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2006年9月23日
レプソル・ホンダ・チームとHRCが、ニッキー・ヘイデンとの契約を2年間延長した事を、MotoGP日本グランプリの初日である9月22日に発表した。
■2008年までホンダ・ワークスで走る事が決定したヘイデン
ホンダとレプソルYPFは、ニッキー・ヘイデンが来期もレプソル・ホンダ・チームに所属する事と、今後2年間もHRCのライダーとしてMotoGPに参戦する事への契約書にサインした事を公式に明らかにした。
今年25歳のニッキー・ヘイデンが、ホンダ・ワークス・チームとの契約を開始したのは、ヘイデンがMotoGPにデビューした2003年の事であり、少なくとも2008年までの6年間をニッキー・ヘイデンはホンダ・ワークスのライダーとして過ごす事になる。
■2007年もペドロサとのペアは確実
この発表により、来期もレプソル・ホンダ・チームは、ニッキー・ヘイデンとダニ・ペドロサの2名のラインナップとなる事が確実となった。これは、この若き才能溢れる2名のライダーが、ホンダ・ワークスの次期800ccマシンで2007年も戦う事を意味する。
■ヘイデン「チャンピオンを獲得してホンダに報いたい」
今回の契約更新の発表を受けて、現在のMotoGPクラスのポイントリーダーであるニッキー・ヘイデンは、以下の通りコメントしている。
「HRCのファクトリー・チームでさらに2年もMotoGPで走れる事は光栄です。これ以上に素晴らしい事はありませんので、非常に興奮していますし、嬉しく思います。」とヘイデン。
「全ての条件が揃ってから合意に達する事ができて本当に満足です。またHRCと一緒に仕事ができる事を嬉しく思います。」
「今年は自分にとって大きな進歩のあった年でした。まだ自分は成長過程だと思いますので、今は何も変えたくありません。このまま学習と成長を続けて、今の勢いを来年にそのまま持ち越したいです。」
「今のチームには大変に満足しています。みんなで触発しながら、一緒にうまく働いています。何年間も自分はホンダの人間になっていますし、彼らが自分をMotoGPの世界に導いてくれました。チャンピオンを獲得する事で、彼らに報いたいと思っています。」
■石井総監督「800cc時代に突入する上で必要な関係」
ニッキー・ヘイデンの契約更新に際し、HRCの石井勉総監督は以下のコメントを発表した。
「ホンダとHRCはニッキーがレプソル・ホンダ・チームに今後2年間残る事を大変に嬉しく思っています。」と石井総監督。
「ニッキーはこれまで4シーズンを私たちと一緒に過ごしてきました。この間、彼は常に成長を続けており、特に今年の成績は素晴らしく、世界選手権を長期に渡りリードし続けています。」
「現在のチームの士気は極めて高く、今シーズンのニッキーとダニ・ペドロサとは明るい関係を築き上げてきました。」
「MotoGPが新しい800ccの時代に突入するこれからに向けて、レプソル・ホンダチームは今の強固な関係を楽しむ姿勢が重要です。これはライダーのラインナップだけではなく、パートナーとの関係についても同じ事が言えます。」
■レプソルYPF ゼネラル・マネージャーのコメント
レプソルYPFのゼネラル・マネージャーであるJaume Giro氏は、今回のニッキー・ヘイデンとの契約延長を歓迎する以下の公式コメントを発表している。
「MotoGP界におけるニッキーの経験とダニ・ペドロサの成長により、レプソル・ホンダ・チームは再び世界選手権において最強のチームとなりました。」とGiro氏。
「最高峰クラスで最高の2名のライダーを獲得する事は、常にレプソルが目標として掲げている事です。」
「来るシーズン、バイクは新しく800ccになりますが、この新しい挑戦に向けても、これらのライダーや技術者たちによって、成功は高いレベルで保証される事でしょう。」
「ニッキー・ヘイデンとの契約をこの先2年間延長するという事実は、今後MotoGPでの勝利を継続するという事に他なりません。大変に満足できる事です。」
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