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2006年9月17日
ダンロップタイヤを履くTECH3のカルロス・チェカは、オーストラリアGP2日目午前のフリー・プラクティス3では、並み居る強豪ライダーを抑えてトップタイムをマークしている。
チェカが好調にダンロップタイヤの性能向上をアピールする一方、同じくダンロップタイヤを履くプラマック・ダンティーン・チームの2名のライダーは、タイヤを不満とするコメントを、今回の予選後に残している。
ちなみに、TECH3のチェカのチームメイトであるジェームス・エリソンは、プラマック・ダンティーンの2名のライダーに前後を挟まれる形で18番グリッドが確定している事からも分かる通り、カルロス・チェカのダンロップ・タイヤでのパフォーマンスは、残る3名のダンロップ・ユーザーと比較して突出した成績を残す傾向が強くなってきている。
■ホフマン「予選タイヤが1周持たない」
プラマック・ダンティーン・チームのアレックス・ホフマンは、フィリップ・アイランドでの予選を17位で終えた後、予選タイヤの耐久性について不満を述べている。
「全く満足できません。」とホフマン。
「ダンロップの予選タイヤは最初1ラップ目を走りきる前に終わりました。そのせいで全くプッシュができず、タイムが上げられませんでした。」
「今日の午後の自己ベストタイムは、ほとんど午前中のレースタイヤの時と変わっていませんし、決勝グリッドはそのまま確定してしまいました。」
「それは置いておくとして、レースに向けてのペースは安定していますし、バトルやポイント獲得への準備はもうできています。」
「いくつか問題を抱えてはいましたが今日はいい仕事ができました。明日のレースではいいスタートが切れるように集中するつもりです。」
■カルドソ「全てのタイヤに問題があった」
ホフマンのチームメイトのホセ・ルイス・カルドソは、全てのタイヤに問題があったと憤慨気味だ。カルドソは、明日の決勝を7列目の最後尾からスタートする事が決まっている。
「午前中のラップタイムと違って、午後はストップウォッチを止める事ができなくなりました。理由は良くわかりません。」とカルドソ。
「自分たちのすべてのタイヤに問題があったので不機嫌です。レースタイヤと予選タイヤの両方ですから。」
「他の多くのライダーに完全に取り残されました。バイクがどこでも滑るので、全然思い通りに加速ができません。」
「明日はたくさんの運に恵まれる事を祈ります。」
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