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ロバーツ・ジュニア「ドゥカティー勢はレースでは無茶苦茶速い」 |
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2006年9月16日
チーム・ロバーツのケニー・ロバーツ・ジュニアは、フィリップ・アイランドの予選を4番手タイムの1分29秒662で終え、決勝の2列目スタートという好位置をキープする事に成功した。チーム・ロバーツの予選上位進出は、もはや珍しくなくなったと言っても過言ではない。
■シニア「ニッキーに追われたくなかった」
チームロバーツのオーナーであるケニー・ロバーツ・シニアは、ニッキーを追う戦略をとるつもりが、逆に追われてしまったとコメントしている。また、自分たちが余計な自信をつける前に、レースでいい結果が残せるようになりたいとも述べた。
「秘訣はニッキーを追う事であって、ニッキーに追われる事ではないんです。風よけになってくれる上に引っ張ってもらえますからね。」とロバーツ・シニア。
「今日のケニーの単独でのタイムには感心しましたが、レースについては、まだ絶対の安心感が持てません。前回のサーキットよりはこっちの方が得意なんですけどね。」
「余計な自信を持つ前に、レースでいい結果を残せるようになる必要があります。」
■ジュニア「カピロッシとセテはレースでは無茶苦茶速い」
ドゥカティー勢の不調で予選はスムーズにいったとケニー・ロバーツ・ジュニアは感じているようだが、レースでのカピロッシとセテ・ジベルナウの追い上げには注意が必要だとコメントした。
「こんなにいいラップタイムが出ているとは本当に思いませんでした。1列目まであと一歩でしたね。」とロバーツ・ジュニア。
「ずっとリアのグリップ不足に悩まされていて、今日の午前中からいくつかセッティングを変更しています。」
「2回目の予選タイヤの時にはニッキーを追いかけるつもりだったのに、逆に彼は僕を追いかけたかったようですね。」
「今日は自分の走りに驚きました。安定していてスムーズだったんです。まわりにライダーがいなければもっと速く走れたかもしれません。でも、これは予選にすぎませんし、3列目以内なら自分にとってはどこでもいいので、4位はおまけみたいなものでした。」
「少しだけ角度のきついステアリング・ヘッドを午後には使用しましたが、少しタイムが上がり、走りの感触も良くなりました。こことバルセロナが似ているとは誰も考えないでしょうが、これはバルセロナの時の仕様に似ています。」
「明日はスペア・バイクにも同じ事をして、今回グリップ力が少し改善できたショックの調整も施すつもりです。」
「カピロッシとセテが落ち込んでいたので、予選はすんなりでした。でも、彼らはレースタイヤを履けば無茶苦茶速いんですよ。レースはなんだか面白そうです。」
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