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8耐決勝 ホンダワークス無念
インテリマーク編集部
2006年7月31日

7月30日(日)、鈴鹿8時間耐久ロードレース(8耐)がついに決勝レースの日を迎えた。

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前日の予選までの時折雨が降りそうな不安定な天候とは異なり、この日は終日晴天に恵まれ、厳しい陽射しの中で過酷な8時間の戦いが繰り広げられた。

■ホンダワークスがJSB仕様車、混戦が期待される2006年8耐

写真今年はホンダワークス勢(セブンスター7,セブンスター11)がSBKカテゴリではなくJSBカテゴリに参戦している事から、例年にない混戦が予想されている。昨年まではトップスピードに勝るホンダワークスのSBK仕様車両が、改造レギュレーションの厳しい全日本仕様のJSB仕様車両をストレートで引き離して逃げるというシーンも多く見られたが、今年はマシンの条件が各チームとも大きくは変わらない。

また、ホンダワークス勢を毎年脅かすF.C.C.TSRホンダチームがXX-F1カテゴリ(JSBよりも改造範囲が広く、ストレート加速等でJSBよりも優位に立つ事も改造内容次第では可能)から参戦している事から、伊藤真一選手と辻村猛選手の強豪F.C.C.TSRペアが表彰台争いに今年も食い込む事は間違いない。

■鈴鹿300kmで勝利したホンダワークスと、無念を晴らしたいTSR

ワークスとしての優位性が一見失われたかに見えるホンダワークス勢は、「うちのJSB車両はミシュランとの相性も良くマシン全体のバランスが優れており、SBK車両とでも互角に戦える。」と、JSB条件下での戦いにおいても自信に揺るぎはないとするコメントを発表している。実際、8耐の前哨戦となる鈴鹿300kmでは清成龍一選手と高橋裕紀選手がJSB車両で安定した走りを見せ、SBK仕様で戦った伊藤真一選手と辻村猛選手のF.C.C.TSRペアを打ち負かしている。

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しかしながら、この鈴鹿300kmの伊藤・辻村ペアはトップを独走中にエンストするという不幸に見舞われ、レース残り数周で戦列を離れている事から、ホンダワークスが鈴鹿300kmで余裕の勝利を獲得したという訳ではない。

■ヤマハも本気の「打倒ホンダ」

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写真この他にも、ヤマハワークス支援の下で参戦しているヤマハ・ブルーレーシングにはMotoGPライダーのコーリン・エドワーズとSBKで現在ランキング2位につける芳賀紀行選手という往年の8耐優勝コンビが復活している。ヤマハは本気の「打倒ホンダワークス」体制だ。また、今年からSBKに参戦中の中冨伸一選手も古巣のYSPレーシングに戻り、ヤマハワークスの支援体制の下、全日本に参戦中の中須賀選手とのペアで参戦している。

スズキの支援するヨシムラ・スズキチームのライダーには、全日本SBKの02年チャンプである渡辺篤選手と、元GPライダーの青木宣篤選手。セブンスター・ホンダとヤマハブルーレーシングがミシュランを履くのに対し、この2人はF.C.C.TSRチームと同様にブリヂストンタイヤで8耐を戦う。

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■ホンダワークスのメンバー

迎え撃つホンダワークスのメンバーも豪華だ。BSBの清成龍一選手とMotoGPの玉田誠選手のセブンスター7、GP最高峰クラスにおける日本人最高位の岡田忠之選手と8耐出場7回目のベテランである出口修選手のセブンスター11。

尚、元々清成選手とのペアが予定されていた高橋裕紀選手は、7月19日の8耐事前テストで左腕を骨折した事から、今回の出場は実現しなかった。

■スターティング・グリッド

ポールポジションからスタートするのは今年もF.C.C.TSRホンダの伊藤真一選手(ペアライダー:辻村猛選手)。

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2番グリッドはセブンスター・ホンダ(#7)の清成龍一選手(ペア・ライダー:玉田誠選手)。3番グリッドはトイ・ストーリ・ホンダの安田毅史選手(ペア・ライダー:小西良輝選手)。

(上位10人のグリッドはこちらを参照

■決勝レース概要(ホンダ公式リリース、および世界耐久公式リリースより)

