|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
2006年10月14日
ヤマハから来期のSBKに出場する事になったトロイ・コーサーが、10月12日にヤマハ・モーター・イタリアの本社を訪れた。
■赤いコーサー
今期まで所属していたアルスター・スズキのチームカラーである黄色を身にまとう事が多かったコーサーだが、今回は既にヤマハ・イタリアのチームカラーである赤と黒の上着に身を包んでいる。
SBKの年間タイトルを2回獲得し、2007年シーズンをヤマハのYZF-R1に乗って戦う事になった人気の高いライダーであるトロイ・コーサーは、初めて所属するメーカーとなるヤマハ・モーター・イタリアの社員から熱烈な歓迎を受けたようだ。
■熱烈な歓迎ぶりに感動するコーサー
この日の午前中、コーサーはヤマハ・モーター・イタリアに到着すると、まず最初に早川茂男社長の歓迎を受け、その後はコーサーを待ちかまえていた多くの社員に囲まれている。社員たちと一緒に記念の写真撮影に加わったコーサーは、あまりの熱烈な歓迎ぶりに感動を覚えたという。
早川社長は、「トロイ・コーサーを私たちのファミリーの中に迎え入れられたのは大変に光栄な事です。彼の偉大さを知らない人などいませんが、私は以前から彼の誠実さと熱意を個人的に尊敬しています。2007年の私たちのライダーはトロイ・コーサーと芳賀紀行という最強ラインナップですから、狙うべき目標は最も高い所です。」とコメントしている。
■午後には研究開発部門とレース部門を訪問
午後にコーサーは研究開発部門を訪れた後、来期から彼が所属する事になるSBKヤマハ・モーター・イタリア・チームの本部、同社のレース部門で歓迎を受けた。この場でコーサーはチームの技術者により身体の寸法を測られ、来期のバイクのポジション調整に必要な数値を記録されたようだ。
コーサーの初のYZF-R1デビューは、10月24日と25日にイタリアのムジェロ・サーキットで行われる冬季テストに向けての事前テストだ。SBKの本格的な来期に向けての冬季テスト1回目は、11月14日と15日にバレンシアで開催される。
■コーサー「感謝の気持ちを結果で示したい」
ヤマハ・モーター・イタリアでの熱烈な歓迎を受けたトロイ・コーサーは、以下のコメントを発表している。
「ヤマハ・モーター・イタリアの社長や全てのスタッフとお会いできで本当に光栄です。」とコーサー。
「ものすごく熱狂的な歓迎を受けて本当に驚きました。また、ヤマハ・モーター・イタリアはただのインポーター(輸入業)ではなく、真のファクトリー(製造業)である事を研究開発部門を見学して理解し、大変に嬉しく思いました。」
「どの部門に行ってもいきなり歓迎されるので、なんだか自分が既に彼らのメンバーの一人であるように思えてきました。今回お会いした方々の事を決して忘れません。」
「この感謝の気持ちを近いうちに結果で示したいと思います。」
|
|
|
|
|
|
|
|
|