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2006年10月19日
現在はホンダLCRのライダーであるケーシー・ストーナーのドゥカティーへの移籍が正式に決定した。
ドゥカティー・コルセは、ケーシー・ストーナーとのMotoGP2007年シーズンに向けての契約を完了した事を、10月19日に公式発表した。これにより、ドゥカティー・デスモセディチGP7(800cc)マシンの2台目は、セテ・ジベルナウではなくケーシー・ストーナーのものとなり、ドゥカティーが来期のMotoGP800ccクラスを、ロリス・カピロッシとケーシー・ストーナーのラインナップで戦う事が確定している。
■ケーシー・ストーナー「自分の将来を考えての行動」
以前からワークスチームとサテライトチームのマシンの違いを口にする事が多かったケーシー・ストーナーだが、彼がとった解決策はドゥカティー・ワークスへの移籍だった。
「来期はドゥカティー・マルボロ・チームで走るチャンスを手にする事ができて、とても嬉しく思います。」とストーナー。
「ドゥカティーはここ数年で飛躍的な進歩を遂げていますので、800ccクラスでも素晴らしい結果が出せると思います。」
「ロリス・カピロッシのチームメイトになれるのは、自分にとって非常に幸運な事です。自分がレースを始める前から彼の活躍を見てきましたから、彼と同じチームで同じバイクに乗れるのは本当に光栄です。」
「最後に、ルーチョ・チェッキネロに感謝の言葉を贈りたいと思います。一緒に何年も頑張ってきましたが、ワークスチームで走る事が自分の将来にとって優先すべき事だと考えました。」
■クラウディオ・ドメニカリ「セテには難しいシーズンだった」
ドゥカティー・コルセのCEOであり、ドゥカティーの製品開発責任者でもあるクラウディオ・ドメニカリは、今回のストーナーの移籍発表に際し、以下のコメントを発表している。
「新しいメンバーを私たちのファミリーに迎える事はいつでも喜ばしい事ですが、去っていく誰かに別れを告げるのは、常に辛いものです。」とドメニカリ。
「シーズン終盤の現在、私たちは大変に満足していますが、その一方で、セテにとっては大変に難しいシーズンだったと言えるでしょう。彼の献身的な努力や才能にもかかわらず、いくつかの問題により彼は期待通りの成績を残す事ができませんでした。」
「私たちは、彼の努力とプロ意識に対して深く感謝を述べると共に、今後の彼の活躍を願っています。」
「ケーシーをドゥカティーに迎える事ができて大変に嬉しく思います。彼は才能溢れる有望なライダーであり、信念に溢れています。」
「私たちとロリスの経験が、彼に役立つ事は間違いありません。彼はすぐに私たちのバイクを理解し、GP7の成長と共に、開発を通して彼の経験も豊富になる事でしょう。」
「彼の熱意とアグレッシブなライディング・スタイルがあれば、ケーシーは私たちのファンにドゥカティー・スピリッツを見せつけて、絶大なる感動を与える筈です。」
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