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ホプキンス「狙うはランキング6位と表彰台」
インテリマーク編集部
2006年10月10日

今期は自身のMotoGP経歴で初となる表彰台を獲得できると信じていたリズラ・スズキのジョン・ホプキンスだが、2006年シーズンは残すところ今週末のポルトガルGPを含むあと2レースとなった。
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■今週末にはどうしても表彰台に乗りたいホプキンス

ジョン・ホプキンスの現在までのレース最高位は上海とカタルーニャで獲得した4位だ。リズラ・スズキにとって今期初の表彰台は、チームメイトのクリス・バーミューレンが先日のオーストラリアGPで2位を獲得しており、ホプキンスは完全に先を超されている。
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MotoGPルーキーのチームメイトが先に表彰台に乗るのを見て大きく落ち込む反面、「今シーズンを最後まで激しく攻めまくりたい」とさらに表彰台への執念を強めるホプキンスに残された今期中のチャンスは、今週末のポルトガルと最終戦のバレンシアだけになった。心に余裕を持って最終戦に臨みたいホプキンスは、どうしても今週末に表彰台を獲得しておきたいところだろう。

■エストリルの天候がバーミューレンの味方に?

今期は初めてのサーキットが多く、その場合にはレースウイークを通して毎回マイペースでコースの学習を続けるクリス・バーミューレンだが、今週末のエストリルの4.1kmのロングコースも例外ではない。エストリルでも彼は週末を通して地道にペースを上げてくる事が予想される。
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他のライダーが極端にペースを落とすような劣悪な路面条件でも、バーミューレンだけは調子を崩さない事が多い。豪雨のトルコや高温路面のアメリカでポールポジションを獲得したように、悪条件になると不思議な強さを発揮する彼が、予測不可能と言われるエストリルの天候を味方につける可能性は十分にある。

■ホプキンス「目標はランキング6位と初表彰台」

ランキング9位につけるホプキンスの年間ポイントは101であり、ランキング6位のケーシー・ストーナー(119pt)とは18ポイント差、7位のケニー・ロバーツ・ジュニア(110pt)とは9ポイント差、8位のコーリン・エドワーズ(104pt)とは僅かに3ポイント差だ。

ホプキンスは、残りの2レースで好成績を残し、シーズン終了までにランキングを最高6位まで上げる事を目標としたいとコメントしている。
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「エストリルはとても好きなサーキットですよ。去年はいい走りができていたのに転倒リタイアに終わって残念でしたけどね。」とホプキンス

「残りの2レースでいい結果を出せば、年間ランキングをあと2つか3つは上げられると思います。最終的にランキング6位か7位になれれば嬉しいし、それが今の主な目標です。」

「ただ、個人的には今でも初表彰台ばかりにどうしても目がいきます。シーズンの終わりまでになんとか獲得したいですね!」

■バーミューレン「気象条件はだいたい予想がつく」

ホーム・レースとなったオーストラリアGPでは2位表彰台を獲得し、前回までの3連戦を通してマシンについての理解がより深まったとするクリス・バーミューレンは、初めてのポルトガルで現在までの自身の成長をレース結果に反映したいと語る。

「前回までの3連戦中に、バイクについてより多く学べたと思いますので、今週末のエストリルでその成果を結果に反映したいです。」とバーミューレン
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「今回も初めてのコースですが、どんな感じの気象条件かはだいたい想像がつきます。」

「ドライ路面で走行できる時間はできるだけ長い方がいいです。サーキットを学習したいし、自分が日曜日のレースでどのくらい戦えるか確かめておきたいですからね。」


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