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2006年9月17日
シリーズ第14戦オーストラリアGPの決勝レースは17日、フィリップアイランドで行われ、ポイントリーダーのアルバロ・バウティスタが優勝。初タイトルを獲得した。
気温22度。路面温度30度のドライコンディションの中、オープニングラップに多重クラッシュが発生したために、赤旗中断となり、前戦マレーシアGP同様に周回数が短縮された。
23ラップから15ラップに変更された再レースは、2番グリッドのバウティスタがオープニングラップを制すと、ライバルたちとのアドバンテージを徐々に広げ、最後は3.242秒差でフィニッシュ。後半戦3連勝で1995年の青木治親以来となるシーズン7勝目を達成し、アプリリアにフィリップアイランド初勝利をもたらした。
シーズン4度目のポールポジションからスタートしたミカ・カリオは、4人による2位争いを展開。僅少差で制し、マティア・パッシーニ、トーマス・ルティ、フリアン・シモンが続いた。
オープニングでパッシーニと接触転倒したルーカス・ペセックは6位争いに競り勝ち、ラファエレ・デ・ロサ、ファブリツィオ・ライ、ガボール・タルマクシ、ジョアン・オリベがトップ10入りした。
13番グリッドの小山知良は12位でフィニッシュ。多重クラッシュに巻き込まれた負傷代役参戦の葛原大陽は25番手だった。
チャンピオンシップは、バウティスタが280ポイントに到達。カリオに79ポイント差をつけ、3戦を残して、タイトル獲得を決めた。
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