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バレンシア初日 バーミューレン「慣れたコースは楽」 |
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2006年10月28日
リズラ・スズキのクリス・バーミューレンは、10月27日のバレンシア戦初日に総合3番手タイムとなる1分32秒786を記録し、経験済みのサーキットでの速さを、ラグナ・セカやフィリップ・アイランドの時と同様に今回も証明した。
■慣れたコースを初日から快調に走るバーミューレン
バーミューレンはこの日午前のフリー・プラクティスで5番手タイムを記録し、午後には多くのレースタイヤを試しながらマシンの微調整を続ける中で、レースタイヤでの自己ベストとなる1分33秒482のタイムをマークしている。
セッション終盤にブリヂストンの予選タイヤのテストを続けて開始したバーミューレンは、初日のフリー・プラクティス総合3番手タイムをその場で記録した。
■セッティングに納得がいかないホププキンス
好調な走りをチームメイトが見せる中、ジョン・ホプキンスはひたすら希望のセッティングを模索する忙しい1日を過ごしたようだ。期待したグリップ力が初日は得られなかったというホプキンスは、チームと計画した2日目以降の改善案と、初日は試す事が出来なかったタイヤに期待を寄せている。
ホプキンスのこの日の自己ベストタイムは初日総合8番手となる1分33秒369であり、レースタイヤでのタイムはバーミューレンを上回っている。
■バーミューレン「慣れたコースは楽」
以前に走行経験のない各国のサーキットのコースレイアウト学習に時間を費やす事の多かったMotoGPデビューイヤーを経て、最終ラウンドのサーキットがSBK時代から走り慣れたバレンシアである事を、クリス・バーミューレンは喜んでいる。
「自分の知ってるサーキットに来れたので今朝は嬉しかったです。」とバーミューレン。
「最初からいい調子で走り出す事ができて、リズムもつかめました。このコースなら次のコーナーをどっちに曲がるか知っていますし、正しいライン取りも分かりますからね。」
「午前中のバイクもすごく乗りやすかったんですが、午後に温度が上がってしまったのでセッティングを変更したら、さらに調子が上がりました。その後はたくさんのブリヂストンタイヤをテストして、とてもいいレースタイヤを午後には見つける事ができています。レースの距離を走ってみてから、最終的な結論は出したいと思いますが。」
「今日は全体的にとても満足です。明日はもう少し速く走れる筈ですよ。」
■ホプキンス「エッジのグリップ力を強化したい」
初日はマシンのセッティングに納得がいかなかったというジョン・ホプキンスは、2日目以降も、バレンシアを走る上で重要となるタイヤのグリップ力強化を試みるという。
「午後はマシンのグリップ力を高めるのにちょっと苦しみましたので、明日もその作業を継続するつもりです。テストしたいタイヤもまだ残ってますしね。」とホプキンス。
「今本当に集中しなきゃいけないのはグリップ力の強化です。ここのレースはエッジのグリップ力がとても重要になるんです。」
「とにかく今日はチームで本当に忙しく働きました。明日の計画はできましたから、後はそれに従って突っ走るのみです。」
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