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オーストラリアGP決勝 玉田選手「ザクセンリンクに次ぐ不運」 |
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2006年9月20日
コニカミノルタ・ホンダの玉田誠選手は、フィリップ・アイランドでのオーストラリアGPを初日の金曜日は総合11番手、予選は11位、決勝レースを10位で終えている。
今期はシーズンの途中でミシュランタイヤにあわせたライディング・フォームに改造し、ドイツGPで見せたあのトップ集団での争いをシーズン後半には再現してくれるだろうとチームを期待させている玉田選手だが、ついに日本GP直前のフィリップ・アイランドまで高い順位を決勝レースで残す事ができなかった。
日本GPでは2004年の優勝と2005年の3位表彰台に続き、今年も表彰台獲得を狙いたい玉田選手を待ち受けるのは、現在の天気予報によれば雨のもてぎだ。
■日本GPの結果がチームの将来を決定づける
コニカミノルタ・ホンダのチーム責任者であるジャン・ルカ・モンティロンは、フィリップ・アイランドでの10位の結果を受け、以下の通りコメントしている。
「マコトが(白旗ルールにより)ピットインした時は12番手でした。コースに戻った時には14位に順位を落としましたが、これはレインタイヤに玉田選手が身体を慣らす必要があったからです。」とモンティロン。
「一度リズムがつかめてからは順位を上げて、最終的には10位でした。マコトは午前のウォームアップで速く走れる状態になっていましたから、ドライになって欲しかったですね。気象条件のせいでチャンスを逃したと思います。」
「次戦のマコトのホームGPでの結果が、チームの将来に良い方向性を決定づけてくれる事を願わずにはいられません。」
■玉田選手「ザクセンリンクに続く2度目の不運」
玉田誠選手はオーストラリアでのレース後、午前中は速いペースで走れるようになり、自信を持って臨んだフィリップ・アイランドの午後のレースが雨になった事について、レース序盤にトップ5以内を走行していながら他のライダーに追突されて負傷したザクセンリンクに次ぐ不運だと語る。
「午前のウォームアップからからトップ集団と同じ速いペースで走れる感じになっていたので、本当にドライで走りたかったです。」と玉田選手。
「自分にとって、これはザクセンリンクに続く今年2度目の不運です。ウェットセッティングのスペアバイクはあまり調子のいい状態ではなく、サスペンションが固すぎました。走り始めて数周は全くグリップが得られず、そのときにトップ集団からの差を大きく広げる事になりました。しばらくしてグリップは良くなりましたが、その時はすでに遅すぎましたね。」
「ホームレースのもてぎでは、今回の分も取り返せるように、自分の力を最大限にまで発揮したいです。」
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