。さらにファブリツィオは13ラップまでにマガリッジとピットも交わして5番手に浮上。

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14ラップ目、2番手のトスランドの0.1秒後方には3番手の加賀山選手が迫り、その0.3秒後方からコーサーも追い上げを続けている。

■トスランドはアルスター・ペアに交わされ4番手に

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15ラップ目、トスランドは加賀山選手とコーサーに交わされ4番手に後退。順位は先頭から芳賀選手、1.7秒後方に2番手の加賀山選手、その1秒後方に3番手のコーサー、さらに0.3秒後方に下がった4番手のトスランド。

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トスランドの1秒後方にはレース2でも後方からの熾烈な追い上げを見せる5番手のミッシェル・ファブリツィオ、さらに1秒後方には6番手のフォンシ・ニエト、7番手のアンドリュー・ピット、8番手のカール・マガリジ、9番手のロレンツォ・ランチ。その後ろには10番手まで後退したトロイ・ベイリスが続く。

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■芳賀選手の横に並びかける加賀山選手

17ラップ目、2番手の加賀山選手はトップの芳賀選手に並びかけて先頭を奪いにかかる。芳賀選手はこれに必死に抵抗して併走を続けるが、芳賀選手のペースは上げられない。

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ファブリツィオはトスランドを交わして4番手に。

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■レース2でも先頭に立った加賀山選手

18ラップ目、ついに加賀山選手が芳賀選手を高速左コーナーで捕らえる。芳賀選手は左を走行している加賀山選手に対して何か左手でジェスチャーを行い、加賀山選手は悠々とその横を通り抜けて先頭に躍り出た。

加賀山選手は一度前に出ると、すぐに芳賀選手を1秒後方に追いやって独走態勢に入った。

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残り2周の19ラップ目、先頭は加賀山選手、2番手はトップから2秒後方まで後退した芳賀選手、その0.7秒後方の3番手はトロイ・コーサー。

■芳賀選手、コーサー、ファブリツィオの熾烈な2位争い

4番手のファブリツィオはコーサーの0.8秒後方まで接近しており、やがで芳賀選手とコーサー、およびファブリツィオの3台は、1つの集団となって熾烈な2位争いを開始する。

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最終ラップ、トップを快走する加賀山選手の2秒後方の3台がコーナーの度に接触ギリギリのバトルを展開している。コース後半でファブリツィオと芳賀選手がほぼ同時に右コーナーに進入し、コーサーはたまらず2人との接触を避けて後退。

■加賀山選手がダブルウイン!ファブリツィオは2位に

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アルスター・スズキの加賀山就臣選手が余裕で今期2度目の優勝を果たした2.5秒後、芳賀選手とほぼ接触状態で最終コーナーを抜けたDFXトリームのミッシェル・ファブリツィオが自身SBK通算2度目の表彰台となる2位チェッカーを受けた。

ファブリツィオと0.048秒差でヤマハ・イタリアの芳賀紀行選手は悔しい3位表彰台。アルスター・スズキのトロイ・コーサーは僅差の4位で惜しくも表彰台を逃した。

■遺恨を残す両レースでのファブリツィオの走り

レース1とレース2の両方で初の表彰台を獲得したファブリツィオは上機嫌だが、一歩ひいてファブリツィオに道を譲ったコーサーは、「クロスラインは不愉快。自分がラインを譲らなければ最悪の終わり方をする可能性もあった。」とレース後にコメントし、ファブリツィオの終盤の走り方に不快感を示している。

また、コントロールラインを抜ける最後までファブリツィオと戦った芳賀選手も「いくらレースでも、他のライダーを交わす時に接触するのは当たり前の事ではない。」とファブリツィオの数回にわたる割り込み方に対して苦言を呈している。

テン・ケイト・ホンダのジェームス・トスランドは5位、ポイントリーダーであるドゥカティーのトロイ・ベイリスは8位で失意のブルノ戦を終えた。

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ヤマハ・フランスの阿部典史選手は12位中冨伸一選手は13位でコントロールラインを抜けている。

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■上機嫌の加賀山選手と不機嫌な芳賀選手

加賀山選手にとって、SBKでのダブルウインは初めての経験だ。また、今回の勝利でポイントランキングを7位まで挽回した。

表彰台では、午前のレース1の優勝の時よりも喜びを大きく表現している加賀山選手の横に、ファブリツィオとの熾烈なバトルに敗れた芳賀紀行が、笑顔を少しも見せずに不機嫌そうに立っている。加賀山選手は、芳賀選手と握手を交わしてその肩をポンと叩くが、芳賀選手は一切表情を変えずに憮然とした態度で前を見つめたままだ。

