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2007年MotoGP第2戦スペインGP 走行結果速報(2日目)
インテリマーク編集部
2007年3月24日 【最新情報はブラウザのリロードをボタンを押して確認して下さい】
写真第2戦スペインGP2日目
・各クラス全ライダー走行結果表は、以下のリンク先をご覧下さい。
(★MotoGPクラス初日の詳細記事はこちら
MotoGPクラス予選の詳細記事はこちら


125ccクラスFP2、MotoGPクラスFP3、250ccクラスFP2
125ccクラス予選2、MotoGP予選、250ccクラス予選2


現地天候および走行スケジュール
2007年全レース日程と結果
冬季プレシーズン全テスト結果

現地情報(天候、アクシデント、他概要)
■MotoGPクラス 【1日目の情報は随時ここに追加されます】
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MotoGP午後予選
MotoGPクラスの予選はセッション残り3分からの激しい最速ラップ争いが繰り広げられた。ドゥカティーのケーシー・ストーナーが残り3分の時点のトップタイムである1分39秒524を記録すると、そこから30秒以内にフィアット・ヤマハのバレンティーノ・ロッシが1分39秒453を記録してトップの座をストーナーから奪った。
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さらに30秒が経過する間もなくレプソル・ホンダのダニ・ペドロサが1分39秒402を記録してトップに踊り出ると、直後にフィアット・ヤマハのコーリン・エドワーズが3番手タイムとなる1分39秒486を記録してストーナーを1列目から押し出した。残り30秒を切った時点のトップ4はペドロサ、ロッシ、エドワーズ、ストーナーの順。
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1列目にフィアット・ヤマハの2台が並ぶと思われたセッション終了間際、突然地元のベテランであるホンダLCRのカルロス・チェカが1分39秒460の3番手タイムに滑り込み、最終的に1列目を獲得したのはポールポジションのダニ・ペドロサ、2番グリッドのバレンティーノ・ロッシ、3番グリッドのカルロス・チェカとなった。コーリン・エドワーズは惜しくも2列目となり4番グリッド、ケーシー・ストーナーは5番グリッド、6番グリッドはリズラ・スズキのジョン・ホプキンスが獲得している。
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また、初日の午後はセッティングに苦しんだコニカミノルタ・ホンダの中野真矢選手は3列目となる7番グリッドを獲得している。TECH3ヤマハの玉田誠選手は6列目の17番グリッド、リズラ・スズキからスポット参戦を果たした秋吉耕佑選手は7列目の19番グリッドから翌日の決勝レースをスタートする(その他のライダーやタイムは予選の詳細記事を参照)。


予選気温は24度、路面温度は40度、湿度は13%。路面状況はドライ。
・ヘレスのサーキットレコード(990cc)は2005年にロッシが記録した1分40秒596。
・ヘレスのポールポジションレコード(990cc)は2006年にカピロッシが記録した1分39秒064。
・ヘレスのベストラップレコード(800cc)は2007年2月にロッシが記録した1分38秒394。


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MotoGP午前FP3
写真初日午後に引き続き、2日目午前のタイムシート上のトップに立ったのも、地元スペインのベテランライダーであるホンダLCRのカルロス・チェカだ。チェカはこのフリーセッションで、990cc時代のサーキット・レーコードに0.063秒差まで迫る1分40秒659の好タイムを記録している。

1分40秒841のタイムで2番手につけたのは、翌日の決勝レースで表彰台獲得を狙うプラマック・ダンティーンのアレックス・バロス。3番手は初日から好調な走りを見せ、地元の期待を集めるレプソル・ホンダのダニ・ペドロサ。タイムは1分41秒070。

新タイヤレギュレーションの影響を受けないダンロップタイヤを履くTECH3ヤマハの玉田誠選手は10番手、初日の午後はサスペンションのセッティングに問題を抱えて不調だったコニカミノルタ・ホンダの中野真矢選手は11番手につけている。
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ヘレスでの昨年の雪辱戦に燃えるフィアット・ヤマハのバレンティーノ・ロッシは18番手と大きく低迷。ロッシのチームメイトのエドワーズは7番手につけているが、初日の不調をヤマハ・ワークス勢は2日目の午前中にも完全には解消できていない様子だ(その他のライダーやタイムは結果表を参照)。


FP3気温は14度、路面温度は19度、湿度は35%。路面状況はドライ。


■250ccクラス 【1日目の情報は随時ここに追加されます】
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250cc午後予選2
写真250ccクラスの最終予選では、フォルツナ・アプリリアのホルヘ・ロレンソが開幕戦のカタールに引き続き、ヘレスでは2年連続となるポールポジション(1分43秒099)を獲得した。2番グリッド(1分43秒383)はチームトースのエクトル・バルベラ、3番グリッド(1分43秒707)はレプソル・ホンダのフリアン・シモン、4番グリッド(1分43秒764)はスコット・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾが獲得しており、1列目の上位3名が地元スペイン勢で占められた。