恒例のカウントダウン直後、予選を通過した70チームの第1ライダーが一斉に自分のマシンに駆け寄り、勢いよくそれに飛び乗り8時間の耐久レースはスタートした。

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■序盤をリードしたのは伊藤真一選手

レース開始、最初の1時間をリードしたのはF.C.C.TSRホンダ(CBR1000RR ブリヂストン #778 XX-F1)の伊藤真一選手。

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■オープニング・ラップにエドワーズがいきなり追突され転倒

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打倒ホンダに期待を集めたヤマハ・ブルーレーシング(YZF-R1 ミシュラン #45 JSB)のコーリン・エドワーズはオープニングラップのヘアピンで他のバイクに追突され転倒。順位を52番手に落として走行を再開したが、この事故が原因となりマシンは数周走行後に停止。

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エドワースは炎天下の中でバイクを約1.5km押して歩く事は断念。ヤマハ・ブルーレーシングはそのままリタイアし、芳賀選手が走行する機会は一度も訪れなかった。

■好位置をキープするセブンスター・ホンダの2台とトイ・ストーリー

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2台のセブンスター・ホンダはF.C.C.TSRの後方につけて2位と3位の表彰台ポジションをキープ。清成選手のセブンスター・ホンダ(CBR1000RR ミシュラン #7 JSB)が伊藤選手とトップを争う中、4番手の小西良輝選手と安田毅史選手のHARC-PROトイ・ストーリー・チーム(CBR1000RR ブリヂストン #101 JSB)が3番手の岡田・出口ペアのセブンスター・ホンダ(CBR1000RR ミシュラン #11 JSB)にプレッシャーを与え続けている。

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■序盤からトラブルの清成選手、ペースの伸びないセブンスター

ここで清成選手はブレーキに違和感を抱えてイレギュラー・ピットイン。セブンスター・ホンダ(#7)は岡田・出口ペアの後方に順位を落としてしまう。

レース開始から2時間目、バックマーカーが多く現れる中、路面温度の上昇と共にプッシュができなくなったセブンスター・ホンダ(#11)を小西・安田ペアのトイ・ストーリー・チーム(#101)が交わし、さらに伊藤・辻村ペアのF.C.C.TSRからも前を奪いトップに立った。

■ヨシムラ・スズキが3番手に浮上

2番手を行く伊藤・辻村ペアのF.C.C.TSR(#778)の後ろには、3番手を走る岡田・出口ペアのセブンスター・ホンダ(#11)。岡田・出口ペアは渡辺篤選手と青木宣篤選手のヨシムラ・スズキ(GSX-R1000 ブリヂストン #12 JSB)に交わされ4番手に後退。ヨシムラ・スズキは3番手に浮上。

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レース開始3時間から4時間目、F.C.C.TSRの伊藤・辻村ペアは激しくプッシュを続け、トイ・ストーリーチームの小西・安田ペアを交わして先頭に立つと、後続を大きく引き離して独走体制に入る。

■激しい追い上げを見せる清成・玉田ペアに続くアクシデント

怒濤の追い上げを見せた清成・玉田ペアのセブンスター・ホンダ(#7)は岡田・出口ペアの後方5番手まで順位を挽回。

この時の順位は先頭から伊藤・辻村ペア(F.C.C.TSR#778)、2番手に小西・安田ペア(トイ・ストーリー#101)、3番手に渡辺・青木ペア(ヨシムラ・スズキ#12)、4番手に岡田・出口ペア(セブンスター・ホンダ#11)、5番手に清成・玉田ペア(セブンスター・ホンダ#7)。

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しかしながら、清成・玉田ペアのマシンには不調が続き、序盤にフロント・ブレーキの振動が激しくなりピットイン、さらに転倒も喫して順位を10番手まで後退させてしまう。

■先頭を行く3台、F.C.C.TSR、トイ・ストーリー、ヨシムラが安定

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5時間から6時間目に入り、上位の3チームが順位を変動する事なく同一周回で安定した走行を続ける中、清成・玉田チームは再び怒濤の追い上げを開始してトップ3台から1ラップ遅れの5位まで順位を戻した。