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芳賀選手と対照的に、表彰台の上でミッシェル・ファブリツィオは嬉しそうに笑顔を輝かせている。

■各ライダーのコメント

以下に、レース終了後の各ライダーのコメントを紹介する。

加賀山就臣選手(RACE1:1位、RACE2:1位)

今日は本当に嬉しいですね。最高の仕事をしてくれたチームに深く感謝しています。それと、今日はここに来ていませんがバッタさん(フランソワ・バッタ)にもお礼が言いたいです。今テレビを見てくれているといいですね。

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今日の2回のレースは両方とも我慢のレースでした。これは普段の自分のスタイルとは違いますが、我慢のかいがありました。

レース1では最初からトスランドの近くにつける事ができたので、正しいタイミングが来るのを待ってから仕掛けようと思っていましたが、作戦は大成功でした。

レース2はもっと難しかったです。先頭を走ってた友人のノリちゃん(芳賀選手)に追いつくまでに、たくさんのライダーを抜かなきゃいけませんでしたからね。レース終盤はこっちの方が速い事を芳賀選手もわかっていて、親切なことに先に行くように合図してくれたんです。

その後はいいペースを維持できるように集中して走り、ミスをしないように気をつけました。

今まではいつも自分の事を少しアホなんじゃないかと思ってましたが、今日は自分の別の面も見せる事ができました。残りのシーズンを通して、今回の走りを自分の新しいスタイルにしたいですね!

ミッシェル・ファブリツィオ(RACE1:3位、RACE2:2位)

写真DFXチームで6月にブルノでテストしたのが今回は重要になりました。

5周か6周を過ぎた頃にグリップに問題を抱えましたが、走行ペースに影響はありませんでした。前を走るライダーたちを見た時は、「とにかくプッシュして全員抜いてやろう」と思ったら頭の中の何かにスイッチが入り、本当に抜く事ができたんです。

自分のライディング・スタイルだと、タイヤがちょっと滑るくらいの方が調子が良いですからね。

レース2でも同じ状態になり、前方にコーサーと芳賀を見た時は、最終的に彼らを抜けると思いました。

ジェームス・トスランド(RACE1:2位、RACE2:5位)

写真レース1で表彰台に乗れたのは良かったです。でも加賀山に抜かれた時はもうどうする事もできませんでした。

レース2は変な状態でした。終盤にフロントとリアの両方のタイヤのグリップが右側だけなくなったんです。レース2は温度が少し高かったので、それが原因かもしれませんね。それに自分もバカなミスをいくつかしました。

スーパーポールの直前にクラッシュしたり、今朝は他のライダーと衝突したりで難しい週末でした。

いくつかの点ではうまくいって満足です。でも、本当ならベイリスとの差をもっと縮められるチャンスでしたね。まあ、これからも差を削り続けますよ。

芳賀紀行選手(RACE1:4位、RACE2:3位)

写真今日は絶対勝てると思ってましたが、残念ながらタイヤの寿命があまり持ちませんでした。

予想通り2回のレースとも激しいレースになりましたが、ファブリツィオに関してはあまりいい気分とは言えません。確かにレースには違いありませんが、他のライダーを交わす時に相手と接触するのを彼はやめるべきです。

今日の結果は残念でしたが、まだ忙しいスケジュールが残っています。来週の8耐出場に向けて今晩から日本に出発しますし、その後はライディングが楽しめるサーキットのブランズハッチですからね。

トロイ・コーサー(RACE1:5位、RACE2:4位)

金曜日と、それと土曜日の午前中の順位を考えれば、4位と5位はそんなに悪くないでしょう。完全に満足はできませんけどね。

最初のレースではグリップに問題を抱えていていたので、レース2に向けてはバイクのバランスを変更し、フロントとリアの高さを調整しました。それで少しは良くなりましたが、ほとんどユキオ(加賀山選手)のセッティングと同じになったので、それに慣れようとしている間に先頭集団に逃げられました。

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それでもなんとか後ろに追いつく事ができたので、その時は少なくとも2位か3位にはなれるだろうと思っていました。

でも芳賀を抜いて2位になれたと思ったら、ファブリツィオが横にやってきて死に物狂いに動きまわるんですよ。正直言って、彼がバイクを動かした時に自分が下がらなければ、2人とも衝突して転倒していた筈です。ノリ(芳賀選手)もすぐ近くだったから3台一緒に巻き込まれてたと思います。

レースの数だけ無茶はありますよ。彼はまだ子供(young kid)ですしね。ただ、今回は最悪の終わり方をした可能性だってあったんです。レース2でラインをクロスされてからは非常に不愉快で腹が立ちましたが、こっちが先にヘルメットを開けて(ラインを譲って)幸運でしたね!