2列目の5番グリッドは、昨年のヘレスでは125ccクラスでポールポジションを獲得したマステルMVAアスパルのアルバロ・バウティスタ、6番グリッドはジレラのマルコ・シモンチェリ、7番グリッドは午前中のセッション終盤に激しく転倒してマシンを大破、病院に運ばれて第2予選を欠場したジレラのロベルト・ロカテリ、8番グリッドは初日の予選タイムを更新できなかった青山周平選手が獲得している。
写真
カタールで負った小指の怪我が完治する間もなく翌日のレースに出場するKTMの青山博一選手は4列目14番グリッド、スコット・チームの高橋裕紀選手はその隣の4列目15番グリッド、関口太郎選手は6列目24番グリッドからのスタートとなる(その他のライダーやタイムは結果表を参照)。


クリニカモバイルの公式ぺージによれば、2日目午前フリー・プラクティス2のセッション終盤に10コーナーから11コーナーの高速区間で転倒し、タイヤバリアーに激しく衝突したジレラのロベルト・ロカテリは、顔の骨のほとんど(鼻、下あごの骨、上あごの骨、目の下の骨、頬骨)を骨折、左の鎖骨を骨折して左の肺を損傷、および左の足首を複雑骨折するという大怪我を負っており、病院の集中治療室に収容されている。脳に異常は見られず意識は回復したが、現在のところ、足首の骨が完全に元に戻るのは難しいと診断されている。


予選2気温は28度、路面温度は43度、湿度は11%。路面状況はドライ。
・ヘレスのサーキットレコード(250cc)は2001年に加藤大治郎が記録した1分44秒444。
・ヘレスのポールポジションレコード(250cc)は2005年にペドロサが記録した1分42秒868。


写真
250cc午前FP2
写真昨年優勝した地元ヘレスで、ここまでの3つのセッションを連続して全てタイムシート上のトップで終えているのは、今回のトップタイムである1分44秒052を記録したフォルツナ・アプリリアのホルヘ・ロレンソだ。

ロレンソに続く2番手タイムの1分44秒243を記録したのは、昨年のスペイン・グランプリでは125ccクラスで圧倒的な勝利を見せた250ccルーキーであるマステルMVAアスパルのアルバロ・バウティスタ。3番手タイムの1分44秒267を記録したのも、昨年はKTMで125ccを戦っていたレプソル・ホンダの250ccルーキーのフリアン・シモンであり、この日の午前はステップアップ組の地元スペイン人2名が好調だ。

4番手にはバウティスタのチームメイトであり、昨年度250ccランキング3位のアレックス・デ・アンジェリスがつけ、1分44秒431を記録している。
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スコット・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾは7番手、チームメイトの高橋裕紀選手は9番手。フリアン・シモンのチームメイトの青山周平選手は14番手、開幕戦で負った小指の怪我の手術を受け、担当医からはヘレスへの出場を推奨されなかったKTMの青山博一選手は2日目の走行にも参加しており午前は18番手につけている。カンペテーラの関口太郎選手は初日の総合順位と同じく27番手だった(その他のライダーやタイムは結果表を参照)。


FP2気温は20度、路面温度は23度、湿度は33%。路面状況はドライ。


■125ccクラス 【1日目の情報は随時ここに追加されます】
写真
125cc午後予選2
2日目の最終予選でポールポジション(1分47秒245)を獲得したのは、開幕戦はマシントラブルで無念のリタイアを喫し、2戦目での挽回にかけるポラリス・ワールドのマティア・パッシーニだった。2番グリッド(1分47秒483)はこの2日間を通して好調のバンカハ・アスパルのガボール・タルマクシ(写真上)、3番グリッド(1分47秒485)はデルビのルーカス・ペセック、1列目最後の4番グリッド(1分47秒670)はバンカハ・アスパルのセルジオ・ガデア(写真下)が獲得している。
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この日の午前中に転倒したKTMの小山知良選手は問題なく午後の予選2に出場し、2列目スタートとなる6番グリッド(1分47秒791)を獲得した(その他のライダーやタイムは結果表を参照)。


予選2気温は25度、路面温度は38度、湿度は15%。路面状況はドライ。
・ヘレスのサーキットレコード(125cc)は2006年にルーカス・ペセックが記録した1分47秒404。
・ヘレスのポールポジションレコード(125cc)は2006年にマティア・パッシーニが記録した1分46秒937。


写真
125cc午前FP2
2日目午前のフリー走行でトップタイムの1分47秒747を記録したのはバンカハ・アスパルのガボール・タルマクシ。2番手タイムはポラリス・ワールドに所属するマティア・パッシーニの1分48秒102、3番手タイムの1分48秒317を記録したのはデルビのルーカス・ペセックだった。

初日は午前のフリー走行で2番手、午後の予選では3番手タイムを記録していたKTMの小山知良選手は、今回21番手(1分49秒905)に大きく順位を後退させており、走行は13周回しかできていない(その他のライダーやタイムは結果表を参照)。
写真

・イタリアのロードレースサイトであるmotograndprix.itは、KTMの小山選手が13周を走行後に転倒した事を報じており、詳細については今後チームから発表されるだろうとしている
→問題なく午後の予選に参加。


FP2気温は11度、路面温度は13度、湿度は58%。路面状況はドライ。



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