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バレンシア予選 玉田選手「予選は1年を通して同じ状況」 |
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2006年10月29日
コニカミノルタ・ホンダの玉田誠選手は、2006年シーズン最終戦のバレンシア2日目、5列目15番グリッドとなる1分32秒467を記録して、同チームのライダーとしての最後の予選を終えた。
■今回も予選タイヤ装着時の問題が発生
玉田選手は多くのライダーがレースタイヤを装着していたセッション前半には、当時のタイムシートの中間付近となる1分33秒235を記録していたが、今シーズンを通してのチームの傾向である予選タイヤを履くとマシンの感触が大幅に変わるという問題に直面し、他のライダーがタイムを上げる中で最終的に15番手まで順位を落としている。
■モンティロン「レースペースは問題ないが・・・」
コニカミノルタ・ホンダのチーム責任者であるジャンルカ・モンティロンは、玉田選手のレースペースには満足がいくものの、今期中に抱え続けている予選での問題が、最終戦のレースにも影響を及ぼすだろうとコメントしている。
「レース・シミュレーションの結果は満足のいくものでしたし、レースペースはトップグループについていけるレベルです。」とモンティロン。
「予選では、いつもの問題に直面してしまい、マコトの予選タイヤでの成績は私たちの予想以下でした。これではマコトがレースを戦うのに相応しいグリッド位置を確保する事ができません。」
「今回の予選結果は、レースの序盤に悪影響を及ぼすでしょうね。」
■玉田選手「今シーズンを通して予選タイヤとバイクの相性に問題」
本日10月29日のバレンシアでのレースに向けてのセッティングにはほぼ満足する玉田選手だが、今期はとうとう予選タイヤ装着時に抱えるバイクの問題を解決する事ができなかったようだ。
「レース用のセッティングで多くの周回をこなしましたが、今言えるのは、この気象条件なら明日に向けてのセッティングは満足のいくものです。」と玉田選手。
「でも、今シーズンを通してずっと同じ状況でしたが、予選タイヤを装着した時にはバイクの特性ががらっと変わってしまい、本来のグリップ性能が得られませんでした。コーナー進入時のバイクのハンドリングが厳しかったですね。」
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