トロイ・ベイリス(RACE1:DNF、RACE2:8位)

最初の1コーナーに入る直前まで、ずっとどんな戦略でいくかを練っていましたが、その後はいわゆるレーシング・アクシデントでしたね。

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ピティー(アンドリュー・ピット)が少し熱くなっていて、強引に進入してきたので自分は外側に押し出されました。レジス(ラコーニ)はすでに外側にふくらんでいて、彼も同様に内側から当たってきたので転倒してしまい、そこで午前のレースは終わりでした。前にも言いましたが、レースのコーナーでは何が起きるか予測ができないんです。

レース2は優勝するより大変なレースでしたが、4ポイントを失うだけで済みましたから、これを受け入れて次に進むしかありませんね。ロレンツォ(ランチ)を最後に交わす事ができましたが、こういう1ポイントがシーズン終盤にはすごく重要になる事もあるんです。

レース2では少し柔らかめ目のタイヤを履きましたが、2周を走った時点でグリップがなくなってしまい、完走を目指すしかなくなりました。それだけでも十分大変でしたけどね。

阿部典史選手(RACE1:9位、RACE2:12位)

自分の問題はいつもリアのトラクション不足です。 金曜日から今日にかけて、リアにグリップが全然得られていません。いつもは自分だけが抱える問題なんですが、今回はここに来ているみんなが同じ事を言ってました。

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自分のケースは他のライダーたちよりもさらに悪い状態だと思います。コースのどこでもひどく滑るんです。

プラクティス中はすごくたくさんのセッティングを試しましたが、状態は全然変わりませんでした。両方のレースでは全力で走りましたが、これ以上の成績は無理でした。

中冨伸一選手(RACE1:8位、RACE2:13位)

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今週は満足です。阿部さんともいいバトルができましたし、ここまでの最高位をレース1では獲得できましたからね。レース2もさらにいいバトルでした。

来週の8耐では表彰台を獲得したいです!

■レース順位表およびポイントランキング

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■SBK ブルノ レース1(20周)

1.
加賀山就臣 [JPN] [Team Alstare Suzuki Corona Extra] [Suzuki GSXR1000 K6] [41分27秒271]
2. ジェームス・トスランド [GBR] [Winston Ten Kate Honda] [Honda CBR 1000RR] [41分31秒171]
3. ミッシェル・ファブリッツォ [ITA] [D.F.X. Treme] [Honda CBR 1000RR] [41分33秒526]
4.
芳賀紀行 [JPN] [Yamaha Motor Italia] [Yamaha YZF R1] [41分33秒703]
5. トロイ・コーサー [AUS] [Team Alstare Suzuki Corona Extra] [Suzuki GSXR1000 K6] [41分34秒734]
6. フォンシ・ニエト [SPA] [PSG-1 Kawasaki Corse 2] [Kawasaki ZX10R] [41分49秒238]
7. クリス・ウォーカー [GBR] [PSG-1 Kawasaki Corse] [Kawasaki ZX10R] [41分49秒260]
8.
中冨 伸一 [JPN] [Yamaha Motor France-Ipone2] [Yamaha YZF R1] [41分54秒153]
9.
阿部典史 [JPN] [Yamaha Motor France-Ipone] [Yamaha YZF R1] [41分54秒445]
10. ピエールフランチェスコ・キリ [ITA] [D.F.X. Treme] [Honda CBR 1000RR] [41分54秒712]
11. カール・マガリッジ [AUS] [Winston Ten Kate Honda] [Honda CBR 1000RR] [41分55秒570]
12. ロベルト・ロルフォ [ITA] [Team Ducati SC - Caracchi] [Ducati 999F05] [41分59秒383]
13. セバスチャン・ジンバート [FRA] [Yamaha Motor France-Ipone] [Yamaha YZF R1] [42分03秒698]
14. ビットリオ・イアンヌッツォ [ITA] [Celani Team Suzuki Italia] [Suzuki GSXR1000 K6] [42分11秒520]
15. イヴァン・クレメンティ [ITA] [Team Pedercini] [Ducati 999RS] [42分28秒249]
16. マルコ・ボルチアーニ [ITA] [Sterilgarda - Berik] [Ducati 999F05] [42分32秒571]
17. クレイグ・ジョーンズ[GBR] [Foggy Petronas Racing] [Petronas FP1] [42分33秒185]
18. ジョシュア・ブルックス [AUS] [Team Bertocchi Kawasaki] [Kawasaki ZX10R] [42分34秒853]
19. Pawel Szkopek [POL] [Team Pedercini] [Ducati 999RS] [42分58秒594]
20. Jiri Drazdak [CZE] [Pro-SBK Racing] [Yamaha YZF R1] [42分58秒756]
21. Berto Camlek【19周】[SLO] [Berten Racing] [Yamaha YZF R1] [42分00秒810]

