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日本GP決勝 玉田選手「日本で不調を克服できないのは最悪」
インテリマーク編集部
2006年9月24日

玉田誠選手は、18番グリッドからスタートしたもてぎでのホーム・グランプリを10位で終えている。日本GPを含むこれまでの3連戦で、今期全体の不調を取り返したかったコニカミノルタ・ホンダチームと玉田選手の落胆ぶりは大きい。
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オープニング・ラップは好調にスタートを切り、一列に並ぶ全ライダーの真ん中付近まで順位を挽回した玉田選手だったが、10周をすぎた頃にリアタイアの振動が発生して、そ以上の追い上げはできなくなっている。

■モンティロン「現実を受け止めるしかない」

コニカミノルタ・ホンダのチーム責任者であるジャンルカ・モンティロンは、もてぎでの予想を大きく外れるレース結果を受け、現実を受け止めて残りのレースに全力をつくすのみと語った。
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「後方のグリッドからスタートするレースは簡単ではありません。」とモンティロン

「序盤のマコトはいい走りでしたが、その後は最後まで11番手を走行して前のライダーとの差を一定に保つのみでした。前日までのプラクティス・セッションに比べて僅かに前進はありましたが、今回の目標からはほど遠い結果です。」
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「マコトは10ラップをすぎた時点でリアの振動に悩まされ、ラップタイムを上げられなくなりました。」

「今週はもっと高い結果を期待していました。今回の現実をしっかり受け止めて、残りの2レースでベストをつくすしかありません。」

■玉田選手「日本でも悪い状況を克服できなかったのが悲しい」

不調の続く今シーズンの中で最も期待した日本GPを10位に終えた玉田選手にとって、ホームでも難しいシーズンを解決する糸口をつかめなかった事が最大のショックだったようだ。

「今回のホームレースの結果は本当に残念です。」と玉田選手
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「しっかり戦えたのは、順位をいくつか挽回できたレース序盤とスタートだけでした。 バイクの感触は昨日よりも良くなりましたが、トップ集団に入るのに十分なコーナリング・スピードは得られていません。」

「レースがこんな結果に終わり本当に悲しいです。一番最悪なのは、いまだにこの状況を克服する手だてが見つかっていない事です。」

■ベルナルデッレ「日本でもシーズンを通しての問題に悩まされた」

コニカミノルタ・ホンダチームの技術責任者であるジュリオ・ベルナルデッレは、午前中のウォームアップで玉田選手はいい走りを見せたが、マシン自体は大きく改善が進まなかったとコメントしている。
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「今日は昨日の予選で使ったマシンのセッティングに、何点か小さな変更を加えています。」とベルナルデッレ

「マコトは朝のウォームアップではいいペースで走って見せましたが、技術的な観点から言えば、マシンに大きな改善ができていた訳ではありません。」

「今回の不調も、今年ずっと解決できていない同じ問題が原因です。バイクに好感触が得られず、それがマコトに攻めの走りをできなくしているんです。」


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