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コーリン・エドワーズは来期もヤマハ・ワークスに決定 |
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2006年10月27日
ヤマハ・ワークスがついにコーリン・エドワーズとの契約更新を発表した。
■エドワーズは来期もロッシのチームメイトに確定
ヤマハ発動機(株)は、現在キャメル・ヤマハのライダーであるコーリン・エドワーズとの、2007年MotoGPクラス出場に向けての契約更新が完了した事を、今期のMotoGP最終戦となったバレンシアGP初日の今日、10月27日に公式発表した。
今シーズンの中盤には来期のMotoGP出場が絶望的だとささやかれ、SBKへのカテゴリー変更もヨーロッパで噂された時期もあったコーリン・エドワーズだが、今回の発表により、来期もバレンティーノ・ロッシのチームメイトとして、ヤマハ・ワークスからMotoGPに出場する事が確定している。
エドワーズが今回ヤマハと交わした契約は1年の延長であり、ヤマハ・ワークスのライダーとして3年目となる来シーズンを、ヤマハの新型800ccマシンで戦う事が決定した。
■リン・ジャービス「エドワーズはヤマハに溶け込んでいる」
本日のバレンシアでの公式発表において、ヤマハ・モーター・レーシングのマネージング・ディレクターであるリン・ジャービス氏は、以下の通りコメントした。
「さらに1年間、コーリンを確保する事ができて大変に嬉しく思います。」とジャービス氏。
「2006年シーズンは彼にとって楽なシーズンだったとは言えませんが、ここ数戦では本来の強さを見せ、MotoGP世界選手権の中でトップクラスの戦いができる事を証明しています。」
「彼はヤマハ・ファミリーの中にしっかりと溶け込んでいますし、彼がヤマハの新型800ccマシンの開発において、バレンティーノと共に重要な役割を果たしてくれる事を私たちは信じています。」
■エドワーズ「今以上のチームメイトとチームは見つからない」
自信に満ちあふれた発言の目立ったプレシーズン時の予想とは異なり、開幕当初からシーズン中盤まで2006年型ヤマハYZR-M1のシャシーまわりの振動問題に苦しめられたコーリン・エドワーズだが、日本GP翌日のテストでは完全に調子を取り戻し、前回のエストリルでヤマハに高く貢献する走りを見せた。
ヤマハ・ファミリーの一員としての高い評価を得る事に成功したエドワーズは、今回の契約以上に嬉しい事はないとコメントしている。
「来年もヤマハに残れる事以上に嬉しい事などありません。」とエドワーズ。
「本来自分が達成すべき結果を、今シーズンに得られなかった事は隠しようのない事実ですが、ここ数戦で流れは好転し始めたと思いますので、バレンシアを高い成績で終えたいです。」
「今以上のチームメイトとチームなんて見つかりませんからね。ヤマハに残れて本当に嬉しく思いますし、新しいバイクで仕事を始められるのが今から楽しみでなりませんよ!」
■ダビデ・ブリビオ「来期は優れたパッケージを提供できる」
現キャメル・ヤマハのチーム監督であるダビデ・ブリビオは、エドワーズの今期が苦しい結果に終わったからこそ、彼との来期契約が成立した事を特別に嬉しく思うと語った。
「コーリンとバレンティーノの良きパートナーシップが、現在のチームの最大の武器でしょうね。」とブリビオ監督。
「今シーズン中のコーリンは、様々な理由により本来の実力を発揮する事ができなかったと思います。だからこそ、来年も再び彼と共に仕事ができる事を特に嬉しく思う次第です。」
「来期こそ、彼がトップクラスで戦える優れたパッケージを提供できる事は間違いありません。コーリンとの仕事は楽しさに満ちあふれており、来年もそれが続けられる事は大変な幸せです。」
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