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バレンシア予選 中野選手「ロッシとニッキーの邪魔をせず走りたい」 |
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2006年10月29日
中野真矢選手は、カワサキ・レーシング・チームのライダーとしての最後のレースを、本日の2006年MotoGPシーズンの最終戦で迎える。
■レースに向けての高い仕上がりを見せた中野選手
バレンシア2日目の予選で中野選手は、セッション前半のレースタイヤでは3番手から5番手、セッション残り20分の予選タイヤ装着後は2位のポジションにつけたが、終盤に2番手と3番手に飛び込んだドゥカティー勢の2名に押し出される形となり惜しくも1列目を逃した。
今期最後の予選を1列目からスタートしたかったと少し落胆する中野選手だが、午後のセッションを通して見せた走りの通り、日曜日に向けてのレース用セッティングの仕上がりと、タイヤの選択の内容には自信を示している。
■中野選手「ロッシとニッキーの邪魔をせず走りたい」
年間タイトル争いの中心となるレプソル勢2名と同じ2列目の4番グリッドからスタートする事になった中野選手は、ロッシとヘイデンの邪魔をする事なくいいレースがしたいとコメントした。
「今日の目標は、シーズン最後のレースで1列目のグリッドから確実にスタートする事でしたから、ほんのちょっとのタイム差で3番グリッドを逃した事には少しがっかりです。」と中野選手。
「でも、レース用のセッティングには満足ですし、明日がどんな天候になってもタイヤの選択肢に問題はありませんから、個人的には2列目スタートでもそんなに不利な条件ではないと思っています。」
「ここ2戦はレース中に転倒していますから、明日の最優先課題は完走してチェッカーを受ける事です。ただ、自分とチームの両方がもっと期待しているのは高い成績を残す事ですので、これまで以上に攻めの走りをするつもりでいます。」
「明日のバレンティーノとニッキーのバトルは間違いなく熾烈なものになるでしょうが、自分にはタイトル争いに関するプレッシャーはありませんので、彼らの戦いを邪魔する事なく自分の走りでレースができればいいなと思います。」
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