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■4位争いはホンダワークスの2台

セブンスター・ホンダ(#7)は、同じく先頭から1ラップ遅れて4位を走行するセブンスター・ホンダ(#11)の岡田・出口ペアを激しく追い続ける。

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7時間近くが経過しても、トップを快走するF.C.C.TSRチームの伊藤・辻村ペアはハイペースな走行を維持し続け、後続が迫る隙を一切与えなかった。2番手のトイ・ストーリー・チーム、および3番手のヨシムラ・スズキ・チームは徐々に伊藤・辻村ペアから引き離されていく。

5番手を行くセブンスター・ホンダの清成・玉田ペアは、前方4番手を行く同じくセブンスター・ホンダの岡田・出口ペアをそのまま追い続けている。

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■最終走行を辻村選手に託す伊藤選手

日が暮れて暗闇での走行シーンとなるチェッカーまで残り1時間、39歳の伊藤真一選手は自身3度目の優勝に向けて全くペースを落とさないまま、F.C.C.TSRのピットに入り、最終走行を行う辻村選手にバイクを手渡した。

■F.C.C.TSR、悲願の初優勝

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辻村選手も最後まで全く手を抜く事のない激しい走行を続け、後続2番手から1ラップ以上の差をつけ、レース開始から8時間経過後に先頭でチェッカーを受けた。優勝はF.C.C.TSRホンダの778番車。世界GPを経験した辻村選手の長いレース人生の中でも、8耐優勝は今回が初めての事だ。

■表彰台を逃したホンダワークス

2位チェッカーを受けたのはトイ・ストーリーRT RUN'A & HARC-PRO(小西・安田ペア)。ヨシムラ・スズキ(渡辺・青木ペア)も3位表彰台を獲得した。

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セブンスター・ホンダ#11(岡田・出口ペア)はセブンスター・ホンダ#7からの追撃を逃げ切り4位チェッカー。清成選手と玉田選手のペアは順位を挽回する事はできずに5位でチェッカーを受けた。

■北川選手の最後の8耐は波乱続き

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また、今年限りで現役を引退する事が決定している世界耐久王者の北川圭一選手が所属するSUZUKI CASTROLチームは、レース序盤には6位の好位置をキープしたものの、バンサン・フィリップの2回の転倒と北川選手の1回の転倒により、最終的に38位で今年の8耐を終えている。

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■各ライダー、関係者のコメント(ホンダ公式リリース、チームスズキ・プレスオフィスより)

以下にレース後の各ライダーおよび関係者のコメントを示す。

■総合優勝)F.C.C. TSR ZIP-FM Racing Team(伊藤 真一 / 辻村 猛)

辻村猛選手

絶対優勝しなきゃいけないって雰囲気になってましたから、本当に安心しました。

フリー・プラクティスの時は夜間での走り込みを多く行いました。最終走行を担当するのは自分でしたからね。

暗くなる前に後続との差を大きく開きましたので、最後まで冷静に走り続ける事ができました。

写真自分たちはプライベートチームですが、KYB(カヤバ)とニッシン(NISSIN)、それにOGKもずっとレースを通して一緒にいてくれました。

鈴鹿300kmのレースで負けた時は落ち込みましたが、それで今日は勝てたんだと思います。

伊藤真一選手

いまだに勝った事が信じられません。夢がかなったって感じですね。

チームには優勝するために呼ばれていたので、今はすごくほっとしています。

序盤から飛ばした理由ですが、セブンスター・ホンダの2台が最初からプッシュしてくる事は分かっていましたし、そのままレース全体のペースも上がるでしょうから、速く走るリズムを掴んでおきたかったんです。

清成君がイレギュラーにピットインしたのを見た時には驚きましたが、その後で自分たちは後続との差を広げる事ができました。

優勝できたのはマシンとブリヂストンタイヤの両方が最後までいい状態だったのことが大きいです。

もし今年勝てなかったら今後8耐に参戦する意味がないって事になっちゃいますから、優勝できて本当に嬉しいです。

■総合2位)TOY STORY RT RUN'A & HARC-PRO.(小西 良輝 / 安田 毅史)