--リタイア
アンドリュー・ピット【19周】[AUS] [Yamaha Motor Italia] [Yamaha YZF R1] [39分43秒993]
ロレンツォ・ランチ【19周】[ITA] [Ducati Xerox] [Ducati 999F06] [41分03秒741]
アレックス・バロス【8周】[BRA] [Team Klaffi Honda] [Honda CBR 1000RR] [16分56秒349]
ルーベン・チャウス【7周】[SPA] [Sterilgarda - Berik] [Ducati 999F05] [14分40秒421]
ファビアン・フォーレ【5周】[FRA] [Team Alstare Engineering Corona Extra] [Suzuki GSXR1000 K6] [10分28秒750]
スティーブ・マーチン【3周】[AUS] [Foggy Petronas Racing] [Petronas FP1] [6分25秒223]
Jiri Mrkyvka【1周】[CZE] [SBK Team JM.] [Ducati 999 RS] [2分23秒368]
Milos Cihak【0周】[CZE] [Prorace.] [Suzuki GSXR1000 K6] [-分--秒---]
レジス・ラコーニ【0周】[FRA] [PSG-1 Kawasaki Corse] [Kawasaki ZX10R] [-分--秒---]
トロイ・ベイリス【0周】 [AUS] [Ducati Xerox] [Ducati 999F06] [-分--秒---]


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■SBK ブルノ レース2(20周)

1.
加賀山就臣 [JPN] [Team Alstare Suzuki Corona Extra] [Suzuki GSXR1000 K6] [41分31秒118]
2. ミッシェル・ファブリッツォ [ITA] [D.F.X. Treme] [Honda CBR 1000RR] [41分33秒549]
3.
芳賀紀行 [JPN] [Yamaha Motor Italia] [Yamaha YZF R1] [41分33秒597]
4. トロイ・コーサー [AUS] [Team Alstare Suzuki Corona Extra] [Suzuki GSXR1000 K6] [41分33秒632]
5. ジェームス・トスランド [GBR] [Winston Ten Kate Honda] [Honda CBR 1000RR] [41分36秒057]
6. フォンシ・ニエト [SPA] [PSG-1 Kawasaki Corse 2] [Kawasaki ZX10R] [41分36秒188]
7. カール・マガリッジ [AUS] [Winston Ten Kate Honda] [Honda CBR 1000RR] [41分39秒050]
8. トロイ・ベイリス [AUS] [Ducati Xerox] [Ducati 999F06] [41分46秒559]
9. ロレンツォ・ランチ [ITA] [Ducati Xerox] [Ducati 999F06] [41分46秒873]
10. クリス・ウォーカー [GBR] [PSG-1 Kawasaki Corse] [Kawasaki ZX10R] [41分48秒579]
11. アレックス・バロス [BRA] [Team Klaffi Honda] [Honda CBR 1000RR] [41分52秒665]
12.
阿部典史 [JPN] [Yamaha Motor France-Ipone] [Yamaha YZF R1] [41分53秒170]
13.
中冨 伸一 [JPN] [Yamaha Motor France-Ipone2] [Yamaha YZF R1] [41分53秒220]
14. ルーベン・チャウス [SPA] [Sterilgarda - Berik] [Ducati 999F05] [41分58秒101]
15. セバスチャン・ジンバート [FRA] [Yamaha Motor France-Ipone] [Yamaha YZF R1] [42分00秒667]
16. レジス・ラコーニ [FRA] [PSG-1 Kawasaki Corse] [Kawasaki ZX10R] [42分03秒174]
17. ロベルト・ロルフォ [ITA] [Team Ducati SC - Caracchi] [Ducati 999F05] [42分08秒405]
18. ビットリオ・イアンヌッツォ [ITA] [Celani Team Suzuki Italia] [Suzuki GSXR1000 K6] [42分10秒494]
19. スティーブ・マーチン [AUS] [Foggy Petronas Racing] [Petronas FP1] [42分15秒149]
20. ファビアン・フォーレ [FRA] [Team Alstare Engineering Corona Extra] [Suzuki GSXR1000 K6] [42分18秒487]
21. クレイグ・ジョーンズ[GBR] [Foggy Petronas Racing] [Petronas FP1] [42分18秒860]
22. Jiri Drazdak [CZE] [Pro-SBK Racing] [Yamaha YZF R1] [42分41秒147]
23. Berto Camlek [SLO] [Berten Racing] [Yamaha YZF R1] [43分13秒573]
24. Milos Cihak【19周】[CZE] [Prorace.] [Suzuki GSXR1000 K6] [40分55秒285]

