日本GP予選　コニカミノルタ「ホームの雰囲気が力になる事を望む」 ２００６年９月２３日 日本GP初日はレースタイヤで６番手付近のタイムを記録していたコニカミノルタ・ホンダチームと玉田誠選手だが、チーム責任者のジャンルカ・モンティロンが前日に避けたがっていた内容が、予選で現実のものとなってしまったようだ。 ■モンティロン「ホームの雰囲気が玉田選手の力になって欲しい」 玉田選手は午前中のフリー・プラクティスからこの日は調子を上げる事ができておらず、得意とするコースのもてぎで昨年の予選タイムを下回る1分48秒426を記録し、明日の決勝レースは６列目の１８番グリッドからスタートする事になった。 この結果をコニカミノルタ・ホンダチームの責任者であるジャンルカ・モンティロンは「最悪の予選」と述べ、翌日午前のウォームアップで玉田選手が調子を取り戻す事を望むとコメントしている。 「今日はシーズンの中でも最悪の予選結果を見る事になりました。」とモンティロン。 「今回もミシュランの予選タイヤを有効に活用する事ができませんでした。マコトは2005年の予選で４番グリッドを獲得した時よりも約1.3秒タイムを落としています。」 「私たちはいまだに最悪な状態の中にいます。全く自分たちの力が発揮できていません。いずれにしても、毎日最大限の努力を続けてくれているチームの全てのメンバーに対しては感謝をしなければいけません。」 「今回の結果が玉田選手にとっていい方向への刺激となり、明日の朝から事態を好転させてくれる事を期待します。ホームの明るい雰囲気が彼の力になる事を望みます。」 ■地元での不調に落ち込む玉田選手 初日と異なり、午前のフリー走行と午後の予選を通して全く思い通りに走る事ができなかったという玉田選手は、翌日午前のウォームアップに向けてメカニックたちと相談するとコメントしている。 「今日は全くうまくいかない日でした。」と玉田選手。 「午前中からリアのグリップがあまり得られていません。ここではいい走りがしたかったので本当に落ち込んでいます。午後は予想よりも温度が下がってしまい、これも悪い結果につながっていると思います。」 「これからエンジニアたちと相談して、明日の朝までにどうやって調子を上げられるか検討したいと思います。」