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スキー・ミーティングに合流したライコネン「MotoGPはいつも観ている」 |
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2008年1月12日
イタリアのスキー・リゾート地であるマドンナ・ディ・カンピリオにおいて、タイトル・スポンサーであるマルボロ主催のプレス・スキー・ミーティングの初日となった1月7日から3日間のプレス会見を予定通り終えたドゥカティー・マルボロ・チームの面々は、3日目からスキー・ミーティングに合流した同じくマルボロからのスポンサー支援を受けるフェラーリF1チームと共に、雪山でのスキーやスノーボードなどの冬季オリエンテーションを満喫、1月11日にその日程を全て終えている。
■会見後はスキーやスノーボードを楽しんだドゥカティー・チーム
年末のヘレスでのテスト最終日に右肩を痛めている2007年度MotoGPチャンピオンのケーシー・ストーナーは、2日目の会見で発言した通り、転倒の危険を避けてスノーボードでの滑走は行わず、平地でのクロス・カントリー・スキーを中心に楽しんだ様子だ。
その一方で、ストーナーの新チームメイトとなったドゥカティー移籍1年目となるマルコ・メランドリは、スノーボードによる豪快なジャンプを披露している。
■ストーナーとメランドリがアルファロメオで雪上パレード
また、このスキー・イベントの中で、初日にはドゥカティーの開発ライダーであるビットリアーノ・グアレスキが、ライトアップされた若干雪の積もる凍った湖の表面を、ストーナーの2007年ワールド・タイトルを記念したデスモセディチGP7で走行してみせたが、それ以外のイベントとしては、ストーナーとメランドリの2名がドゥカティー・コルセの主要スポンサーの1つであるアルファロメオに乗り雪上をパレード走行している。
■またもアルファロメオを進呈されたストーナー
なお、ストーナーは昨年の5月26日にアルファロメオが傘下に属するフィアット・グループの本社ショールームに招かれて新車のアルファ・ブレラを贈呈され、さらに2007年シーズンの最後にはBMW杯の年間予選賞を勝ち取りBMWのM3を授与されたばかりだが、今回のスキー・ミーティング2日目の1月8日には、2007年シーズンの年間タイトル獲得の記念としてアルファロメオ社より新車のアルファ・スパイダーが改めてストーナーに贈られた。
前回ストーナーがBMWを授与された時には、その場で車にひっかき傷をつけてしまったアドリアーナ夫人も、今回で2回目の参加となるスキー・ミーティングに姿を現し、結婚1年目の笑顔を見せている。
■フェラーリF1チームが1月9日から合流
ドゥカティーにとってはスキー・ミーティングの3日目となる1月9日には、フェラーリF1チームの2007年度F1チャンピオンであるキミ・ライコネン(写真左側)、そのチームメイトであるフェリペ・マッサ(写真右側)などのドライバー勢、ならびに現在も同チームのマシン開発に関わっている元F1連続チャンピオンのミハエル・シューマッハを含むフェラーリ上層部が、この冬季オリエンテーションに合流している。
■MotoGPとストーナーについて聞かれるライコネン「MotoGPはいつも観ている」
念願のF1制覇を昨年に達成したキミ・ライコネンは、その翌日となる1月10日に行われたプレス会見の中で、普段はMotoGPを観戦するのか、また、個人としてのストーナーと彼の昨年の成績をどう思うかという質問を受け、以下の通り回答している。
「もちろんMotoGPは楽しんで観ていますよ。だって色んなハプニングがすごくたくさん起きますからね。レースは常に白熱して面白いし、それに同じようなチーム体制での戦いですから大半のレースは観ています」とライコネン。
「ケーシーはいい青年ですよ。今までに他のイベントでも何回か一緒に過ごした事があります。今年の彼は多くを達成しましたし、今後もずっと年間タイトルを獲得するんじゃないですかね」
また、「ストーナーはあなたへのお世辞を上手に回答していましたよ」というプレスからのコメントに対してライコネンは、「彼はいい人だね。私も彼にほめ言葉を返しますよ。彼が自分について良く言ってくれてるなんて嬉しいしね」とコメントを加えた。
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