小西良輝選手

写真2位でフィニッシュできたのは安田選手が先頭グループについていってくれたからです。

今年はすごく暑かったし、長距離の走行テストもできていなかったので本当にきつかったです。自分がどれだけ歳をとってたか実感しました。

安田選手の走りがすごかったので、それが自分のベストな走りにもつながりました。

安田選手は去年3位で、今年の自分たちは2位ですから、もう一回走ったら今度は優勝です。体力的にすごく大変になるでしょうけど、それでもまた挑戦したいですね。

安田毅史選手

先頭グループと同じペースをキープできるように頑張りました。

トップライダーの人たちばっかりだったので、自分はとにかく全力で行きたいと考えていましたが、タイヤと自分の両方が体力的にへばっちゃいました。みんなから遅れた始めた理由はそれです。

レース全体を振り返ると、全てのコンディションですごくうまくいきましたね。こんなにいいマシンを用意してくれたチームには本当に感謝しています。

■総合3位)YOSHIMURA SUZUKI with JOMO(青木 宣篤 / 渡辺 篤)

吉村不二雄チーム監督

宣篤と篤はレースを通してすごく頑張りました。ただ、レースウイーク前の鈴鹿は雨が多く、あまりテストが十分ではありませんでした。

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残念ながらバイクのいいセッティングは見つかりませんでしたが、3位は悪くありません。誇れる結果ですが、正直満足はできません。

これで終わったのではなく、ここからが来年の8耐に向けての準備の始まりです。

■総合4位)SEVENSTAR HONDA 11(岡田 忠之 / 出口 修)

岡田忠之選手

写真今日は自分がスタートを担当しましたが、オープニングラップを終えてコントロールラインに戻って来たときは3位でした。

路面温度が上がってしまい、あまり激しく攻める事はできなくなりましたが、マシンの状態はすごく良かったので、できる限りのプッシュはしたつもりです。

最後の走行の時は路面温度が下がり、体力的にも問題なかったので、順位を上げる事だけに集中して走りました。


出口修選手

写真もっと自分のラップタイムが良ければ表彰台に乗れたと思いますので、チームと岡田さん、それにファンの人たちに申し訳ないです。

自分の最初の走行の時は、ヨシムラに離されないように全力で走りました。

今週末を通してワークスマシンに乗った事と、岡田さんとチームが組めた事で、多くの事を学びました。この経験を全日本のレースでも活かしていきたいと思います。

山野一彦チーム監督

出口選手が11番マシンのライダーに決まったのは今週でしたが、彼にもっと多く走行の時間を与える事ができていれば良かったと思います。

また、彼には転倒しないようにと言っていたので、多分それがプレッシャーになってしまったかもしれません。出口選手の本来の実力は今日の走りよりもずっと高いんです。

岡田さんはいい仕事をしてくれたと思います。

HRC石井勉総監督

11番チームは、優勝から3つ後退してレースを4位で終えました。だから少なくとも敗北の理由が4つは必要です。

■総合5位)SEVENSTAR HONDA 7(清成 龍一 / 玉田 誠)

清成龍一選手

写真レースには勝てませんでしたからがっかりです。勝てると思ってましたし、勝つつもりでした。

自分の1回目と2回目の走行で、フロント・ブレーキに振動が発生してピットインしなければいけなくなりました。

最後の走行中、ファーステストが出せるように激しく攻めましたが、実際にそれができて嬉しかったです。岡田さんをその時に抜きましたが、交わし際に「ごめんね岡田さん」という意味を込めて少しおじきをしておきました。

また玉田さんと一緒に走る事ができたら優勝目指して全力でいきます。

玉田誠選手

写真せっかく自分をレースに参加させてくれたHRCにすごく申し訳ないです。今日は自分の力をフルに発揮できませんでした。

鈴鹿に足を運んで自分たちの優勝を見に来てくれたファンの人たちにも申し訳なく思います。

すごく勝ちたかったので、本当に残念です。次に清成と組む事ができれば、次は勝たなきゃいけませんね。

今日はひざの調子はそんなに悪くなかったんですが、去年骨折した右手首の方が終盤にかけてひどく痛くなってしまいました。

MotoGPの次のレースのブルノまであと3週間ありますので、具合が良くなるようにリラックスして過ごしたいと思います。チェコGPは自分にとって本当に重要なレースになります。

