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125cc セルジオ・ガデア「去年のトルコは悪夢」
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2006年4月26日
125ccで好調さを誇るアプリリア、その中でもひときわ活躍が目立つマステルMVAアスパルチームは、ここまでの2戦で125cc全5人のライダーのうち4人がポイントランキングの6位以内につけている。
ランキング1位、アルバロ・バウティスタの昨年の年間ランキングは15位だったが、アスパルチームに移籍した今シーズンは開幕戦で初優勝を果たしただけではなく、カタールでは続けて開幕2連覇を果たした。
現在、ランキング2位のKTM、ミカ・カリオとのポイント差は17ポイント。バウティスタは、イスタンブールでも当然のように表彰台を狙っている。昨年のバウティスタのイスタンブールでの成績は12位だった。
「イスタンブールはすごくテクニカルなサーキットです。ここは2回目ですが、アプリリアで走るのは今回が初めてです。過去2戦と同じ成績を目指すとなると初日から忙しいでしょうね。」とバウティスタ。
「ここまでの成績のお陰で、今は凄くリラックスしています。去年は12位でしたが、何か問題が起きない限りは表彰台には乗れると思います。」
KTMのミカ・カリオに続くランキング3位のマティア・パッシーニは、カタールでは激しく追い上げたものの、惜しくも表彰台を逃して4位に終った事を振り返りながら、イスタンブールで再び表彰台に立つ事に意欲を燃やしている。昨年のイスタンブールでは2位表彰台を獲得しているパッシーニは、以下の通りコメントした。
「カタールは表彰台をぎりぎり逃したので、イスタンブールでは同じ思いをしたくないですよ。」とパッシーニ。
「去年のレースは好感触でしたし、ここのコースは好きです。速い集団に加わって安定して走れましたからね。今年は初日から上位につけないといい成績はとれないと思います。」
パッシーニに続く現在ランキング4位のセルジオ・ガデアは、昨年のイスタンブールではチームメイトのエクトル・ファウベルの転倒に巻き込まれ、序盤に二人そろってリタイアするという不幸な結果に終っている。今年のイスタンブールではカタールの3位に続き表彰台を狙うようだ。
「去年のトルコGPは今でも忘れられない悪夢でした。」とガデア。
「今年はチームもバイクも調子いいです。カタールでは好成績でしたから、このままの状態を維持したいですね。トルコのコースは凄くて最高に面白いですから、うまくいけばまた表彰台の数を増やせると思います。」
ガデアと同様に昨年は不運だったとするエクトル・ファウベルは、今期2回のレースを両方とも6位で終え、ランキングも6位につけている。
「昨年は予選の調子が良かった(2番グリッド)ので、完走できなかった事が残念です。本来このコースはすごく好きなんですよ。」
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