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2006年10月17日
JiR(ジャパン・イタリア・レーシング)が、今期を含む過去2年間と同様に、来期もコニカミノルタおよびホンダとの提携関係を継続する事を10月17日に明らかにした。
■JiRは来期もコニカミノルタ・ホンダ・チーム
JiRは、来期の2007年の800ccクラスにも、コニカミノルタ・ホンダ・チームとして参戦する事を公式に発表した。
JiRをレーシング部隊とするコニカミノルタ・ホンダ・チームは2005年に結成され、スポーツと商業分野の融合という、他のチームにはあまりない独特の理念を持つ。チームの冠スポンサーであるコニカミノルタホールディングス株式会社(KONICA MINOLTA HOLDINGS, INC.)は、自社の企業ブランドを世界に広める上で、MotoGPは非常に重要な舞台であるとの考えを常に示している事でも知られている。
■コニカミノルタ社「MotoGP参入における当初の目的は達成」
コニカミノルタホールディングスは2年間のMotoGPでの活動を経て、当初の目標として掲げていた新規分野への企業ブランドの浸透を狙うという目標は達成したと考えている。具体的には、MotoGPを通して得られる各国のニーズを把握し、それぞれに異なる広報活動の方向や可能性を探る事が当初の目的だった。
■今後の目標は好成績とブランド・イメージの融合
2年間の経験によりさらに高まる同社の熱意は、2007年のスポーツ活動におけるさらなる躍進を、日本の本部に確信させるのには十分なものだったようだ。同社は2007年に向けて、人気スポーツの中での好成績と、その結果による企業イメージの向上という、2つ目標を新たに掲げている。
■モンティロン「ライダーの決定はバレンシア翌週」
今回のコニカミノルタ・ホンダとの提携延長に際し、JiRの責任者であるジャンルカ・モンティロンは、以下のコメントを発表している。
「コニカミノルタ社とホンダが、改めて私のチームへの信頼を表明してくださった事は、大変に嬉しく、また非常に満足のいくものです。」とモンティロン。
「これにより、私たちのプロジェクトは第2フェーズに入ろうとしています。間違いなく、今回の私たちの目標の1つは、普段から私たちが目指しているスポーツの分野における高成績の獲得であり、チームの努力は常にそこに向けられるでしょう。その努力が、MotoGPの分野におけるコニカミノルタ社の投資につながります。」
「チームの努力により、日本の多国籍企業が掲げた市場の国際化という目標を達成する事ができました。自身の顧客のみではなく、企業や個人の専門家たちといった広い範囲での直接的な対話の機会が、新分野の中で今後も増える事でしょう。」
「チームは2007年も、冠スポンサーとの提携を続けます。ライダーに関しての決定はまだ行われていませんが、最終戦の翌週にはお伝えできると思います。」
JiRはすでに多くの現在のスポンサーと将来に向けての関係を確立しており、来期に向けての準備は11月から開始する予定だ。また、JiRは各スポンサーとの商業面における提携も強化していくという。
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