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■MotoGPクラス 【1日目の情報は随時ここに追加されます】
●MotoGP午後FP2
この日のMotoGPクラスのフリー・プラクティスは、午前のFP1では途中から降り出した雨によりドライ-ウェットのコンディションとなり、午後のFP2では逆にハーフ・ウェット路面が途中で乾き完全ドライになるという難しいコンディションの中で行われた。なお、ライダーの全員が午後には午前のタイムを更新する事に成功している。
滑りやすい路面となり多くのライダーがコースアウトを喫した午後のフリー・プラクティス2において初日のトップタイムを記録したのは、今回のセパンではレースで最低でもトップ6入りを狙うというカワサキのランディー・ド・ピュニエ(2分02秒917)。
2番手タイムは、今年度のチャンピオンとなりリラックスしてマレーシアにも挑めるとコメントするドゥカティーのケーシー・ストーナー(2分02秒928)。3番手タイムはグレッシーニ・ホンダのマルコ・メランドリ(2分03秒661)。
昨年はセパンで右ひざを4針縫う大きな転倒を喫しながらもレースでは3位表彰台を獲得しているレプソル・ホンダのダニ・ペドロサ(2分03秒767)は初日の4番手。セッション前半のウェット路面ではタイムシート上のトップに君臨していたレイン・マスター、カワサキのアンソニー・ウエスト(2分03秒825)は最終的にこの日の5番手タイムにつけている。
冬季テスト中のセパンでは990cc時代のサーキット・レコードを上回るタイムを連発して好調さをアピールしていたリズラ・スズキ勢は、不安定な走行条件となった初日はクリス・バーミューレンが8番手(2分04秒455)、ジョン・ホプキンス(2分04秒494)は9番手タイムに留まった。
セパンには自信を示していた筈のロッシが1日目は不調だ。午前は7番手タイムを記録していたフィアット・ヤマハのバレンティーノ・ロッシ(2分05秒421)は、午後にはタイムを更新したものの、初日の総合16番手でこの日の走行を終えている。
日本勢では、今回のセパンに2008年型GSV-Rでスポット参戦を果たしているスズキの開発ライダー、青木宣篤選手(2分05秒234)が15番手、セッション終盤に転倒してグラベルを何度も蹴り続けたコニカミノルタ・ホンダの中野真矢選手(2分05秒939)が18番手、ダンロップTECH3ヤマハの玉田誠選手(2分06秒429)は19番手だった(その他のライダーのタイムや順位は結果表を参照の事)。
・FP2の気温は29度、路面温度は31度、湿度は70%。路面状況はドライ。
・セパンのサーキットレコード(990cc)は2006年にL.カピロッシが記録した2分02秒127
・セパンのベストラップレコード(990cc)は2006年にV.ロッシが記録した2分00秒605
■250ccクラス 【1日目の情報は随時ここに追加されます】
●250cc午後予選1
午前は雨の中のフリー・プラクティスとなった250ccクラスだが、午後の第1予選はこの日唯一の1セッションを通しての完全ドライ路面に恵まれている。
250ccクラスの初日暫定ポールを獲得したのは、午前はウェット路面にタイヤを滑らせて転倒を喫していたフォルツナ・アプリリアのホルヘ・ロレンソ(2分08秒876)。なお、現在のポイント・リーダーであるロレンソは今回のマレーシアGPで年間タイトル2連覇を決める可能性が極めて高い。
初日の2番手はロレンソから45ポイント差のランキング2位につけるコプロン・チーム・スコットのアンドレア・ドヴィツィオーゾ(2分08秒968)。3番手はランキング4位につけるマステルMapfreアスパルのアルバロ・バウティスタ(2分09秒155)、暫定1列目最後の4番手にはエミー・カフェラテのトーマス・ルティー(2分09秒387)がつけている。
ランキング6位につけるKTMの青山博一選手(2分10秒088)は暫定2列目となる7番手、コプロン・チーム・スコットの高橋裕紀選手(2分11秒335)は暫定4列目となる13番手、レプソル・ホンダの青山周平選手(2分11秒484)は同じく暫定4列目の15番手、カンペテーラ・レーシングの関口太郎選手(2分13秒505)は暫定6列目となる23番手で初日の予選を終えた(その他のライダーのタイムや順位は結果表を参照の事)。
・予選1の気温は30度、路面温度は32度、湿度は59%。路面状況はドライ。
・セパンのサーキットレコード(250cc)は2004年にD.ペドロサが記録した2分08秒015
・セパンのベストラップ(250cc)は2004年にS.ポルトが記録した2分06秒940
■125ccクラス 【1日目の情報は随時ここに追加されます】
●125cc午後予選1
昼までに降り続いた雨は上がったものの、路面は完全にフルウェット状態となった初日午前の125ccクラス第1予選、暫定ポールにつけたのは現在のランキング16位につけるブルセンス・アプリリアのパブロ・ニエト(2分23秒886)だった。
初日の2番手タイムは現在のランキング6位につけるポラリス・ワールドのマティア・パッシーニ(2分26秒592)、3番手タイムはランキング3位の小山選手から5ポイント差のランキング4位につけるデルビのルーカス・ペセック(2分26秒773)、暫定1列目最後の4番手タイムは現在のポイントリーダーであるバンカハ・アスパルのガボール・タルマクシ(2分26秒841)が記録している。
KTMの小山知良選手(2分31秒401)は1日目の予選は24番手と振るわず。なお、タルマクシから1ポイントの僅差でランキング2位につけるバンカハ・アスパルのエクトル・ファウベル(2分35秒437)は1日目の予選通過タイムに到達できていない(その他のライダーのタイムや順位は結果表を参照の事)。
・予選1の気温は27度、路面温度は32度、湿度は88%。路面状況はウェット。
・セパンのサーキットレコード(125cc)は2006年にA.バウティスタが記録した2分13秒118
・セパンのベストラップレコード(125cc)は2004年にA.ドヴィツィオーゾが記録した2分12秒684
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