--リタイア
アンドリュー・ピット【16周】[AUS] [Yamaha Motor Italia] [Yamaha YZF R1] [33分15秒646]
ジョシュア・ブルックス【15周】[AUS] [Team Bertocchi Kawasaki] [Kawasaki ZX10R] [32分12秒070]
Pawel Szkopek【10周】[POL] [Team Pedercini] [Ducati 999RS] [21分37秒713]
ピエールフランチェスコ・キリ【8周】[ITA] [D.F.X. Treme] [Honda CBR 1000RR] [16分56秒523]
イヴァン・クレメンティ【7周】[ITA] [Team Pedercini] [Ducati 999RS] [14分47秒732]
マルコ・ボルチアーニ【5周】[ITA] [Sterilgarda - Berik] [Ducati 999F05] [10分55秒800]
Jiri Mrkyvka【3周】[CZE] [SBK Team JM.] [Ducati 999 RS] [6分45秒190]


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■ポイントランキング

1. トロイ・ベイリス [AUS] [Ducati] 262
2.
芳賀紀行 [JPN] [Yamaha] 189
3. ジェームス・トスランド [GBR] [Honda] 188
4. トロイ・コーサー [AUS] [Suzuki] 173
5. アレックス・バロス [BRA] [Honda] 151
6. アンドリュー・ピット [AUS] [Yamaha] 128
7.
加賀山就臣 [JPN] [Suzuki] 106
8. ロレンツォ・ランチ [ITA] [Ducati] 87
9. ミッシェル・ファブリッツォ [ITA] [Honda] 83
10. フォンシ・ニエト [SPA] [Kawasaki] 81
11. クリス・ウォーカー [GBR] [Kawasaki] 79
12. ルーベン・チャウス [SPA] [Ducati] 72
13.
阿部典史 [JPN] [Yamaha] 71
14. カール・マガリッジ [AUS] [Honda] 66
15. ロベルト・ロルフォ [ITA] [Ducati] 52
16. レジス・ラコーニ [ITA] [Kawasaki] 52
17.
中冨 伸一 [JPN][Yamaha] 29
18. ファビアン・フォーレ [FRA] [Suzuki] 19
19. ピエールフランチェスコ・キリ [ITA] [Honda] 16
20. セバスチャン・ジンバート [FRA] [Yamaha] 15
21. マルコ・ボルチアーニ [ITA] [Ducati] 9
22. マックス・ノイキルヒナー [GER] [Ducati] 9
23. トミー・ヒル [GBR] [Yamaha] 8
24. ビットリオ・イアンヌッツォ [ITA] [Celani Team Suzuki Italia] 4
25. スティーブ・マーチン [AUS] [Petronas] 4
26. ロレンツォ・アルフォンシ [ITA] [Yamaha] 2
27. ホセ・ダビィ・デ・ヘア [SPA] [Honda] 2
28. イヴァン・クレメンティ [ITA] Ducati] 2
29. ジャンルカ・ナンネッリ [ITA] [Honda] 1


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■マニュファクチャーズ・ポイント

1. Ducati 272
2. Suzuki 238
3. Honda 236
4. Yamaha 218
5. Kawasaki 118
6. Petronas 4



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