鈴木克典チーム監督

予想外の事態がいくつか発生し、清成選手は2回もイレギュラーなピットインをする事になりました。

優勝が目標でしたから、非常に落胆しています。

HRC石井勉総監督

7番チームは優勝から4つ後退して5位に終わりました。理由をしっかり追求し、それを分析する必要があります。

結果は5位でしたが、2人のライダーは全力を尽くしていました。

■総合38位)SUZUKI CASTROL

北川圭一選手

バンサンと自分はフロントを失って転倒しました。 たいした速度ではなかったんですが、ダメージは大きかったです。

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■DNF)YAMAHA BLUE RACING

米国のロードレース・ニュースサイトであるCycleNewsOnLineが、転倒リタイア後のコーリン・エドワーズのコメントを紹介している。その内容の一部を以下に引用する。

コーリン・エドワーズ(CycleNewsOnLineからの引用)

「OK、ノー・プロブレム。少しプッシュすればすぐに追いつけるな」って思ってましたよ。実際にそれだけのペースで走れてたしね。

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ヘアピンに進入する時に#9のホンダを交わしたんです。楽にうまく追い抜いたんだけど、そしたら彼は、僕のいる方向に進路を取って右側のステップにぶつかってきました。

多分彼の左目は節穴かなんかでしょう。実際、自分は何もバカな事を一切してないからね。本当におかしなアクシデントでした。

バイクの調子は良かったのでそこから2周で22人を抜きましたが、全く動かなくなりました。原因はわかりません。

■総合順位上位15チーム ホンダ公式リリースより

優勝)F.C.C. TSR ZIP-FM Racing Team [JPN]
   [辻村 猛 / 伊藤 真一] [Honda CBR1000RR] [XX-F1]
2位)TOY STORY RT RUN'A & HARC-PRO. [JPN]
   [小西 良輝 / 安田 毅史] [Honda CBR1000RR] [JSB]
3位)YOSHIMURA SUZUKI with JOMO [JPN]
   [青木 宣篤 / 渡辺 篤] [Suzuki GSX-R1000] [JSB]
4位)SEVENSTAR HONDA 11 [JPN]
   [岡田 忠之 / 出口 修] [Honda CBR1000RR] [JSB]
5位)Sevenstar-HONDA 7 [JPN]
   [清成 龍一 / 玉田 誠] [Honda CBR1000RR] [JSB]
6位)MASKED-RIDER KABUTO Honda DREAM RT [JPN]
   [山口 辰也 / 徳留 和樹] [Honda CBR1000RR] [JSB]
7位)Team Yoshiharu Yokkaichi & K1 Racing [JPN]
   [須貝 義行 / Joshua Brookes(AUS)] [Honda CBR1000RR] [JSB]
8位)Trick Star & B-Line [JPN]
   [松戸 直樹 / 鶴田 竜二] [Kawasaki ZX-10R] [XX-F1]
9位)F.C.C. TSR ZIP-FM Racing Team [JPN]
   [手島 雄介 / 鎌田 学] [Honda CBR1000RR] [XX-F1]
10位)Yamaha Austria Team 07 [AUT]
   [Gwen Giabbani(FRA) / Igor Jerman(SLO) / Sebastien Scarnato (FRA)]
   [Yamaha YZF-R1] [SBK]
11位)Team Plus One & Showa [JPN]
   [高橋 英倫 / 松原 泉] [Honda CBR1000RR] [JSB]
12位)Team Sakurai Honda [JPN]
   [生見 友希雄 / 津田 一磨] [Honda CBR1000RR] [JSB]
13位)Moto Win Racing [JPN]
   [鈴木 慎吾 / 高橋 孝臣] [Honda CBR1000RR] [JSB]
14位)TEAM CHA-LLENGER [JPN]
   [藤原 儀彦 / 大崎 誠之] [Yamaha YZF-R1] [JSB]
15位)Moto Map Supply [JPN]
   [今野 由寛 / 波多野 祐樹] [Suzuki GSX-R1000] [JSB]



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