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2006年10月26日
コニカミノルタ・ホンダからの離脱を先日発表したばかりの玉田誠選手の来期のシートが早くも決定した。玉田誠選手の移籍先は、ヨーロッパでの噂通りTECH3ヤマハだ。
■玉田誠選手のTECH3入りが正式に決定
TECH3ヤマハおよびダンロップは、先日コニカミノルタ・ホンダからの離脱を発表した玉田誠選手との2007年シーズンに向けての契約が完了した事を、本日10月26日に正式発表した。
この発表により、玉田誠選手が来期はダンロップタイヤを履くヤマハの新型800ccマシンで、MotoGPに参戦する事が確定している。玉田選手がダンロップタイヤを履くのは、全日本スーパーバイク選手権への出場以来の事だ。
■ポンシャラル監督「挑戦はさらに面白くなる」
今回の契約発表の中で、玉田誠選手の獲得に向けて高い意欲を示していたTECH3のオーナーであるエルベ・ポンシャラル監督は、MotoGPでの高い実績を持つ玉田選手のダンロップタイヤ開発プロジェクトへの参画を心から歓迎するコメントを残している。
「玉田誠選手を迎える事ができて本当に嬉しく思います。」とポンシャラル。
「彼はグランプリでの2回の優勝と5回の表彰台という実績により、MotoGPの世界で高い能力を証明した素晴らしいライダーです。」
「私たちは、今後も続くダンロップの開発に玉田選手が貢献する事で、さらなる発展が得られる事を確信しています。この挑戦は、ヤマハの新型800ccマシンへのフル・サポートをヤマハから得られる事で、さらに面白くなる筈です。」
■玉田誠選手「ポルトガルでダンロップの開発状況が分かった」
2003年からブリヂストンタイヤを履くホンダのマシンでMotoGPにデビューを飾った玉田誠選手は、来期の2007年からは、ダンロップを履くヤマハのバイクで新しい挑戦を開始する。ダンロップを履くのは全日本以来だと玉田選手は語る。
「またダンロップタイヤを履くことになり嬉しいです。全日本のスーパーバイク時代にはダンロップのいい思い出がありますからね。」と玉田選手。
「TECH3ヤマハ・ダンロップ・プロジェクトからのオファーを受けて、今はそれに挑戦できる事にわくわくしています。」
「最近のポルトガルのレースでカルロス・チェカとの接近戦があり、間近で現在のダンロップタイヤの開発状況を理解できたんです。」
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