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2006年9月28日
イタリアのロードレースサイトであるracingworld.itは9月27日に、来期のMotoGPクラスにおける日本人ライダーの去就に関して、興味深い記事を掲載している。
■中野選手は来期コニカミノルタ・ホンダに移籍?
racingworld.itによれば、現在カワサキの中野真矢選手はJiR(コニカミノルタ・ホンダ)とグレッシーニ・チーム(フォルツナ・ホンダ)からオファーを受けており、来期はコニカミノルタ・ホンダに移籍する可能性がより高まったというのだ。
また、現在のコニカミノルタ・ホンダ・チームのライダーであり、2005年からミシュラン・タイヤにスイッチして以降、満足のいく成績が残せていない玉田誠選手については、来期はSBKにカテゴリを変更し、クラフィ・ホンダ・チームでアレックス・バロスのチームメイトとして活動する準備がありそうだと同記事は述べている。
■タイヤはブリヂストン?
さらに興味深い内容としては、中野選手がコニカミノルタ・ホンダに移籍する場合、JiRの責任者であるジャンルカ・モンティロンにとっては皮肉な話ではあるが、タイヤはミシュランではなくブリヂストンに戻るという。
■カワサキの後任はセテ・ジベルナウか
この際、問題となるのがカワサキの後任ライダーだが、現在の最有力候補は、今期はカタルーニャで大怪我を負い、有望なドゥカティーでのシーズンを棒に振ったセテ・ジベルナウだとして、racingworld.itは記事を締めくくっている。
■カワサキのスポークスマンは来期の中野選手獲得に自信
上記の噂がヨーロッパで取りざたされる一方で、9月24日に英国のロードレースサイトであるcrash.netが伝えるところによると、カワサキのスポークスマンは、中野選手との交渉は進んでおり、近い将来に2007年ライダー・ラインナップを公表したいと述べているらしい。
どの噂が最終的に現実となるかは現在のところ予測がつかないが、少なくとも、中野選手周辺の来期の動きが活発である事は間違いなさそうだ。
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