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2006年9月22日
玉田誠選手は、一昨年は優勝、昨年は3位表彰台を獲得した地元日本のツインリンクもてぎに戻り、初日2回のフリー・セッションを終えた。コニカミノルタ・ホンダチームは、期待をかける3連戦の最後となった日本のレースでの、玉田選手の走りに高い期待を寄せている。
■レースタイヤでのマシンの仕上がりに自信
玉田選手は、思い出深いツインリンクもてぎでの1日目を、初日総合12番手タイムとなる1分48秒160で終えたが、他のライダーが予選タイヤを装着するまではタイムシート上の6番手タイムにつけており、日曜日の決勝レースに向けてのマシンの仕上がりに問題はないようだ。
■モンティロン「唯一の心配は予選の順位」
コニカミノルタ・ホンダのチーム責任者であるジャンルカ・モンティロンは、レースタイヤでの玉田選手の仕上がりには満足しており、日曜日のレースにも自信があるとコメントしている。モンティロンの唯一の心配は、今期の玉田選手が苦戦している2日目の予選だ。
「他が予選タイヤを使用している中での順位にあまり意味はありません。」とモンティロン。
「マコトはセッション残り何分かの時には6番手につけていましたので、今日の2時間の作業の成果は見られました。明日のプラクティスでは、もっとマシンのバランスが改善できると思いますよ。さらに次はタイヤ選びを完璧にしないといけませんね。」
「もてぎは強い意志と体力が要求されるサーキットですから、マコトが最高のレベルで日曜日の24周を走り切れるように全てを整えておく事が大切になります。日本GPは私たちのライダーのホームですから本当に重要なレースですよ。」
「明日は予選でいい結果が欲しいところです。日曜日に向けての自信はありますので、トップ集団に追いつくまでの余分な努力は避けたいですからね。」
■玉田選手「問題は全て解消できた」
今期はマシンの調子が良くなると、根本的なセッティング上の問題が再発するという事の繰り返しに悩んでいた玉田誠選手だが、もてぎでの初日を終えて、今までの問題は完全に解消できたとする自信あるコメントを、今回の玉田選手は残している。日曜日に向けてのタイヤ選びに専念する時間も初日から十分に取れた様子だ。
「今朝のセッションは新しいフロントタイヤを使って始めましたので、ハンドリングの改善状況を確認する前にいくつかセッティングの変更が必要になりました。」と玉田選手。
「午後には全ての問題が完璧に解消できましたので、日曜日のレースに向けてのタイヤ選びも始めています。」
「今日中に問題の解決ができたおかげで、コーナリング時のペースはすでに良くなりました。明日はさらに大幅な改善がしたいと思っています。」
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